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和製バフェットのシークレットポートフォリオZ
https://waseibuffett.com/
和製バフェット将軍の投資の運用方法を私の解釈で見る限りなら、
「買った後に市場の下落以上に8~10%下落したら損切り」
「買値より上昇している銘柄に買い増しする(下落時は買わない)」
「短期ではなく中長期投資」
「クソ株だと判明したら柔軟に即損切りあるいは利確」
といった感じでしょうか…あってるかな?
この場合において、
あくまで「市場の下落以上の8~10%の下落で損切り」
というルールが守られる前提ですが、
和製バフェット将軍がやっているグロース個別株の運用に対し、
私の先進国インデックス投資では確実にリターンで劣ると思っています。
まず平時のリターンで確実に負けている以上、
右肩上がりが続く市場ではほぼ確実に
インデックス投資はグロース株運用に負けます。
実際今のインデックス投資のリターンを
牽引しているのはハイテク、グロース株ですからね。
そりゃクソ株やらバリュー株も内在している
インデックス投資が劣後するのは当たり前ですが。
そいで、米国株はほぼずっと右肩上がりですから、
その状況が続く限りではまあ勝つのは無理です。
じゃあ市場が右肩上がりではなく、
いまいちぱっとしない、
2018年のような相場だった場合はどうだろうか?
なにせ、彼のルールだと右肩上がりでないときは
あまり積極的に買増されない。
私は常にドルコスト平均法で投資しているから、
その分景気が微妙なときは差がつくんじゃないか?
…と思って、彼の保有銘柄である、
ダナハーやマイクロソフト、ビザと指数を比較したら、
まあ普通にアウトパフォームあるいはいい勝負していた。
そもそもそれらは2018年の指数と違って右肩上がりしていた。
普通にそりゃ追加投資するよね…。
というか、米国株式はほとんど右肩上がりの期間が多いので、
日本株式のように長期的な低迷はあまりしていない。
(○○ショックのような暴落はあとで話す)
すると、平時はほぼ右肩上がりであり、
しかも米中貿易戦争みたいな些細ないざこざでは、
むしろ指数の方が低迷しても、
個別グロース株は大したダメージも受けないのだ。
すると、米国株が安定しているうちは
ほぼほぼ確実に指数よりアウトパフォームする。
いや、強いな…。
そして、そんな右肩上がりの状態のさなか、
もし保有銘柄がクソ株化したら、
つまり損切り8%ルールに該当したらどうなるのか。
…そこできっちり見切りをつけられるかどうかだけど、
マクドナルドもまあまあな成績で、
しかも「マクドナルドはなくならんっしょワイドモートっしょ」
とか言ってたけどもっと良い水道銘柄を見つけた途端
つい最近ズバッと切ってたし、損切りルール以外にも、
リターン差が明白ならスイッチングも容易にするみたいですね。
するとそのフットワークは軽そうだと思えます。
流石に普段から言っているようにクソダサい投資家のように、
クソ株化した銘柄にこだわることはしないだろう…と思いたい。
上の例のように、ある意味株価を主に重視しているのでそれはなさそうではある。
そのスイッチングの頻度が高いと、
細やかな税金や手数料で差がつくのかとも思ったけど、
普段のグロース株の莫大なリターンを見る限りだと、
それ以上に利益が出るため普通にペイできると思われる。
うーん、やっぱり過去と現在の右肩上がりのグロース株同士の間を
転々としているのがでかいですね。
いつ銘柄を切り替えてもだいたい利確できるから利益が出て(課税はされるが)
しかもスイッチングの利益>手数料かつ、スイッチングの利益>指数のガチホ利益
というパターンが多そうですし、
ある程度右肩上がりな銘柄なら頻繁な切り替えも
それほどデメリットじゃなさそうです。
これが上昇幅が小さいバリュー株や配当銘柄だったらこうはいかないですね。
スイッチングのたびに損切りするハメになりそうだし。
飛んだ先がバリュー銘柄だった場合、
その後右肩上がりするかどうかも怪しいし、
長期的に低迷したら8%損切りルールにそぐわず、
損切りタイミングも難しいです。
そもそも配当が大きければ大きいほど
計算が煩雑になり計算しづらくなるため不適切です。
銘柄管理の柔軟性を損なう結果になりそうですね。
ってことで、よっぽど変な銘柄を掴まない限り、
はたまたバリュー化、成熟企業化、配当銘柄化、
はたまたクソ株化した銘柄にこだわって耄碌でもしない限りは、
そうそう大きく損することも少なく、
アンダーパフォームもしないように見えます。
あまりに頻繁に銘柄をホイホイ入れ替えるなら、
手数料負けしてアンダーパフォームしてしまうかも、
なんていう懸念もしていたのですが、
