2020年5月9日土曜日

米国株始めたばかりで、バリュー高配当投資はやらん…。なぜ人は邪道に堕ちるのか?

ずうっと、前々から疑問に思っていたんですが、
ブログ村でも、SNSでも、
本当に高配当投資が人気なんですよね。


私のブログを読んでくださっている方は、
私の高配当投資についての批判が多いために、
つい高配当銘柄について否定的な風潮が
あたかも世間にあるように感じるかもしれませんが。


企業ブログから個人ブログに至るまで、
どのブログも高配当投資家と、
高配当をおすすめするブログばかりです。


つまりぽすとはむしろ少数派です…。
根強い高配当投資家クラスタたちから怒られるのもしばしば…。
おいこんな弱小ブロガーいじめて楽しいのかよ!


和製バフェット氏曰くは、高配当とタイトルに入れると
大量の読者が取れるからだ、とかおっしゃってましたが…。


これはやっぱりバフェット太郎さんのせいおかげなのでしょうか?
それとも、配当金チャリンチャリンに憧れる人がここまで多いのか。


普通に考えてみて…
「株を始めてみよっかな!」
ってなった時、投資初心者は普通何を買いたがるか。


普通、マイクロソフトやApple、
マクドナルドやコカ・コーラとか、
一般的によく知られているメジャー大型の、
さらに株価が安定して上がっている
グロース株から入ると思うんですけどね?


自分がよっぽど慧眼を持つ人間でもないと思わない限り、
ふつうはよく知られていて、なおかつ今も上がっている銘柄を買うはずです。
これは米国株に限った話ではありませんが。


だって、あなたの周りの人で、
ジョンソン・エンド・ジョンソンやエクソン・モービル、
アルトリア・グループやフィリップ・モリス、
ブリティッシュ・アメリカン・タバコやボーイング、
ゼネラル・エレクトリックやクラフト・ハインツ…。
これら知っている人、いますか?
(どれも米国株ブログおすすめ銘柄ばっかり…)
(しかし、なんかカタカナだと呪文みたいだね)


自慢じゃないですがぽすとは低学歴で低年収で、
ごくごく一般的な無能でゆとり世代。


そんなごくごく一般的なクソ市民では、
少なくともインデックス投資を始めてから1年経って、
さらに米国株ブログ村カテゴリでブログ見るまでは、
とてもじゃないけどこの銘柄群は知りもしませんでしたよ!


「えっ!?クラフト・ハインツも知らないの!?」
「エクソン・モービルは長期で見れば…あっハイテクは暴落します!」
「時代はゼネラル・エレクトリックだろ!?」


みたいに、なんか賢しらぶって、
驚いちゃう人もいるかも知れません。


いやいや、待ってくださいよ!


ふつう、絶対知らないって!!!


私の友人も家族も同僚も上司も、
まっっっったくだれひとり知りませんでしたよ!!


逆にあなたはどこで知りましたか?


ネットか、あるいは個人の投資ブログではありませんでしたか?


ふつうに全世界に認知されているような、
見知った銘柄から株を始めていればよかったのに、
わけのわからん輩に触発されたり、
あるいは変に特徴出したくて、玄人ぶりたくて、
逆張りで微妙な銘柄を買い漁っていませんか?


つまり、変に格好つけようと逆張りで
マイナーなバリュー株なんか買ったりすると、
バリュー株のまま保持して喜んでいるただの変態になってしまう。
そういうことなんですよね。


もちろん、先に上げた銘柄群もある程度の成績のものもありますが、
市井の人間が知っているような大型メジャー株は、
今回の暴落でもそれなりの値動きをしていますし、
また安心感も多少あります。


その時のトレンド銘柄は次第に移り変わっていくのが
株式投資における常識でしょうが、
それが果たして今後もそのとおりになるのか?
私が投資している間にトレンドは本当に移り変わるのか?


その正解を当てることはかなり難しいですが、
少なくとも、マイナー銘柄でテンバガーを狙うとか、
バリュー・高配当・成熟銘柄のリターンに期待するよりかは、
トレンドを追っかけた方が択としては手堅く、
大きなリターンを狙えると私は期待しています。


ただでさえ普通の個別株投資も難しいのに、
わざわざ穿った投資をやろうとするのは理解できません。
大型グロースの順張り投資が普通だと思ってたけど、違うの!?


