2020年5月29日金曜日

現在の低配当を将来の高配当として見るという考え方。

「現在の高配当銘柄」に釣られるのではなく、
「将来の高配当銘柄」に期待してはどうか、という考え方。


あれって面白いですよね。
特別難しい理屈ではないですが、
私には新鮮でした。
まあぽすとは投資初心者やし。


これは私ではなく、米国株村のシーシャンクの
ガンプさんがよくおっしゃっている言ですね。
(シーシャンクってなんだ?)


あるいは、同様に米国株村のりんりさんも
S&P500を例に出しておっしゃってくれていますね。
(会話ができる米国指数みたいな方)


アマゾンのような無配当銘柄はどうかはわかりませんが、
低配当銘柄あるいはグロース株(ほぼ≒だが)とか、
例えばS&P500の配当率が現状たった1%半ばだったとしても、
将来株価が上昇すれば、受け取れる配当額は当時の
高配当と同じような額になるってことですよね。

2015年に190ドルで、VOOに投資をしていたら、
そのVOOの現在の分配金利回りは約3%になっています。
2011年に買ったVOOなら、
現在の分配金利回りは5%程となっています。
(参照:)
【配当】バンガードS&P500ETF(VOO)は分配金(インカム)も意外と優秀ですよ。【連続増配】
http://etfsp500.com/archives/22172751.html


はぇ^~…。
計算式はわかりませんが(めんどくさくて理解するつもりがない)
つまりはそういうことだったんですね。


キャピタルが積み重なれば、配当率が現在と将来において
低いままだったとしても、投資したときの額からみた
配当額は大きなものとなると…。


ある程度の含み益が乗っていて、
その状態で高額の配当を得られるという、
理想的な高配当投資家としてのビジョンって、
こういうことだと思いますけどね。


株価はなるべく含み益で、
配当がでもある程度ほしいなら、
つまりは低配当グロースをもち続けるのがいいっていう。


成長し続ければキャピタル。くわえてインカム。
若干衰退したら高配当企業としてインカムだけに期待する。
(もっと衰退したら?今のタバコ株みたいになるんじゃない?)


ただ、何年後にどれくらい株価が上昇すれば、
自分の目的とする配当率になるのか、ということについては、
やはり今から計算しておくしかないわけですね。


この計算を面倒くさいとか、
あるいは無知から計算を怠る人は、
目先の高配当銘柄の異常な配当率に惹かれ、
それが将来も維持されたままになると信じて
投資してしまうというわけでしょう。


それこそ、逆説的に、今の高配当に拘っても、
将来の配当率も自ずと変化するということでもあるし
(何故か、必ず増配すると信じて止まないみたいだけど…)


そして株価上昇が保証されるわけでもないため、
配当が出ても含み損なら、なんならタンス預金よりも
マイナスになっている可能性もある。


高配当企業だったものが、
将来大幅に上昇しグロース株化。
(額としては高配当でも)低配当率になってたら、
キャピタルとしては成功ということに
なるのかもしれませんが…。


その投資先の高配当企業…成熟・衰退企業が、
また高成長企業に舞い戻るって、
それってそう簡単にいくものなのかな。
衰退→配当落ち、からの急成長にもどった
マイクロソフトとかはその例みたいだけど。


…まあ、そもそも、
ここまで言っておいてなんですが…。


VOOのような、上昇がある程度
保証されている銘柄でもなければ、
配当云々の前に、上昇しない可能性も普通にあって、
単純にキャピタルでだけでも
多大な損をくらう可能性もありますよね…。
個別株投資だと、それが怖い。


タイミングさえ合ってうまく衰退してくれるならば、
その銘柄が衰退する頃には、配当率が上がって、
高配当銘柄になっているかもしれない、
という期待もできるかもしれませんけどねw


さすがにそれを狙うのはキツイかもしれないが、
あくまで高配当に拘る人はそれも狙うのかな。


ここまで考えると、高配当はあくまで副次的なもので、
どうもそれを主目的にするとか、心の支えにするのには
やっぱりどこか違和感を感じますけれど…。


まあ、くわえて、成長性を失い、
高配当になったあとの銘柄の
安定性については、うん……。


つまり、やっぱり総合的に考えても、
インデックス投資が最高ってわけだな!
相変わらず、調べれば調べるほどスキのない投資手法だ…、。



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2 件のコメント:

  1. 複利を数字に盛り込んでるだけで、やってることは「10年インデックスに投資したら倍になります」と雰囲気変わらない気がする

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    返信
    1. まあ考え方変えただけですよね
      しかし、配当率というのは株価あってのもので、結局インカムもキャピタルに依存しているのだ…という、ごく当たり前の「気づき」を得るためには、こういう考え方も大事だと思います。

      削除

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