2020年12月26日土曜日

しれっと仮想通貨(ビットコイン)買ってました。


ボーナスが入ったことで、
恐らくコロナの財政出動のせいで
ハイテクから溢れたお金の置き場になったであろう、
暴騰し始めた仮想通貨にイナゴいたしました。


投資金額は11万円です。
投資額はしかし7万ちょいで、そのうち3万は
どうせすぐ暴落しそうなので待機資金です。


11万円といえば資産額における1%程度、
私にとって一ヶ月の入金額にあたります。
ボーナスが出たのでそこから派生させました。


ただし、私は仮想通貨をまったく信用していません。


近頃の上昇は単にコロナ禍での
政府の財政出動による金余りが、
株式相場から溢れて金の代わりに
置かれただけなんじゃないかなと予想しています。
どうせまたすぐ暴落するとも思ってます。


仮想通貨それ自体は価値を生み出さない以上、
あまり信用できないというのが正直なところ。


価値があるから取引され、そこにマネーゲームとしての
側面が追従する株式投資と違い、
それ自体が新たな価値を生み出すわけでもなく、
ただただマネーゲームとしての側面が主になっている
仮想通貨には右肩上がりになる余地が想像できません。


金に変わる新たなアセットとしての
資産置き場という意味では価値があるかもですが、
それは株式市場とは独立した現金でのインフレが、
そのまま仮想通貨にトレードされて置き換わるだけなので、
株式と違って現金より大きく上方乖離することはなく、
あくまで常識的な現金のインフレと同じ上昇率しかないと思います。


株式と違いGOLDがめちゃくちゃ上がらないのと同じ理屈。


あらゆる通貨が代替可能?という意味では、
世界中の通貨が均された上での均等的な
為替という意味合いも持ち、
例えばドル高円安になるような
円自体の価値が世界に比べて相対的に落ち込めば、
円に替える際に大きく儲かる可能性もあれど、
そんな時はGOLDでも海外株でも儲かります。
(まず日本も危ないし)


てか、やっぱりGOLDで良くね?
管理費用がかからないのは良い点ですが、
結局資産置き場としての枠から逸脱しないような。


大富豪が目を付けてドカンと投資してくれればいいが、
つまりはそういう資産置き場としての
価値が開花する前に投資しておく必要がある上に、
ある程度の閾値に達すると途端に上昇が鈍化します。


向こう10年以内にその上昇が大きく来れば良いですが、
それ以上かかるか、あるいは利率がインフレ以下だと、
インデックス投資以下のゴミにしかなりません。


ただし、投資しておかねばARKK然り、
その些細なチャンスすらありませんので、
1日で口座開設して1日でぶちこんでおきました。


そういう意味合いもあって、少額の投機。
そしてあとはほぼ半永久的に放置ですね。


少なくとも償還はないでしょう。
盗難、保証なしはあり得ると思いますが。


少額投機が合理的になるのは、
リスク/リターンがあまりにも大きい場合ですが、
それ以上に信用のおけないものにとりあえず置いておくのもいいです。


これで失敗しても11万程度の投機額を失うのみであり、
これがインデックス投資にしていた場合は10年で22万。


TECLに投資していた場合は少し惜しく
10年で880万に成りかねないですが、
あいにくすでにそちらには200万弱投資しています。


つまり、その場合もう勝ってるので、
レバレッジETFの成功パターンに劣ることについては
考慮する必要がないのです。


仮に成功したら…利率はわからんが、
いくらかのリターンになってくれればいいでしょう。


失敗したら数百万、成功したら数千万の
レバレッジETFに投資したのと全く同じ理屈ですが、
レバレッジETFの成功見込みが6割だとすると、
仮想通貨の成功見込みは3割くらいの主観です。
(インデックス以下なら失敗ではないが成功でもない)


ただ個人的に私は私の主観と感覚を信じておらず、
実際に時折個人投資家を巻き込んで
暴騰する余地も存在することは確認できたので、
まあ11万程度なら投資してもいいと思って投資しました。


この投資ブログの初期から
「ビットコイン自体にはなんの価値もない」
と言ってはいましたが、
「ビットコインに投機して大金持ちになれた人は
何も行動しなかった人より運ではなく断然天才だった」
とも言っていましたので、
中庸を取って今少しだけ張っておくということです。


