2021年10月12日火曜日

年収300万だと100万円しか課税所得ないんですね。やっぱビットコイン…


ビットコインを売るならリタイア後だろうなあ
って思ってたんですよ。


だってそれはもちろん、給与所得があるから、
つまりは課税所得ぶんもそれなりにあるわけで、
じゃあ現役の間はあんまり売るわけにはいかないなと。


でも基礎控除と社会保険料控除どころか、
給与控除とかいうものが存在すると
つい最近(コメントのおかげで)初めて知りました。


・年収180万円超~360万円以下の場合
 給与所得控除は収入金額×30%+8万円



らしい。


※参照
【2020年改正】給与所得控除とは? 必要性、所得控除との違い、計算方法、所得金額調整控除について
https://www.kaonavi.jp/dictionary/kyuyosyotokukojo/


つまり年収300万だと…給与控除は98万円かあ。
多分100万円くらい控除されるんだね。


いや知らないんだけど!?


こんなのあったんだ…。


源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」って
こういうことだったんですね。


給与自体にも副業の経費みたいなのがあると…。
そして基礎控除とは「別」なんだと。


いや同じのだと思ってたんだよ。
だいたい同じくらいの額だし。私のだと。


これに基礎控除48万円加算して、
社会保険料は…45万円…くらい。


ってことは私の控除は100万+48万+45万
=200万程度か。


え、年収300万って課税所得が
100万円くらいにしかならないってこと…?


え、マジでそんな少ないんですね。
低年収ってマジで優遇されてますね。


20代後半の平均や中央値は400万強~300万半ばが
だいたいそうらしいですから、
「私達の税金を返せ!」とかろくに言えないな…。


社会保険料自体は控除されても払ってはいるものの、
基礎控除は最近30万からさらに減額されたらしいし、
どれだけ低年収が甘やかされてるか…。


つまり、まず雑所得を私達が得た際には、
「(給与所得-給与控除-基礎控除-社会保険料控除」
=「課税所得」を算出。


その後、
「(課税所得+雑所得)×所得税率-控除額
+(課税所得+雑所得×10%)」
=「納税額」を算出。


そうやって計算すればいいわけですね。
雑所得から納税額をざっと考える場合。


ところで冒頭のビットコインの話に戻ると、
給与からの課税所得が+100万円なら、
230万円までの利益なら株式と同等以下ですね。
(所得税10%+住民税+10%-控除9万7000円)


記事の後半はガッツリ間違えてる
みたいなんでご放念ください。


…って、これだとわかりづらいな。


控除額で引いて計算するやり方だと、
どのくらいの所得から株式(分離課税)よりも
得になるんだろうか…。


※参考・引用
配当金を「総合課税」で申告すると得になる?(SMBC日興証券)
https://www.smbcnikko.co.jp/service/mailmagazine/1402/r40/150106/top.pdf


と、いい資料がありました。


1ページめの「総合課税の実効税率」って部分を見ると
どうやら所得税と住民税を合算した実効税率を
書いてくれてる…みたい。


見た目は配当の話だけど、課税所得のはなし。
住民税や復興特別所得税も
入ってるのがありがたい。


ってことは実際は、課税所得の税率は、
330万円は7.2%。
695万円は17%。
900万円は20%ちょい…。


って、え?


そうなると、私って、
給与からの課税所得100万さし引くと、
1年でビットコインで800万までは利益出しても
株式と同等以下くらいってこと…?


あ、ってことは…やっぱりビットコインいいな?
短期投資でもいい目線になるのかもしれない。


ってことは今年1000万以上こえたら、
一旦まず利確した方が良さそうですね。


仮にいったら500万投資してダブルバガーなので、
+500万までの利益になるわけですから、
全額売ってもほぼ株式よりは課税されずに得ですね。
(いかなかったらまあ素直にガチホかな)


いつもゴミみたいな税率だよなと思ってましたが、
給与控除と、総合課税の実効税率を見る限りは、
思っていた以上にそんな損でもなかったと…。


まあ今年の末くらいですかね、使えるのは。
投資額的にも、期待リターン的にも。


少なくとも給与控除の課税所得と合わせて
利益800万まではBTCへの短期投資も
普通にありだったんだね…。


今後、もしBTCのような総合課税商品の場合は、
この実効税率をもとに投資すれば、
「BTCは株式より税率が損だから」
と言って過剰に忌避することはなくなりそうですね。


ちなみに、年収が800万くらいあったとしても、
社会保険控除120万・基礎控除48万・給与控除190万で
課税所得は441万前後らしいので、
450万くらいはビットコインで利益出しても
株式のような分離課税と同じくらいっぽいですね。


ん…思ってたよりビットコインの税率マシだな。
日本の中間層くらいの年収だったら
数百万くらい短期投資しても普通に良いかも。


…間違ってたらすみません。



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4 件のコメント:

  1. ビットコインは配当じゃないんだから配当控除は受けられないでしょ

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    1. ほんまや ありがとうございます。
      (じゃあ今日の記事なんだったんだよ)

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  2. 一度、国税庁サイトの「確定申告書作成コーナー」で所得税の確定申告書を作成してみては?
    実際に提出するわけではないので、ざっくりした数字を入れれば良いし(源泉徴収票あればより正確)、雑所得(BTCのもうけ)は希望の数字w入れて。
    勉強になると思いますよ。

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    返信
    1. めんどくさいので計算でぱっと出せるようにしたかったんですが、確かにそっちのほうが楽そうですねww

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