2021年9月4日土曜日

(一部の)レバレッジETFは(チャートだけは)優秀です。(なお)


TECL、SOXLは、(設立来からの)
バックテストではかなり優秀です。


日本で買えるようになったのはそれぞれ数年前のものの
運用自体は12年ほど運用しているわけですが、
そのいずれの期間で買ってもおおまかにプラスです。


プラスですし、大体が指数をアウトパフォームしており
一括でも積立投資でもほぼアウトパフォームです。


なお、ただし、反面ITバブル崩壊や
リーマンショックではほぼ間違いなく崩壊します。


これは間違いありません。


これは間違いありません(2回目)


償還するかどうかは未定ですが、
減価などで回復まで20年以上かかりかねないって時点で
もう無理だと言ってもいいでしょう。


天井でなければ大丈夫か?


いや、誤差かな…。


ですので弱点は明確です。
まあ、現物も…いえ、なんでもないです。


つまりレバレッジETFへの長期投資というのは主に、
「自分の現役時に大暴落を引かないか」
っていうことですね。


ただしコロナショックのように、軽度な暴落なら…。


あれ?


いえ、暴落率からしたらあれも結構な暴落でしたね…。
暴落自体は結構な暴落でした。


ただしあのような、大きい暴落があったとしても、
・暴落期間自体は短期
・即座に財政出動があって半年強で回復する
・サーキットブレーカーが正しく数回発動する
・経済危機ではなく市場参加者の多くの狼狽売り

といった場面ならなんとかなるというのは、
はっきりとわかったでしょう。


減価もありましたが、回復後には大まかに
2倍レバレッジに並ぶ程度にはリターンありましたし、
今ではもう言うまでもなく良いリターンですしね。


結局一定以上に暴落せず、
最終的に大きく回復さえしてくれるのなら、
その回復ぶんめちゃくちゃ上昇してくれるので、
あまり問題がないということですね。


コロナショックはかえって、レバレッジホルダーに
変な自信をつけさせてしまいました…。


レンジ相場に関しても、少し前の記事で書いたとおり、
今年程度のボラティリティや低迷では
問題がないどころか、平然と2~3倍のリターンです。



レンジ相場が問題になるレベルは、
ほんとに新興国相場のように、
ほぼ上がらず低くレンジする場合でしょう。


問題といえば問題なんですけれど、
積立投資する場合は良い買い増しチャンスですし、
たまに少し上に上がるだけでリカバリは可能です。


なんでこっちはあんまり気にすることはないかな。


結局相場次第といえばそうなので、
右肩上がりかどうかが大事…。


まあ、気にする人は気にするべきですね、
最後にそれらを帳消しにするくらいには
上がらないとダメってのはそうなんで。


やはり阿鼻叫喚レベルの大暴落、長期暴落で、
超低迷くらいしてもらわないと、
今のレバレッジETFの魅力はなかなか損なわれません。


猿がダーツで決めるような相場なら尚更ね。
伸るか反るかが運ならば、
張れるうちに張っとかないと。


そしてレバレッジETFに長期投資するような人らは、
「コロナ以上の暴落は今後ないわけだし」
「中国指数のような超低迷レンジ相場もないし」

なんて思ってるわけで、つまりは完全に楽観的ですよ。


この12年レベルの結果をないものとして無視して、
それ以外のS&P500のバックテストを大事にして、
理性的で合理的な判断ができる人は、
もちろんレバレッジ投資しないほうがいいでしょう。


まあ、そもそも、レバETF有用だとか今言われてるの、
TECL、SOXLのように、たまたま生き残ってきた
一部のハイテクセクターETFや、QQQなどです。


生存者バイアスだとか言ってしまえばそのとおりです。


それが現物指数とどう違うのかは…。


もっと賢い人におまかせして、
私は強気に早期リタイアを目指していきます。



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