2021年2月16日火曜日

売却後定額セミリタイアは「高いときに売る」やり方


セミリタイアをする場合、
まさかすべて現金で賄う人も居ないと思います。


それにはかなり多くの現金が必要なため、
資産形成にかなりの時間がかかって現実的ではなく。


またインフレで現金価値が目減りする以上、
やはり資産のいくらかはリスク資産に置いた方が
期待値的には安定するといえます。
実質的にそれが収入にもなりますし。


その場合、それぞれ下記のやり方がまあ考えられます。


①「売却額を一定にするセミリタイア」
②「売却率を一定にするセミリタイア」
③「売却後の資産を一定にするセミリタイア」


これらはそれぞれ、結局のところ、
いかな運用方法であろうと、
売却額がリターンを下回ったら負けるし、
売却額がリターンを上回ったら勝ちます。


ただ①や②は売却した現金を安定して得られるぶん
不景気およびリターンが低い時にも無理やり売るため、
暴落時期に売ってしまったら反発回復が遅くなり、
若干リスクが高いと言えます。


そこでフォローすると、①や②の定額/定率売却は、
暴騰時期にも売る額は一定量でしかないので、
売らなかった余剰分はそのままリスク資産に据え置くので、
逆に言うと来年度のリターン期待値は上がります。


その点、③は私の提案ですが、
リターン=売却額なので、資産が必ず一定額になり、
資産額を安定させることができます。


好景気はリターンぶんバンバン売れてウハウハですし、
好景気が続くほどどんどん現金が積み上がっていくので
好景気が続くほどある意味安定します。


高リスク高リターンで収支を安定させるか、
低リスク低リターンで資産を安定させるか、
どちらを選ぶかということですね。


個人的に③「売却後の資産を一定にするセミリタイア」
の方が安定しやすいと思います。


不景気が続く場合、不景気の間売り続けるより、
好景気の間に売っておいた貯金を使って凌いだほうが、
良くも悪くもディフェンシブ寄りの資産運用ができますからね。


最初はその貯金がないため
初っ端長期リセッションになると死にますが、
それは定額/定率売却セミリタイアでも同じだし、
現金なしでリタイア開始する人もおらんでしょう。


10年ほど売却しなくてもよい額を
持っておけば良いですね。


現金1000万くらいが良いかな、あるいは2000万か。
年に200万くらいで生活する予定なら10年持つ。
資産額の計算もしやすいのが利点。


ボラティリティが荒い銘柄の場合、
株価の高い時と低い時の差が激しいため、
高いときに多く売って、低いときには余り売らない、
逆ドルコストができるから良いよね。
(定額/定率売却だとそれに関係なく売るわけで…)


株式アセット自体ボラティリティが高く、
とくにVTからVOO、QQQへとボラが荒くなるほど、
定額/定率売却より安定しそうですね。


このセミリタイア方法を言っているブロガーを
見たこと無いため、発明者俺みたいな感じで言いましたが
実際はありふれた方法なのかしら。


まあ、そもそも実際にセミリタイアしてる人
今の所そんな見かけないしね…。
株式資産より本やブログ収入で賄ってる人もいるし。


定額/定率売却はリターンの期待値は高いんだけど、
セミリタイア前ならまだしも、セミリタイア後は
リターンよりディフェンシブ性を重視すべきだとおもう。




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