2020年10月31日土曜日

未来がわからないからこそ確度と期待値の高い投資を。


私のQQQですが、含み益と含み損を
行ったりきたりを繰り返してますね。


グロース投資、というかキャピタル狙い投資の最序盤は、
どうしたってこの変動が激しいもの。


私はQQQの将来を信じているとは言え、たかが400万。
これが数千万円だったりしたら、また恐怖も違うでしょう。


スイッチングの際に、一括投資でとかもしないはずです。
私は一括で先進国投信からQQQにスイッチングしましたが、
現資産割合のうち53%近くとは言え、たかが400万ですし。


またそれの2.5%にあたる月10万円を追いで投資できるので、
やはりその心理的ブレーキは少なかったはずです。


これに恐れを成して、株価が低く、
これ以上に下がらないように思えるバリュー銘柄や
キャピタルは気にしなくていい(大嘘)高配当銘柄に
投資する人もいるんでしょう。
(なおその後もまだ下がるもよう)


大体シーゲルだかなんだかしらんが、
課税を無視した高配当のリターンがアウトパフォームしてた、
とか鵜呑みにして課税されまくるとかアホやし。


まあさ、過剰に暴落に怯えまくって、
直近10年前後に変な投資して、ずっと劣後しっぱなしとか、
そんなのばっかりな投資ブロガー見てたら呆れるよね。


未来がわからないのはそうなんだが、
かといって期待値や確度が低いものに賭けるのは、
割に合わなさすぎる。


石油、タバコの時代がこれから来る?
なら、来てから買えば良いじゃないか。
それまでずっと待ってる時間もったいないじゃないか?


投資においてはインフレ率や複利があるんだから、
10%、10%、10%の3年連続の上昇と、
0%、0%、30%の3年後の上昇は同じじゃない。


同じ100万円でも、前者は
110万、121万、133万になっていくのに、
後者は100万、100万、130万の上昇幅。


たった2.3%の乖離幅って言うけど、
たった2.3%って結構大きいよね、リターンでは。


乖離幅は2.3%でもさ、
後者は元本から33%上昇しなくちゃならないし。


1000万なら30万の差、1億なら300万の差だし。
これがさらに長期になれば、さらに複利で乖離するし。


つまりバリュー投資だか、テンバガー狙いだとか、
色々グロース投資においつく方法はあるけどさ、
グロース投資が一番シャープレシオが良さそうな投資。


もちろん最後の最後にグロースが暴落したら終わりだけど、
それでも2.3%~3%分のリターンが含み益としてあり、
(上のバリュー投資と比べて)暴落のヘッジになるし。


ちょっと下がっただけで鬼の首をとったように
マウントとってくるコメントももらいますがw


大きく上がりまくってるからこそ大きく下がるんだよね。
そしてその下げを差し引いてもプラスリターン。
逆に下げまくってる中さらに下がる銘柄よりかは全然良い。


そもグロースが大型であればあるほど、市場への影響も激しく、
Appleが死んだらJNJもPGもVZもただではすまない、なんて可能性も。


それに、そんな不利前提の話をするのなら、
バリュー投資も最後の最後に騰がらないとだめ。
上の話で言えば、3%余計に騰がらないとダメ。


そしてテンバガー狙いなら、
まずそもそも当たらないとダメ。


分散投資なら「当たる確率は上がる」…って、言っても、
分散した分当たり率は下がる。


10万円1銘柄に投資したら10倍で100万円だけど、
1万円を10銘柄に投資したら100万円には100倍必要。


2銘柄あたっても100万円には50倍ずつ必要。
3銘柄あたっても100万円には30倍ずつ…。


株式投資は天井知らずとは言え、流石にテンバガーにも、
流石に常識的な天井の閾値もあるゆえ、
いくらでもずっと持っておくのも流石につらい。


そもそもハズレ率も上がる。
当たる確率がそもそも低いのがテンバガー狙いなのに、
ハズレ株だけ増やしまくってもしょうがないでしょ。


当たり、ハズレの観点もまた難しい。
利確後に上がるかも、また下がるかもだし。


そのテンバガーが本気の上昇なのか、
まさにまぐれで一時的なのかがまた難しい。


トレンド狙いの順張りレバレッジETFとは
また違うリスクがここですね。


単一銘柄のテンバガーの不安定さを恐れるか、
ETFでもしかしレバレッジ運用の不安定さを恐れるか…。


私はレバレッジETFを選びましたが、
まあ果たしてどうなるか、ですね。
中長期投資は正気の沙汰でないなw


未来が不確か、という理屈を信じるなら、
やっぱり不確実性を増すバリュー投資はありえないし、
確実性が担保されていないのに確実な高配当を求める
高配当投資ってのももっともっとありえない。


未来が不確かで、でもリターンの確実性を増したいなら、
やっぱりインデックス投資しかありえない。


インデックス投資が信じられているのも、
過去実績に沿った、これもまた順張り時価総額加重平均なので、
やっぱりグロース投資も同様の理屈でまだ手堅い。


確度の高さ(リスクヘッジと分散性)を
増せば増すほどリターンは下がりますが、
リスクヘッジ事態の下限も、リターンの上限も、
理屈上は天井知らずでもやはり割の良い閾値ってものがあるはず。


私がシャープレシオの良さげなところだと思ってるのが、
リスクヘッジに寄ったのがQQQをメインに据えた投資、
リターンに寄ったのがTECL等レバレッジETFへの投資、
それ故の今のポジションなんですね。


根拠は上記の通り、しかし理屈であって理論ではない。
やはりまあ私も感覚で投資しているに違いないのです。


いわばまあ、それでも不確実性は下がるわけで、
不確かながらでも割の良い投資だと信じているからこそ、
今もフルインベストメントしているわけですが。


さあ直近10年は私の今ある理論がうまくいった。
あとの10年、またその後の数十年はうまくいくだろうか?




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5 件のコメント:

  1. 残念ながらバイデンになったらAMZNやAAPLやGOOGみたいなのは真っ先に終わる。キャピタルゲイン課税で利益確定の嵐が来る。というかもう来ている。そしてまっとうな配当株の時代に戻る。グロース株はバブルだったと思い知ることになろう。
    だいたい、イナゴが群がるグロース株がそのまま上昇を続けるわけがない。みんな儲かるなんて話はないのだ。
    ナスダックもQQQもバブル終了。これからは優良企業の配当株の時代。お買い得なうちに買わないと売り切れてしまうから言っておく。まあ、飛びつくと大損するという体験をして良かったんじゃないか。残念でしたな。

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    1. バブル終了を判断する指数って何を使うんですか?
      利益が乗っているうちに確定したい。

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    2. コメ主様、おめでとうございます!
      あなたはクソコメランキングに当選されました!
      https://mailbox009.blogspot.com/2020/11/blog-post.html

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  2. 関係ないけど、twitterでのっちの名前で出ている方と下記のブログの方針や語り口は非常に類似しています。
    どちらも理路整然です。

    普通の人が資産運用で〇〇点をとる方法とその考え方

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    1. このリンクがうちに貼られんのは3回目くらいですねw
      理論的に説明されてると思いますが、私には毎回難しくてわからんち😭

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