ちなみにボラティリティを見込んだ
積立投資で利ざやを稼ぐ場合は、
まさにFXでのスイングトレードとろくに変わらない上、
口座内で現金化するだけで雑所得しなくてはならん
クソみたいな利便性と、手数料の高さから、
そういうやり方は現在は見据えていません。


そのやり方を行うと永劫に買い増しすると
いずれ許容リスクが破綻してしまうので、
結局リバランスが必要になります。


すると売却不可避です。
総合所得はあまりにもめんどくさい。
セミリタイア後とかだとそれで年金控除とかブレる。


一応備忘録としてブログに書いてはおきますが、
なんなら黙って雑に放置しておきたかったぐらいですね。


今後は資産公開記事にも載せないと思います。
どうせこれ以上はそんな上がらんと思ってるしめんどいので。




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6 件のコメント:

  1. okometsubu12月 26, 2020

    ぽすとさんもビットコイン参入しちゃいましたか!
    信じられない点は残念と言えますが
    そんな中でも少額持つ判断は嬉しく思います!

    以下、こういうコメントを嫌がりそうで記事を書かれなかったと思いますが、
    もう今後機会は無いと思うのでちょっとコメントさせてください!


    > 株式と違いGOLDがめちゃくちゃ上がらないのと同じ理屈。

    ここは「現在」の金と「これから」のビットコインで立ち位置が変わると思います。
    仮の話ですが、もしビットコインが金の立ち位置になった場合を想定します。


    現時点でビットコインは金に比べて時価総額がまだたった4%弱しかありません。
    これからのハイテク世代に進む昨今、
    コモディティの「金」の立ち位置が「ビットコイン」へシフトする
    可能性があり、私はある程度その話を信じています。

    何故なら金とビットコインは性質が似ているだけでなく、
    そのコモディティとしての性能が金より遥に優れているためです。
    更に利点はビットコインが機関投資家・企業・国にまで認知されており、
    注目を浴びているというのも大きな利点です。

    もし仮に金と時価総額が一致することになったら
    約3860万円/BTCになると言われています。
    現在の240万円/BTCから見たら約16倍程度でしょうか。
    一説にはビットコインは1億円/BTCになると言われてますが
    流石に夢見過ぎなので大体このぐらいが現実的に夢を見れる目安かなと。

    つまり、それを信じている私としては、
    まだまだボラが激しく株式市場以上に上昇余地があると睨んでいます。

    とはいえ流石に今後のTECLと比べたらボラは同等、それ以下だと思いますので
    BTC以上に一攫千金、ITバブルを狙うならTECLの方が投機的に優れていると思います。
    ※あくまで私の考えです


    > TECLに投資していた場合は少し惜しく
    > 10年で880万に成りかねないですが、
    > あいにくすでにそちらには200万弱投資しています。

    10年で80倍の計算ですね。
    私は全額TECLからBTCに変えてしまいましたが、
    これを見て、なるほど確かにこの倍率を夢見るならば
    少額TECLに残しておいても良かったかなと思ってしまいました。

    私はぽすとさんとは認識が逆で失敗リスクはTECLの方が大き目と思っているため
    少額(数十万円程度)をTECL、大金をBTCに投資するスタイルにするのはアリだったかなと。
    もしかしたら少額TECLに復帰するかもしれません。


    > 総合所得はあまりにもめんどくさい。
    > セミリタイア後とかだとそれで年金控除とかブレる。
    > 今後は資産公開記事にも載せないと思います。
    > どうせこれ以上はそんな上がらんと思ってるしめんどいので。

    それでいいと思います。
    まだ総合課税ですし、申告分離課税になるまで放置か、
    BTCを売却することでセミリタイア達成する時まで。
    信じられないものを記事にしてもモチベーション持たないと思います。

    徐々に値段が上がって興味が湧いて、なんとなく信じられてきたときに
    改めて記事にしてもらえればいいかなって思います!!

