2019年7月13日土曜日

和製バフェットの銘柄は実は超手堅い。バフェット太郎は搦め手すぎ。分析。

どうも。
和製バフェット軍神風特別攻撃隊隊長の
チャールズ・D・ぽすと
です。
(和製バフェットのシークレットポートフォリオ公認)
http://hybrid-investment.blog.jp/


米国株ブログ村というクッソ狭いコミュニティの中で
投資関係ない諍いに口出ししすぎるのもあれなのですが…。


でも今回は投資家としてちょっとだけ続けて言及。
あくまで投資の話題ですし。


米国株村の某バフェット太郎と某和製バフェットは、
(厳密に言えば少し違うかもしれませんが)大まかに
ディフェンシブ銘柄・高配当銘柄支持者と、
グロース銘柄・無配銘柄支持者と分類でき、
私は後者のほうに少しだけ考えが似ています。


とくに和製バフェットのポートフォリオですが、
VTIを除くとマイクロソフト、ビザ、
スターバックスにマクドナルドと、正直私が個別株投資家だったら
ちょっと買ってみたいなと思うような銘柄ばかりですからね。
(ユニオンパシフィックも持ってる?)


というか思っていた以上にわりと手堅い超安定優良株ばかりですねw
だのにアマゾンやアップルのような急成長イナゴ銘柄に飛びつかないあたり、
言動以上に安定で堅実な志向なのかもしれません。彼。


私はインデックス投資家であるため、
シェアが大きく超長期で安定している優良株の信者で、
かつもし個別株投資ならせいぜい多くても
5種程度のポートフォリオに抑えたいと思っているため、
正直言ってポリシー的にわりとストライクです。
VTIも買い増ししてるらしいし。


(10種超えるようなポートフォリオは手間もかかるし
リスクの割にリターンは下がるし、成績まで
インデックス投資と似通るので私はダサいと思っています。)


反してバフェット太郎氏はどうも米国株の中でも
マニアックな部類の銘柄に投資していますね。


プロクター&ギャンブルやマクドナルドとか、
割と良いところにも投資しているんですけど、
どうもアルトリア・グループやフィリップモリスなどのタバコ株や、
なんとも言えないチャートのエクソン・モービル、
最近いまいちぱっとしないIBMやらで絶妙にあたりを外してます。


わかりますかね、やっぱ10種も持つと
ブレブレになっちゃうんですよ。セクターもリターンも…。
前の部分だけで止めておけばいいのに…。
ていうかセクター別に分けるとしてもタバコ株二つもいる?


むろん分散投資やディフェンシブ銘柄によりリスクは多少減るでしょう。
ただそこでリスクヘッジをかけてしまえば、
リスクを取ってリターンも取る個別株投資をやる意義は薄れ、
率直に言ってただ手間と手数料のかかるインデックス投資の劣化版に過ぎません。


ディフェンシブ銘柄だから下落に強いとも言っていますが、
逆にいえば下落時に買い増ししても上昇時のリターンが少ないのも同義であり、
やっぱりちょっとイマイチです。
だって別に下がったときに売るわけじゃないでしょう?


というか正直なところ、一番気に入らないのが、
現時点で市場に劣化してる個別株投資家なのに、
「バカでも稼げる米国株投資」っていう本を出して
バカから金を巻き上げようとしているところですね。


もうね、どこぞのピンク玉もそうですけど、
noteやらなんやら投資関係のない商材で儲けるブロガーは気に入らない。


いや、それでちゃんと投資利益が出ているなら文句はないんですけどね。
BNFとか、あのへんなら実際にちゃんと莫大な利益出てるんでいいですけど。


長期投資だから今はダサい投資成績でも良いって?
いや長期投資家なら長期投資の結果が
出たあたりで本を出すべきじゃあありませんか?
水瀬ケンイチ氏みたいにさ…。


無料で見られるブログでそれを言うなら
ある程度そういうこと言っていいと思うんですが、
本出してカネとってまで不確実性の高い長期投資の理論
(しかも結果がまだ出ておらず、さらに現時点ではクソダサい成績)
を述べちゃうあたりはやはり不誠実すぎると私は思いますが…。


