2021年2月10日水曜日

RDSB減配、日産、JT減配。BA配当停止、XOM増配停止。高配当をまだ信じる?


おいおいおい、ここ3年ほど相場を見てきたけど、
どれも安定高配当銘柄とか
聞いていたのに、ものの見事に
玉砕してるじゃないか。


言うまでもなく、減配どころか、
それにくわえて低リターンに
劣後銘柄ばっかり。


対して、ハイテクは暴落します、
とさんざ言われてきたGAFAMも、
こと一切凋落の兆しを見せなかった。


米国株ブログ村も当時よりは
目を覚ましつつある人も多く、
しかしまだまだ根強く持ち続ける人も多い。


最後の砦はBTI、VZ、MO、PM、IBMだろうか。
(あくまで米国株村で私の知る範囲だけど、
ほとんどタバコで草。他にある?)


これらはギリギリ配当率がまだ高い、4%よりは上。
基準は人によるとは思うけど、それくらいないと
とても高配当とは言えないでしょう。


私的にはきりよく5%くらいが高配当の認識。
ちなみにVTIが1.7%くらいだが、
これでもだいぶ高いか、低いか?


VYMの2.2%はとても高分配とは言えないし、
JNJやPGもMCDも2.5%いくかいかないか。
KOは3%…うーん、これ高配当か?


配当が足引っ張ってるのか、VYMはSPYに劣後、
JNJやPG等ではVOOに…配当込みで勝ってるか?


どうだ?課税を考慮したら難しい?
どちらにしろ、再投資なしじゃ絶対ムリだろ。


でも、どちらにせよ、
どうしたってGAFAMに追いつけない。
QQQにも。


好調に上昇してしまうと高配当に期待できない、
そのくせまともなキャピタルもない、
しかし上昇しないと配当を維持できない。


これって詰んでるぜ~。


日本の高配当銘柄ならまだ課税面では
たまに有利だったりするんだけど、
金字塔だった日産が減配してからは、
JTもこのザマ。


リターンなんかTOPIX以下。
他に寄りつく岸はあるか?


やっぱ詰んでるぜ。


配当よりもキャピタルゲイン、
そしていかに安く買い、高く売るか。が大事。


まだ、選ぶ銘柄の実力や時流がとても大事。
ただ高配当だから、無配だからで選ぶもんでもない。


記事タイトルで出した銘柄も、米国株ブログ村の
多くの人やインフルエンサーが言ってた銘柄であって、
全部が全部ゴミみたいな劣後リターンではなく、
隠れた高配当銘柄もきっと存在する…かも、だし。


ただまあ、そこまで読む能力が必要なら、
そもそも高配当じゃなくてもっと
強く騰がるグロース銘柄の方が有用だし。


難しい思いまでして高配当握っても、
そこまでしてアンダーパフォームしがちって、
完全に、持つ意味よ…。


アノマリー、ファクター投資よりは、
なんなら批判されがちのモメンタム投資(トレンド)
のイナゴ張りが最近は大勝ちだ。


やっぱりそういう運用が株式投資においては
妥当なんでしょうね。


ただ、もちろん、ええっと、
私の500ドルで買ったMSTRが昨日1000ドルになって、
今日みたらもう1200ドルになっててビビったけど。


以前累計配当額は数える意味がないと言ったように。
(そもそも再投資しないと劣後、
再投資したら数えた意味ないからね)


例えば私の現資産1100万円ももちろん評価額であり、
いつ揺らぐともしれない、こっちもね、
実はあまり計上の意味はない。


だから一応〇〇円達成、って記事は書くけど、
それもそれで実はすぐそうでなくなったりする。


つい、「減配して下落したから底打ちだ」
「ここまで上昇したから下落もここまでだろう」
などとオカルトを信じたくなるかもしれないけど、
株価は常に相対的であって、絶対ではない。


株式投資というのは安定しないものだし、
だからこそそこに利益が生まれ、また、
安定しないからこそ寄る辺を求めたがるのだろうけど。


結局の所やっぱり自分で
適切に資産管理するべきなのですね。


いち企業が絶対なわけないんだから、
配当に頼るんじゃなくて、自分で判断し、
自分でいい感じに利確するのが妥当なのよね。


それらを加味した上で、資産形成期の間においては、
不確実性(カオス)に賭けるだけ賭けて、
取れるだけリスク取って大きく張ることが重要なんですね。




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2 件のコメント:

  1. タバコは禁煙ブームの流れも先進国だけで新興国ではこれから人口増加で売上を伸ばすして業績は必ず向上する、というのが長らく停滞する高配当タバコ株へ辛抱強く投資する人たちの言い分だったと記憶しています。
    石油も似たようなものでした。石油は生活必需品だから下がっても安値で買い増せばうまくいくと。
    シーゲル本でもPMなどは調査期間中最高のリターン銘柄だったと紹介されています。
    しかし月日は経って現実は厳しいものになりました。
    今や新興国のほうが喫煙に厳しい社会になってきたり、若い人たちも酒や煙草よりスマホやゲームに金を使いたいという先進国と同じ風潮に変化してきています。
    世界的な脱炭素ブームで石油は悪者になり、年金をはじめとした機関投資家もSDGs重視で石油やタバコ銘柄はポートフォリオから外されるようになりました。
    高配当集中投資など我流の偏った投資法にこだわると世の中の不可逆的なメガトレンドに押しつぶされてしまいますが、一度信じて始めてしまったものを方向転換することはサンクコストが重すぎ、自己否定にもつながるので皆さんやりたがりませんね。

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    1. コモディティ銘柄?だとか言うんだったかしら?まあ知らないけど…
      タバコ銘柄はここから逆転は難しそうですね。
      石油はもしかしたら代替エネルギーがずっと見つからずある日突然もっと上がるかも、なんて素人目では思いますが、かといってそんな運否天賦に何十年も賭けていられないよ…。

      しかしほんと、米国株ブログ村で話題になっていた銘柄は全部コケましたね。
      ハイテクも地道に話題になりつつありますが、その二の舞を演じることのないよう、またもしそうなったとしても自分を過信してしがみつかないよう、バイアスのない判断をするか、あるいはETFなどでほっといても大丈夫なようにするかが大事かなと思いました。

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