そういえばイギリスの首相ですが、
メイ首相からなんかよくわからない人になりましたね。
ボリス・ジョンソン氏とかいう…。
評判を聞く限りだとこれもまたトランプじみた人らしい。
つまり(若干)過激派。タカ派。言動が強気。みたいな。
ここにきてEU離脱はいよいよ現実的になりそうですね。
となると、EU離脱後は間違いなくイギリスは暴落来るでしょうね。
その選択肢が結果的にプラスになろうとも、
少なくとも当面、短期的には確実。
これを買いチャンスだ!とか言っている投資家もいますが…。
うーんどうでしょうね。
もしかしたら十数年単位で再起不能になりかねない気も…。
トランプの強気発言は世界一位の国だからこそいいんですし、
中国なら内需でまだしもなんとかなる部分もありますが、
イギリスはお世辞にも資源や人口や国土が優れた国ではありませんからね。
流石にEU離脱後数年したら株価が回復すると無条件で信じるのは難しい…。
特に(シーゲル派など)一部の投資家が大好きなタバコ株の一つ、
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)の本社は
イギリスにあるじゃないですか。
シェア自体は全世界に渡って広いとはいえ、
この銘柄保有者はこのリスクを無視できるかって言われたらできないはずです。
(アレ、一応ディフェンシブ銘柄じゃありませんでしたか…?)
米国レベルだったらともかくも、
イギリスじゃなあ…。
時価総額比率なんだかんだ日本より低いし…。
EU離脱にかかるイギリスの経済危機はどれくらいのレベルか
あまり予想はつきませんが、それでも悲観的な意見も多く、
かりにそれを想定していても投資チャンスとするにはリスクが高すぎます。
もしイギリスなら大丈夫だろうと信頼しているなら、
英国指数のFTSE100にでも投資すればいいんでしょうが…。
まあ、せいぜい先進国インデックス投資で
拾い上げるぐらいにしておいたほうが無難です。
勝負をかけるとしても英国の単体銘柄…
つまりBTI単体に賭けるとかそういうのはやめたほうがいいですね。
経済危機を投資チャンスとして見るのはまあ一つの手段ですが、
その経済危機の発端が政治によるものである場合、
投資家というより政治家よりの見識が必要なため、
できればこういう時合を投資チャンスと捉えるのはやめたほうがいいですね。
そうした政治リスクにも強いのが
全世界(先進国)インデックス投資の特徴でもあります。
EU離脱リスクを背負い込みたくない人はぜひインデックス投資を。
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