某ピンク玉然り、与沢翼然り、
こういう情報商材屋に騙されている限りはずっとお金持ちには
なれないでしょうね…。


ああそう考えるとまずバフェット太郎氏を
投資家の枠組みで考えていたのがそもそもお門違いですねこれ。
たぶんそのへんがずれてるんじゃないかな認識が。


彼のポートフォリオ自体はいわゆる
「優良ではないが、悪すぎるわけでもない、でもちょっとダサい。
マニアックな投資家に割と陥りがちな迷路のようなポートフォリオ」

というのが私の実直な感想ですね。


ていうかリスクもリターンも中途半端。
やっぱこれリターンより趣味で投資してるだろ。


市場が結構滅茶苦茶になりがちな日本株なら
案外そういった搦め手を使った投資手法は合うかもしれませんが…。


米国株市場はかなりセオリーに沿ってるので、
やはり和製バフェットのように、
「長期に渡り安定で優良で、そして少数のポートフォリオ」こそが
一番適していると思います。


(米国株)投資に邪道なしってことです。


それでももっとリターンがほしいのなら、リスクを取って、
アップルやらアマゾンやらのイカれた超絶急成長不安定株に
手を出すかどうかってところですね。


まあイナゴをせず実直に超安定銘柄を買い続けるのがベターですが、
もしそれらグロース株を適切に利確できたとしたら、
それこそ超絶イケてる投資家と言えるでしょう。
(逆に損切りしたら一番ダサい)


…時折、「他人の投資に口出すなんて暇だなこいつ」みたいな
意見を某ブログでも見ます。


でも投資ブロガーとして投資手法を公開しているなら
批判されるのもさもりありなんでしょうよ。


ていうかブログに限らずネットで意見を公開するってそういうことだし。
ブロガー同士の気を使った馴れ合いよりは
投資を交えた忌憚のない議論のほうが健全でしょう。
(まあ私もGE坊やがGEに投資してないのに看板に偽りありじゃんとか文句言ったら、
本人開き直った挙げ句晒されたことありますし)

 
クックパッド。



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4 件のコメント:

  1. ほすとちゃん2019年7月13日 19:21

    ぽすとさんに資産運用の相談があります(T ^ T)
    現在ひふみプラスを持っていますが含み損でとてもつらいです。
    損切りしてスリム先進国を買った方がいいでしょうか?
    ご教授よろしくお願いします。

    返信削除
    返信
    1. お、偶然私と似たような状況ですね。

      あなたの投資資産と含み損がどれだけあるのか
      わからないためなんとも言えませんが…。

      私の場合で答えますと、投資資金もそれほどではなく、
      含み損が1万円程度なので、この程度ならいずれプラ転すると思って塩漬けしています。

      米中の貿易戦争もまたぶり返す可能性があるので、
      損切りし切り替え終えた瞬間に高値で掴んで、
      slim先進国もまた下落したら目も当てられません。

      インデックス投資は長期投資で右肩上がりを想定されていますが、
      直近の成績はどうしても不安定に上下します。

      損切りにより損を確定してSlim先進国の直近の曖昧なリターンにかけるよりは、
      塩漬けしておいて「はじめから投資していなかった」ということにしておくとか、、
      「メインファンド用の一種の下落待ちのキャッシュとして置いておく」
      という想定で私はそのままにしておきます。
      一応ファンドが違うため多少はリスク分散にもなりますし。

      得をすることより損をしないことこそが投資で勝つ王道ですよ。
      特にインデックス投資家はね。

      あとそもそもひふみプラスも中長期投資想定ですので、
      眼の前の含み損をすぐ切っちゃうのも微妙です。

      まあそういうのを見越しても
      思った以上に長くひふみプラスが動かないのがクソなんですけどね。
      まじでいつプラ転するんでしょう…。

      削除
  2. わたしは投資カービィさんのnoteは全部かかさずに買ってるけどどれもためになることばかり。
    必要な自己投資だから全然懐も痛くない。

    むしろ買わないひとがあたまがたりないんだよね。
    そういうものを買わずにあなたたち愚かなひとたちがどんどん貧困になっていくさまを見ていると、
    とってもおもしろい。おもしろいね。

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