2020年12月8日火曜日

コロナショックこそがまさに「稲妻が輝く瞬間」だった?


コロナ発生後の暴落に関して、
2018年のVIXショック、2019年の米中衝突ショック、
これらを遥かに凌駕する暴落だったのは間違いない。


あれらはやはりお遊びに違いなかった。
コロナ禍での暴落は、それとは比べ物にならなかった。


しかし今はもうだいぶ回復…。
どころか大体の指数で最高値を更新。


あれだけ心配されていた二番底については、
もはや口に出す人すらいなくなりましたね。


むしろ今はバブルだとかいう人すらいる事実。
まだあの暴落から半年しか経っていないのに…。
まだコロナは収まってすらいないのに。
(むしろ最近また増えてる…)


ただ、少なくとも現時点では好調。
現時点でふと半年前を振り返ってみてようやく、
「あ、コロナショックって仕込み時だったんやな」
って気づき始める。


物凄く短い、まさに一瞬の稲妻のような、
恐ろしい底打ちのあとはぐんぐん株価が上昇し、
「あそこは買い時だったんだなあ~~~」
って今になって歯噛みする人多し多し…。


というかあまりに一瞬過ぎたと思う。
底打ちから反発まで、恐ろしい速度だった…。


かといって例えば私などが、
あの時にさらっとSlim先進国を売却し、
TECLなどに底でスイッチングできたかと言われると、
間違いなく私には無理だったと言える。


なぜなら目先の20%課税が痛すぎるから。


いやもちろん当時はTECLが単純に
信頼できなかったというのもあるが。
(債券が流動性確保のため組み入れられたり、
他のレバレッジETFが倍率変更や廃止されたり…)


しかし20%の確実な含み益の毀損は、
保有株式の20%下落を自分で選択したのと同義。


前も言ったけど、これがフルインベスターの弱点。
というか、目先の20%の下落を恐れるからこその、
小心者としての妥当な選択。


だって自分や周りの「コロナで暴落する」
なんて言葉を信用する事ができないから。


ぶっちゃけあの時にどれぐらいの時に底打ちするか、
二番底が来るか来ないかを判別するのは、
感覚でしかなかったかと思う。


たった-20%ぽっちとはいえ、
されど私のSlim先進国は90万円の
含み益だったから、天井で利確したら-18万消えていた。


仮に暴落がなかったら、18万が失われる…。
そう考えると利確はできないなあ…。


フルインベストメントはかえって、
自分の自由な売買を縛り付けるんですね。


だからこそ確実にガチホできるとも言えるけど。


不確実に賭けて課税されてでも利確とか嫌だし、
下落時に売るとか完全に損切り率高すぎてできないし。


実際さ、イギリスがロックダウンしただの、
日本やアメリカの感染者がまた増えたりなどで、
実は最近もちょっと怪しくなってきてるけど、
かと言って暴落がくるかどうかわかんないし、
今利確するのは課税損とかで嫌じゃね?


あのときもそんな気持ちだったんだよなあ。
全く今と心境変わってなかったよ。
だからやっぱり予測なんて無理だった。


ていうか記事見返すとわかるけど、
私は暴落なんて来るわけねーだろとか言ってたしなw


実際暴落来たしフルインベストメントだったけど、
やっぱりETFだったからガチホできたし、
どころかレバレッジETFバリバリ買い増ししてたから、
ガッツリ拾えずともしっかり「稲妻が輝く瞬間」には
居合わせることができた…。


それでTECLが今大きく含み益でも、
やっぱり少しだけ惜しいなあって思っちゃうんだよね。
もっとガッツリ拾いたかったなあって…。


つくづく思うのが、私に大勝ちは無理だろうなということ。
タイミング投資はできないんだろうなということ。


今見返しても、やっぱり待機資金とか用意しておくのは嫌だ。
あるだけ投資した方が良いとすら思う。


2018年、2019年、2020年にはコロナショックと、
色々と押し目買いできる局面を目にしておきながらも、
それでもやっぱりそれ用に資金を取っておくのは、
なんかなあ…。


ストレスたまりそう。
そして外しそう。


そして、いざ備えたそういう時に限ってまた10年暴落こなさそう。


そういう予感がするのは…人生でそういう、
自分の予感がうまく的中した経験がないからかなw
投資観は人生観と地続きな気もするねw


成功者じゃない人間は、自分を信頼できないんだよな。
信頼しないからこそ成功しないんだけど、
だからこそ失敗しないとも言えるしね。


そういう意味では、大勝ちはできずとも、
割と強くは勝ってるから、惜しくはあっても
後悔はそんなしてないけどね。
 

コロナ前から後までずっと、勝ってすらいない人間とかも存在するわけだし。



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4 件のコメント:

  1. 3月、4月であれば損益マイナスだったんですから非課税でTECLにスイッチできましたよ

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    1. 課税のみならず暴落とSEC介入など様々な要因があり、償還すら叫ばれてたなか、そもそも投資信託は約定に数日かかるのもあって、下がってから買い増しはかなりキツかったと思います。
      今後は含み益が乗っていくのもあってこうした動きはできないでしょうね、私にはせいぜい下落時に給与の追加投資しかできません。

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  2. 噂では金利が落ち着きそうで、正しければTeclがまた来そうですね。
    ただ、バイデン一年目は、株価期待できないと、これも噂でよく聞きます。
    噂が合ってれば、来年、バイデン前のよきところで一旦レバレッジ落として、
    10月以降の後半戦でレバレッジ掛けるのがよさげという感じでしょうか。
    長期投資であれば、何かアノマリー的なのを機械的に入れていくのもアリかと思います。確率上がるので。
    個人的には3、4つのIPOに全力ぶちこんで一年放置で倍にするのが、
    いいんじゃないかと思いますが。

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    1. 昔はアノマリーだかなんだかは信用しない主義だったのですが…最近を見てもわりとそれなりに当たっている気がします。(ただの後から見たバイアスだろうか?)
      バイデンのせいでハイテクが下がるとは思ってないですが、バイデンがヘルスケア重視でハイテクは軽視すると市場が判断するなら実際ほんとに下がるし…。
      ただ最初のレバレッジ投資分の200万ばかしは、ずっとガチホで売らないかなあ…
      IPOは全然当たらないので(涙)

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