まあ一応、私の考えとしては、
メジャーだからってとかく買っているだけはちょっと危ない。
初心者とは言え、個別株を分析もせずただ持つのはちょっと怖い。


メジャーな銘柄だっていつマイナーに転落するかわからない以上、
適当に、雑に、インデックス投資を買っていくのが、
やはり株式投資における王道ではないかと考えていますが。


まあハイテクトレンドをおっかけて、
ハイテクレバレッジに投資している以上、
私もわりとバイアスのかかった投資からは逃れられないんですけどね。
(先進国投資の時点でバイアスかかってる件)



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8 件のコメント:

  1. 米国株に限らず、日本人は高配当に憧れる人が多いですよ。
    FXでスワップ生活に憧れて失敗した人も多いでしょう。
    気持ちはすごく分かる。やっぱり計算できるというのが楽なんでしょうね。
    みんな楽がしたい。でも計算通りにはいかない。

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    1. 日本の個別株でもむしろ某桐谷氏のように配当重視で買う人が多い印象ですね。
      企業はまったく配当も株主も大事にしないのにねw

      配当は、かえって資産管理の上では私は計算の邪魔になると思ってます。
      キャッシュとの割合を勝手に捻じ曲げられちゃうし…

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  2. ネットで投資方法を調べると、米国高配当株ばかりが推されているのでそこに流れるのは自然かと思います。
    自分もその一人でしたが、配当という実現益は素直に嬉しかったです。
    今は3倍レバ偏重で1000万弱ホールド中。株クラでは異端でしょうね。

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    1. 本当にスポットライトがあたるのは高配当ばかりですよね。
      私は発信者としてはかなり少数派なので優しくしてもらいたいものです。

      うん、異端ですねww
      一千万はヤバいって!!

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  3. 朝三暮四の諺に描かれている猿たちに似ています。
    目先の高配当を過大評価し、その裏に隠されたリスクを過小評価してしまう投資家は多いですね。

    P&Gのように枯れた企業でも昨年SK-IIの大ヒットで株価が伸びた高配当株も稀にはあります。
    しかし、高配当株集中投資家にとって上がりすぎた株は配当利回りが下がり魅力が落ちたとして買い増し(配当再投資)をストップしたり売却して、より高配当の株(タバコ株など)に乗り換えたり買い増したりする愚行を犯します。
    急上昇されると逆に高所恐怖症になり、早く利食いたいという欲も出ます。
    グロース株を買ったつもりがないので戸惑ってしまうわけです。
    本来なら、業績低迷中の高配当タバコ株を処分し、明らかに業容が好転し株価上昇によって中配当株化したP&Gに資金を集中すべき局面で、高配当株投資家はその出自にとらわれて真逆の行動を取ってしまいます。

    花を切り雑草に水をやる愚行もインデックス投資であれば起こり得ません。
    個別株投資家が悪戦苦闘した後に結局インデックス投資に転向するケースが多いのは自然なことです。
    個別株投資を散々やってみた人こそインデックス投資の良さを実感できます。

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    1. P&Gなどはまさに、低迷配当株から急成長株に変化したマイクロソフトのような道を辿っていっているのかもしれませんね。
      以前ガンプさんなる投資ブロガーが言ってましたが、将来の高配当が見込めるグロース株に投資すれば、インカムとキャピタルを狙えるのでは?と言ってましたし、それこそ高配当投資家の望む未来かと思います。
      投資家には長期的な視点が必要でしょう。

      あるいはその通り、インデックス投資が良いでしょう。
      なぜディフェンシブなVOOなどの配当で満足できないのか。
      やはり長期的な視点がないからでしょうね。

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  4. JAL買ったゴリラですが、ぽすとちゃんの考え方に近いです。GEなんて、かつて存在した変態米国株ブロガーがいなければ知らなかった企業でした。

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    1. 私はJALについても詳しくありませんw
      そもそも、私は一切分析してないですからね。
      GEも一応ダウ銘柄だったんですよねえ、知らんけど…。

      ところでGE坊やさんはGEへの投資比率はクソほど少ないらしいので、あの人こそ捏造記事ブロガーといったほうがいいでしょう。
      なぜこんなことを言うのか?というと、私は彼にまったく同じことを言われたからです。

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