売買手数料も低コスト投資信託同様、
ぐんぐん低コスト化してきていますし、
見ていてもせいぜい半年に一回程度かつ
スイッチング前も先も、
指数に大きくアンダーパフォームしている銘柄ばかりなので、
そういったこともそうそうなさそうに見えます。
すると…あとはリーマン・ショックのような、
暴落時にどうするか、ですよね。
グロース株を否定する人はいつも「暴落したら死ぬぞ!」と不安を煽ります。
暴落時になると、流石に指数同様、
いくらグロース株でも大きく下落します。
どんなにシェア率が高く事業基盤が強い事業も同様です。
GEとかはITショックとかリーマン・ショックで立て続けに死んだ結果、
今みたいなクソ銘柄化しました。
今後立て直せるかどうかは…まあ主観ですが、
かなり怪しいんじゃないかと思います。
ともかく、自分の銘柄がいかに有名で安定していようが、
ここで変に自分の保有銘柄にこだわってしまえば、
大損こくことも十分にありえます。
ここにきて、ようやく8%損切りルールが発揮されるわけですね。
そんなクッソ怖い状況化でも、保有銘柄と市場平均を冷静に見極め、
損切りルールに該当したら深手にならんうちに切るし、
損切りルールに該当しなければガチホールドする、
そんな黄金の精神が必要になるわけです。
およそ市場と同時に保有銘柄のほとんども大暴落してしまうわけですから、
もし焦って損切りしてしまえば大損ですからね。
ともかく、少なくともそこをガチホで乗り切ればなんとかなります。
分散投資していますから、損切りルールに該当しない銘柄も多くあるはず。
もちろん暴落状態で更に買いましできれば最高なんですが…。
上昇時買い増しルールなんで、それはしないんじゃないですかね?
ていうかそんなんできる人いるのか?
それでも平時の右肩上がりでアウトパフォームできていますから、
単なるガチホでも十分なのかもしれません。
うーん、こう考えると、
やっぱり暴落時、大恐慌時に果たしてどうなるかがあまりに未知数ですね。
彼の保有銘柄は世界に深く根付くワイドモートなハイテク企業だったり、
リーマン・ショックなどを容易に乗り越えたものばかりなため、
全部が全部市場以上に10%以上下落する確率はそう高くはないかもしれませんが、
これもバイアスに過ぎず、今後も絶対そうだとは言い切れません。
結局のところリーマン・ショックを投資家で経験していない私には、
今までのデータの上で、セオリーにのっとってちゃんとできれば大丈夫といえど、
今後のことと、自分がその時ちゃんと対応できるのかは、
あくまで想像でしか大枠を語ることができません。
あまりに未知数なことが多すぎます…。
ただ言えることは、
暴落が来さえしなければ彼の手法はほぼアウトパフォームできるし、
暴落が来ても過去のセオリー通り「正しい対応」ってやつができればなんとかなる可能性があり、
それを彼ができるかどうかが目下気になるところです。
世の識者たちに言わせれば、暴落はそろそろ、らしいですけどねw
本当にくるのか?
遅れれば遅れるほど、グロース株投資戦略はさらに強くなるぞ?
私はここまで考えてみて、もう頭がパンクしそうなんで、
やっぱり彼のように個別グロース株を運用していくのはあまりに辛そうです。
7~10年あたりに1回とはいえ、
そんな大暴落が来た時にうまく立ち回れる気がしないため、
やはり尻込みしてしまいます。
彼のやり方は勝ちの目の大きい投資手法だとは思っていますが、
万が一を考えると、やはりインデックス投資以外は
私にはできませんね。
というかあれって資産があるからできるんじゃないかやっぱり…。
いやあたかだか500万付近のワタシには無理無理。
ただ、それでびびるあまりバリュー株などに手を出すと
アンダーパフォームしちゃいますからね…。
劣後はするとはいえ、平時や右肩上がりの普段の相場でも、
十分にリターンはあげられているため、
インデックス投資で確実かつそれなりのリターンで、
満足しておくのがやはり私には一番良いのかもしれません。
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新年あけましておめでとうございます。
返信削除薔薇の艦隊
https://rosefleet.net/
のエディです。
昨年は大変お世話になりました。
年初、米国市場は幸先の良いスタートとなりました。
この勢いで、私たちの資産が増えていくことを祈っています。
昨年に続き、ブログを通して、投資に関する見解を披瀝し、
切磋琢磨できるやりとりを期待しております。
本年もよろしくお願いいたします。
エディ王子!
返信削除これはどうもご丁寧に…こちらこそ、お世話になりました!
そして、あけましておめでとうございます!
今年も良いリターンになるといいですね!
爆発的アドバンテージだ!(忘れてた合言葉)