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    返信
    1. GOLDから資産が置き換わるとしたらそれだけでも時価総額の観点から16倍になるんですね、知りませんでした。
      今後のインフレによってさらに倍率が上がるとは想いますが、やはり株価の上昇の方が大きいと思います。
      やっぱりただのマネーゲームの部品でありそれ以外の価値が見いだせない以上、QQQやTECLを上回るほどの右肩上がりを信じられないんですよね。
      ただし参入障壁が低く広くなっていくに従い価値はある程度上昇する可能性があるとも思っているので、とりあえず少しだけ買っておく。
      以前も言ったとおり単に株式とは別の新しいアセット分散の観点からでもあります。

      単純に私が勉強不足(というかするつもりもない)ので今後も特に積極的には追いかけませんが、投機商品は少額分散でこそ効果が高まるので、機会があったらTECLとは別口でまたリスク許容の許す範囲で買うかもしれません。
      (リスク選好については、仮想通貨にはそれほど恐れは抱いておりません)

      まああと、単純に整備や上昇率が私のタイムリミットである10年以内に満足のできる閾値までいってくれるかどうかが私にとって一番の評価基準なので…。
      (もうそこまでいっちゃうと、QQQだけでもほとんどセミリタイアが可能ですから)

      削除
  2. BTCにGOLD的な価値を期待するのは、バリュー投資(高配当じゃなくて、「事実が期待を下回ってる株に投資」の方)に近しいのかもしれません。
    つまり、「BTCは本当はGOLDのような立ち位置になれるのだから、GOLDの立ち位置になれたら今より上がるから投資する」わけですね。
    バリュー投資で一番難しいのはいつ手放すかだと思いますが、具体的な金額に落とせそうなのでそこは問題ないのかな。
    いつ世界が仮想通貨をGOLDとして扱ってくれるか運要素が大きいので、私はTECLを増やして達成すべきリターンや投資期間を下げるほうが好きですが、リスク取れないならしょうがないですね。
    (現状右肩上がりなので当たり前ですが)リスクリターン比はかなり優れてるようなので、ITバブルを考慮した場合のTECLよりは無難そうですね。

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    1. 7年以内に5年平均リターン55%のTECLの想定リターンより騰り、かつTECLだけが暴落か償還していた場合は私の負けでふ…。
      TECLはインフレに伴い実際に株価が上昇していけばそれにレバレッジがかかる形で右肩上がりしていきますが、仮想通貨はそういったものを裏付けるインフレ上昇がない気がして、どうも懐疑的。
      特定時期のリターンは高いですが、例えばハイテクの普及や業績に連動するものじゃないので、あんまり過去リターン見て期待して投資するものじゃない気もしているのです。

      でもよく考えたらTECLとBTCで二足のわらじでいくのが合理的で良い気がしますね?
      今一括投資するのはアレなので、もしかしたら少額で積立していくかもしれません。

      削除
  3. こんにちは。
    ご無沙汰しております。
    薔薇の艦隊のエディです。

    ぽすとさん、お元気そうでなりよりです。

    仮想通貨の記事、感動しましたのでコメントさせていただきました。

    「しれっと」という表現、奥深いですよ。
    「中庸を捕る」ともおっしゃっていましたね。

    深いですよ。
    その絶妙なバランス感覚、見習いたいです。

    この感覚、これまで私にはない感覚でしたので、
    とてもためになる記事でした。

    信用していないにも関わらず、投資して利益を出す。
    ひとつの企業に惚れこんで、信じ込んで保有しつづけるのとは真逆の発想ですね。

    いずれにせよ、「中庸を取ってしれっと」投資する、ぽすとさんの考え方、
    参考にさせていただきます。

    いつもためになる記事、ありがとうございます。
    今後ともよろしくお願いいたします。











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    1. お久しぶりです。エディ王子。
      懐疑的な仮想通貨に対して投資するのはなんともお腹のあたりが気持ち悪いものがありますが、残念ながらめちゃくちゃ騰っているので、投資せざるを得ません。
      特に早期セミリタイアなんて馬鹿なことを目指すからには、虎穴を見つけ次第バンバン密猟していかなくてはならないのです。
      愛着がないと持てないと多くの人は言いますが、私は私を含めたあらゆる推察を信じていないので、現実に即した上昇にひたすら追いすがって飛びついていくのみです。

      結局理屈をこねても私のやり方はほとんど雑な雰囲気投資でしかない気がしますが、少しでも新たな観点を共有できたのなら幸いです。

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