2019年7月29日月曜日

米国株最強説を信じるならディフェンシブ銘柄はいらないんじゃないか?

まず、私は某バフェットもどきのように、
4半期の決算すら見る頭もなければ見方もわからない阿呆者です。
これは個別株投資をする上で致命的でしょう。


そして、そんな阿呆者だと自分で自覚しているゆえ、
無駄な自信もプライドもなく、変なリスクも取らず
インデックス投資でアツいリターンを得ているわけですが、
そんな私が浅薄な意見を言うとしたら冒頭の通りになります。


他の国より米国株に投資することこそがリターンが大きく、
米国株がこのまま長期的に右肩上がりだと信じられるなら、
ディフェンシブ銘柄に投資する意味とは果たしてあるのでしょうか?




ディフェンシブ銘柄は下落時にも強いという特徴は確かにありますが、
逆に言うと下落時の買い増しはあまり安く買えるというわけでもなく、
再び暴騰する際にも上がり幅は少ないことが多いので、
リターンはどうしても少なくなってしまう傾向にあります。


そして、実際の米国株市場はほとんど常に右肩上がり。
2018年のように、短期的には揺らぐことがあってもすぐ戻りますし、
リーマン・ショックのような大暴落でさえたった2年ちょいで回復してきた実績があります。


かりに長期的に大不況が続いてしまうならもちろんディフェンシブ銘柄様様ですが、
こんなにも強い米国株市場を見る限りは、
好景気にグングン上げていくシクリカル銘柄のほうが俄然リターンは高くなるでしょう。


そういう根拠から、ほとんど常に好調な米国株市場にて、
弱気なディフェンシブ銘柄をポートフォリオに組み入れてしまうのは、
あまり適切な運用とは思えないのです。


弱気相場なら指数に勝てる、といっても、
数十年のうちたった2年だけ買ってもしょうがないでしょう。
長期投資ならなおさらです。


「いやいや、ちょっと待て、米国株が長期的に強いのは信じているが、
それでも暴落で狼狽しないでいられる投資家なんていない。
だからこそディフェンシブ銘柄でリスクを減らしつつリターンを取ることで、
自分のリスク許容度はそのままで実質的にリターンを上昇させられるじゃないか」


という、至極まっとうな投資家の…。
いえ、個別株投資家の意見が聞こえてきます。


ただし、個別株投資というのは、ほんの少し日和っただけで
インデックス指数にアウトパフォームするのが難しくなるくらい
わりと過酷な環境なのです。


アウトパフォームしたいならガンガンリスクを取って
リターンを上げていかなくてはなりません。


つまり、下落のリスク、暴落時の狼狽売りに強く恐怖があり、
今まで2年ちょいで回復してきた米国株の強さを信じられないのなら、
それこそ株式ポートフォリオ内でリスクヘッジするよりかは
はじめからインデックス投資をしておくほうが、
精神衛生上でも、効率的な面でも俄然合理的だと言えるでしょう。


とはいえ、かりに、これが、資産切り崩し期だとしたならば、
ディフェンシブ銘柄で資産の守りに入るのも悪くはないかもしれません。


ですが、少なくとも資産形成期にディフェンシブ銘柄で
守りに入るのは微妙だと思います。


個別株投資で大きなリターンを取りたいのなら、
強気のポートフォリオで行きましょう。
そうでないなら最初からインデックス投資一本が一番です!



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9 件のコメント:

  1. 一介の読者が出すぎた真似をしてしまうことをお許しください

    ぽすとさんは自分は投資について殆ど知らないとご自覚しながらも、なぜインデックス投資以外のことについて強気に持論を述べられるのでしょうか
    例えばディフェンシブ株が必ずしもイケイケの株にパフォーマンス劣後しないことは、シーゲルを知っているならば誰もが知る周知の事実です(過去のデータが今に通用するかという話もありますが)
    自分があまり知らないことについて述べるのはともかくもう少し謙虚さが必要ではないでしょうか

    改めて一読者がブログ主様に偉そうなこと言ったことお詫び申し上げます

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    返信
    1. コメントありがとうございます!
      投資議論が活発になるのは良いことですね。全然構いませんよ!大歓迎です!

      さて、ディフェンシブ株が必ずしもイケイケの株にパフォーマンス劣後しない、
      といっていますが、実際現時点ではほとんどの銘柄が劣後しっぱなしじゃないですか。
      必ずしもそうではない、と言っても
      そりゃ物事みんなそうでしょうとしか言えんし、
      傾向として今はそうなのだからなんの否定にもなっていませんよ。

      というか、謙虚になれって言われても困るんですけど…。
      それって、じゃあ株式市場についてどれだけ詳しかったら謙虚じゃなくて良くなるんでしょう?
      バフェットですら失敗しまくってるのに?

