2020年5月26日火曜日

均等リバランスってリスクだけ高い逆張り投資にしか思えないんだけど…

まず最初に言っておくと、私はたかだか投資歴2年半程度であり、
暴落の経験もVIXショックと米中対立ショックと
コロナ/原油ショックのたった3回くらいしかなくて、
狼狽売りも狼狽買いもしたことのない初心者投資家である、
という前提の上お聞きしていただきたい。
(だから自称一流投資家は匿名で怒ってこないでくれよな~頼むよ~。)


いやね、銘柄ごとの比率を予め自分で決めておいて、
例えば一番上昇している銘柄はある時期に売って、
一番下落している銘柄に追加投資するとかいう話。


そういう、時価総額加重平均とかじゃなくて、
ポートフォリオを均等にリバランスするっていう
やり方をしている人を見つけたんですが、
今、ご自分で疑問に思いながらもSPYD買い増ししてましてね。


それ見て、あれって果たして本当に
妥当なやり方なのかなって思っちゃって…。


バフェット太郎さんとかそれやってますよね。
結果的に、ちょっと前、
今の局面でXOMに55万集中投資?したとか。
聞いた話ですが。


ずいぶんリスク高そうな事やってますね。
それ本当に分散投資ですかね?
ほんとにバカでも稼げるのか?


今現在騰っている銘柄を売るまではわかるにしても、
今現在下がっている銘柄を買い増しするって言うのは、
なかなか結構な逆張りですよね。
わりとリスク高そうな気がします。


インデックス投資はキホン時価総額での順張り投資なので、
その畑生まれの私からしたらなかなか納得し難い運用ですね。


まあそもそもインデックス投資って
安定した上昇を求めてするものなので、
もう根本から合わないとも言えますけど。
(だからSlim3均等オールカントリーとか私は嫌いだ)


例えば、私が投資開始したときはたしか65%弱だったかな?
それくらいだったSlim先進国内の米国市場の比率が、
今や70%くらいになってるんですよね。


コレをもって、また別の投資ブロガーの方が、
「インデックス投資って時価総額に遅れて順張り投資するけど、
あれってどうなん?非効率的じゃね?」
とおっしゃってましたが、そもそも先進国指数で言えば、
均等割合で米国比率を上げていなかったら今よりずっと、
米国集中インデックスファンドよりリターン差がついていたはずです。


もしそうではなく、仮に米国が先進国より衰退していた場合では、
均等割合で米国比率が65%だった方が得かもしれませんが、
時価総額加重平均の順張り投資なら遅れて米国比率も65%に近づいていくだろうし、
大きな得はしなくても必ず小さな得は拾っていけそうですよね。


下がっている銘柄に逆張り投資して、
そりゃそれが上がればもっと利益が出る「かもしれない」ですが、
別に騰っている銘柄に順張り投資してもっと騰がってもそれはそれで利益は出ますし、
安定性も高く、つーかだから、もっと騰がる銘柄があればそっちに比率がシフトしていきます。


割高株の保有割合が大きくなる、とかも聞きますが、
割高株が割安株になるときには比率も下がるし、
割高と上昇の違いって、なに…?


というか、そういった加重平均のバブルと比べて、
均等割合だと、下手をすれば、
本来淘汰されるべきクソ銘柄が最後に死ぬまで、
ずっと無限ナンピンする可能性がありますよね。


買っても買っても、延々と下がり続け、
最終的に…ああ、なんという!
結局損切りするときには…ああ!


ソッチのほうがやばくね?
利益がゼロどころかどんどんマイナスになっていくので、
一番避けなくてはならないものですが、
均等リバランスだとありえるんじゃないかなと思います。


そのポートフォリオの構成銘柄が全て右肩上がりかつ、
落ち目の銘柄の上昇>勝ち目の銘柄の上昇という、
理想系ならうまくいくかもしれんが…それありうるんですかね?


それ、すごい難しくない?
特に個人のバイアスがかかった、個別株投資だと…。


PFの時価総額加重平均でない均等割合ってやっぱり、
クソ…いやいや。
めっちゃ難しいやり方なんじゃないですかね。


…でもよく考えてみたら、時価総額のリバランスって
個人じゃできなさそうだな。できるのかな。


めんどくさそうだよね。
インデックスファンドなら大体勝手にやってくれるけどね。
やっぱりインデックス投資がNo.1!



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8 件のコメント:

  1. 今日の絵も良いですね、分からせ系に変換して楽しみます。

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  2. 保有銘柄やセクターETFが全て同じリスクリワード比率(勝率)だとしたら、リバランスも意味があるかもしれませんが現実にはそんな事態はあり得ませんね。
    下がってお買い得に見えるものが唯の罠銘柄だということにいつまでも気付かずに、マイルールに拘泥してそんなことを繰り返せば、ポートフォリオが雑草だらけになります。
    効率的市場に逆らって逆張りばかりしているのは個人投資家だけです。
    機関投資家は徹底的な順張りです。

    凝った投資法を奨める投資本、ブログ、サイト、いずれもがただの有害です。
    投資を勉強しすぎるとこういう有害な罠に引っかかりやすくなり、投資パフォーマンスが落ちるという研究結果があります。
    するべきは入金力を高める努力であって、投資タイミングや銘柄選択眼ではないわけです。

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    1. そもそも米国、かつ株式投資の時点でだいぶ順張り投資寄りですよね。リスク資産のなかで過去リターンが一番大きかった株式というアセットに期待すること自体でも順張りともいえるし。

      一時期は新興国に投資していたほうが儲かった時期もあったらしいですが、長期的な右肩上がりを見込むならやはり米国株に順張り投資したほうが勝つ確率が一番高いと思います。
      そんな順張り投資をしているなかで、特定のファクターに寄せた均等割という特異な投資をするのは、勝つ確率を自分で下げているように思えてなりません。

      マイルールが必ずしも市場にアンダーするとまでは言い切りませんが、それでも過去と現状どちらかを無視しすぎ、何かのバイアスに拘泥しすぎるのは勝率を下げる可能性が高いと思います。
      いわんや、長期投資を見込んでいるなら、秘密の10種のポートフォリオなどで柔軟に動けないルールを作ってしまうのは悪手に思えます。

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  3. 先進国インデックス以上の時価総額加重型リバランスの安心感は異常

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    1. 安定性が違いますよね。
      絶対に大きな損をしないというある程度の保証がされていると考えられるので、インデックス投資の目的と非常に噛み合わせがよいと感じます。

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  4. SPYDは株価が上がって配当利回りが下がった銘柄は除外されるところが嫌いです逆張りすら許してくれません。
    また投資関係なくて申し訳ないですがメスガキとってもセンシティブですかわいいです。お姉さんの口のハートも好き。ほんとセンシティブ。ありがとうございます。

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    1. あれも特殊な均等割ですね。
      完全にキャピタルを無視してるのがすごいです。
      まあ、顧客も配当しか見てないのでそっちのほうが売れるのかもしれない…。

      こちらこそありがとうございます。😊
      この絵とか、センシティブだからGoogleに怒られないか心配で前は貼れなかったの…

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