2020年3月24日火曜日

レバレッジETFは一部早期償還と倍率変更も、TECLとSPXLは大丈夫そうだ!

参照先、すっごくわかりやすくまとめていただけているので
そちらの一番下あたりの画像を見ていただくとわかりやすいですね。


(引用・参照元:ゆう×米国株投資×ライフプラン)
https://yu-kabu-life.com/2020/03/03/leveraged-etf


問題はDirexion社の一部のレバレッジETFの
3倍から2倍への倍率変更と、早期償還の話。




誤解しがちですが、あのレバレッジETFの規制云々の話とはまた違いますね。
まあ関係はあるんでしょうけど。


ただ規制前に単なる暴落相場でこんなことを
運用会社がしてしまうのはちょっとネックです。
よっぽどキツかったんですかね。


ざーっと見てみたところ、とりあえず早期償還の対象に
なっているレバレッジETFは、だいたいなんかのベアETFか、
あるいはブルETFなら天然ガス関連やヨーロッパ金融のレバレッジETFでした。


ベアは興味ないのでとりあえずブルETFを見てみたところ、
その名もGASLEUFLなどですが、
それぞれ資産総額が1100万ドルと200万ドル程度。
日本円にしておよそ12億2000万と2億2000万程度です。


ベアに関しては調べていませんが、
まあベアは基本的にブルより人気ないので
これよりも低いでしょう。


しかし、純資産額がおお低い低い。
こんだけ純資産総額が少ないと早期償還も
やむなしと言ってもいいかもしれませんね。


現物のインデックス投資にもありうる話です。
投資していた人にとっては悲しいことですが…。


対してSPXLは現時点の純資産額がおよそ7億9500万ドルで
TECLは5億700万ドルなので、50倍以上の差があるわけです。
(2020/3/23時のブルームバーグ参照)


これを見ると、いくら規制がかかると言っても、
SPXLやTECLの早期償還については
それほど心配することもなさそうですね。


ただ、(ぽすとは英語が読めへんので)
ゆう氏によると売却期限は2020年4月6日まで。


いやお前ちょっとそれ期間短くねえ!?


これは早期償還が一度でも決まる気配になったら、
レバレッジETFは一瞬で即死するという前例を作ってしまうことになりましたね…。


早期償還が決まってから我々投資家が行える動きはなさそうです。
まあ人気が無くなりそうだと思ったら早くに離れるしかないわけか…。


さて、早期償還についての恐れはある程度解消でき、
最悪の選択肢は逃れられそうですが、もう一方、
レバレッジETFの倍率変更について。


こちら、倍率変更してもらっても、
それはそれでリスクも減りますから、
たかだか2倍程度だったらそのままガチホしても選択肢になりえます。


ただ、一番キッツいのが今回みたいな暴落相場で切り替えられること。
タイミング最悪ですよねww


倍率変更の場合は早期償還と異なり5月19日から、
とあるためこちらはある程度猶予がもらえるみたいですが、
それでもそこまでに回復しないと
よりプラスになり難くなってしまうのはキツイですね~…。
レバレッジETFはただでさえ減価が大きいのにね。


ただガチホするだけでは難しいでしょう。
すると倍率変更されてしまうレバレッジETFを買っていた人は、
どうしてもプラスで売り抜けたい場合は、
暴落時に倍率変更されるとわかってからでも
さらに買増していかねばいかないと…。
いやーキツイっす。


んで対象に上がっているのが、
ひとまずブルだけまとめると下記の通り。
BRZU(ブラジルブル) 純資産額8500万ドル
RUSL(ロシアブル)  純資産額3300万ドル
NUGT(米国金鉱ブル) 純資産額4億ドル
JNUG(米国中小金鉱ブル)純資産額1億7400万ドル
ERX(米国エネルギーブル)純資産額6600万ドル
GUSH(米国石油ガスブル)純資産額7800万ドル
※ちょっと名前ミスってたので少し修正。


株価が10ドル以下、または純資産額が大体1億以下の
どちらかあるいは両方のものがどれも対象ですね…。


やっぱり人気に比例するんでしょうか。
そう考えると少し安心できる気もしたんです…が!


4億ドルも純資産額があるNUGT(米国金鉱株ブル)が
2倍になってしまうのは流石に見過ごせない。やべえなオイ。


ま、まあ株価は今6ドルしかないし、
2014年辺りからずっと低迷していたみたいだから…(震え)
安心できるといえば安心できるし、できないと言えばできないw


米国の大部分の資産を含むハイテクセクターが死なない限りは、
TECLも純資産額が増え、人気も出るわけですから、
おそらく大丈夫な気がしますが、
やはりこれもぽすとのポジショントークとバイアスなんでしょうかね。
あまり信頼しないでください。


ただSPXLはやっぱほぼほぼ大丈夫な気がするけどなあ。
だってDirexion社の看板商品じゃん。
これの倍率下げるとかこの会社要らなくなっちまうよ。
まあTECLは人気を失った時にやはりヤバそうな気がしますけど。
あ、ただの感覚です。


まとめると、今回のレバレッジETFの規制について、
SPXLとTECLについては、
「倍率変更は多少あり得るが、早期償還はないだろう」
「倍率変更は多少猶予があるが、早期償還に猶予はなし」
という感じのまとめになるかと思います。


概ねなんかまあ、想定通りの範囲内に収まったかなと思います。
だってそりゃ人気のないレバETFは運用しててもしょうがないですし…。


むしろ今回早期償還されることが決まったブルETF、
早期償還されなかったのが不思議なくらいの純資産額だし?


こっちに関しては割と妥当な結果なんじゃないかと思います。
もしかして今回の規制の流れと暴落を機に、Direxion社は
不要なファンドを処分したみたいな感覚なんじゃないか…有り得そう~。


今回は前の乖離の時と違って公式HPでの掲載もあるので
だいぶ信憑性のある情報でしたね。つかまあ単なる事実か。
ということで取り急ぎ。



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2 件のコメント:

  1. ぽすとちゃんなんか最近ブログの文章元気ないけどお疲れ気味ですか?
    相場がこんなで仕事も意味不明な中平常心でいることも大変かと思いますが素敵な絵を描いてくれるぽすとちゃんを応援してます!

    返信削除
    返信
    1. ありがとうございます!
      いえ、当人に自覚はありません。私生活でも株でもいつもと変わらずスタンダードな状態ですね。

      むしろちょっと前の時は相場の粗さに変にテンション上がりすぎでしたw
      反省ですw

      削除

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