      削除
    2. おはようございます。

      そうですね。言い方を間違えました
      シーゲルの株式投資の未来によると、オールドエコノミー(ディフェンシブ株とは違いますけどね)はニューエコノミー(こちらはイケイケ株と置き換えてもいいでしょう)株を数百年のデータの干渉によって明確にアウトパフォームした
      という結果が出ています。
      ですから、現にアンダーパフォームしている
      と言われましてもこういうデータがあります
      と反論したくなります。


      それと謙虚の件はすみません。
      これも相方を間違いました。
      名人様は黙れ
      とこれは論理のクソもないただの感情論です。

      例えばスマブラで例えるならば、他のプレイを見てエアプの名人様があーだーこーだ言っているように私には見えています。
      しかもそのことを言うとじゃあzeroも判断ミスすることもあるけど謙虚にならないといけないの?
      と言われているようなもの
      わたくし怒りでプルプルでございます。

      ただ、他人のコメント欄で褌をとってるわたしにもブーメランですし、ただの感情論なので
      この件については、これ以上言うのは辞めます。
      コメント嵐すみませんでした。

      削除
    3. 謙虚さの欠片もない名人様で草

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  2. 有名ブロガーのほとんどが個別株をメインに買ってる理由を考えてみましょう。
    株には証券会社の不正と破綻のリスクがあり、保全されていなければ1000万円までの保証しかありません。
    インデックスになると、さらに運用会社と関連機関のリスクが上乗せされるんですよ。
    今まで、まさかというようなことがどれだけ起こってきたことか。

    あと、グロース株とその他の株を比較するのは
    しょせん結果論なのでほとんど無意味です。そして未来はほとんど不明です。
    断言するのは愚かです。

    返信削除
    返信
    1. 株には証券会社の不正と破綻リスクが…、
      なんて言ったらなんもできないじゃないですか。
      この資本主義社会で暮らせませんよ?

      そんなこと言ったら紙幣にはインフレや政治リスク、
      GOLDにはその管理会社のリスクや紛失リスクもあるし、
      銀行だって着服されたりするリスクもあるし、
      そもそも預けているお金は企業に又貸しされてるんですよ?
      それでせいぜい1000万円しかペイオフで守られないんですよ。銀行。

      翻ってインデックス投資はもちろん運用会社・証券会社・信託銀行が関わってますが、
      それら3つともそれぞれしっかり信託財産が分別保管されています。
      しかも銀行と違って資産は全額保全されます。1000万を超えてね。

      せいぜいインデックス投資において増えるリスクなんて繰上償還リスクくらいです。
      というかむしろVTとか買ってたら普通に日本金で持つよりリスク低いじゃないですか。
      全世界の株式会社が一斉に破綻するとか普通に考えてありえないでしょう?

      リスクを言い出したらキリがありませんよ。
      少なくともまともな投資ブロガーなら個別株よりインデックス投資のほうが安全と言うだろうし、
      預金で持っておくより安全だと言っている人も多いと思います。

      そもそも、ついちょっと前の記事にも書きましたが、
      基本的にはグロース株のほうが現時点では有利だと推察しながらも、
      未来が不明だからこそ私はインデックス投資をしているという結論になっています。

      というかまさに昨日の記事で、
      「グロースもディフェンシブも全部結果論にしか過ぎないわけだから、
      インデックス投資にしておくのが一番安定すると思いますよ…」
      と、言う記事を書いたんですが…見ていただけませんでしたでしょうか。

      削除
    2. おっと、すみません!訂正です。

      --証券会社の不正と破綻のリスクがあり、保全されていなければ1000万円までの保証しかされません

      ってこれ、ようは証券会社が分別管理していなかった場合かつ、
      その状態で破綻したときに投資者保護基金で守られるのは1000万しかありませんよ、
      っていうことを指摘されていたんですね。

      投資したお金が全額分別管理されている場合、
      金額上限なく保全されているという前提と勘違いしていました。
      申し訳ございません。

      ちなみにそのことについて詳しく書いた記事はこちらになりますね。
      https://mailbox009.blogspot.com/2018/02/blog-post_20.html#RXckLwZ.twitter_tweet_count_no_m

      まあもしその1000万が不安なら証券会社をいくつも持ったほうが良いってことでしょうね。
      いろんな銀行に1000万ずつ預けるのとあんま変わらないですね。

      まあペイオフ制度でしか守られていない銀行と違い、
      証券会社は分別管理による保護と
      投資者保護基金による1000万までの保護両方があるという点で、
      やっぱり銀行よりは不正・破綻リスクは少ないと思いますよ。

      削除
  3. こんにちは。

    > いろんな銀行に1000万ずつ預けるのとあんま変わらないですね。

    亀ですが、ゆうちょ銀行だと限度額を超えると振替口座に振り替えられこれも預金保護の対象になります。

    https://www.jp-bank.japanpost.jp/yokinhoken/ykhk_index.html

    振替口座にすると利子がつかなくなるデメリットがあるんですけどね。

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    1. 私の見落としか、URLを見る限りではその情報は見つかりませんでしたが、
      勝手に決済用預金に振替えしてくれるってことですかね?
      だとしたらまあまあいいサービスですね。

      なお、私も預金はすべて決済用預金口座にしております。
      現預金は6万円程度しかないですけどねw

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