2019年3月28日木曜日

そもそも個別株投資で勝つというのが烏滸がましいのではないか?

個別株投資においては、PBRだのPERだの、
それぞれの企業が出している純資産や決算、株価などを見て、
割安か割高か判断して、適宜売買を行うことで、
投資家は利益を得ることができます。


むろん、あくまでこれは一般的な場合にしかすぎず、
他にも信じられない理由で株価は変動することが
まれによくあります(ブロント語)


例えば、突然タバコの規制が強くなってタバコ銘柄が下落したり、
アマゾンのCEOが不倫・離婚してアマゾン株が下落したり、
不況になりそうだからって公共事業株が買われたり、
サンバイオが下落したことでほかの関係ないバイオ株が下落したり、
大震災で東京電力が下落したり…。


世界情勢の変動から震災、政治、
はたまたたった一人のオッサンが不倫をしただけで、
こうした銘柄を買っていた個別株投資家たちの、
今まで計算していたPERだのなんだのの分析は
まったくもって役立たずになりました。


とくに最後の、
東日本大震災の福島第一原子力発電所事故で、
「日本最大の電力会社だし、これ買っておけば絶対安全だろう」
などと慢心していた投資家は全滅したわけです。


こういったことは稀ですが、
やはりよくある出来事でもあるため、
結局のところいかに銘柄分析や選定を行おうが、
不確定要素一発で個別株投資家の
資産は消し飛んでしまうというわけです。


こうしたことは予期することなどほぼほぼ不可能であり、
むしろ予想以上に世の投資家たちは臆病で馬鹿なため、
ちょっとした不安要素ですぐ暴落し、
ちょっとした期待要素ですぐ暴騰してしまいます。


こんな状況でおちおち分析し、買うか売るか、
などと考えているうちにチャートは大暴れして、
儲けを得るタイミングを失うばかりか、
とんでもない大損をしてしまう投資家は後を絶ちません。


必死に分析をしても不確定要素で大損。
かといって分析せず運任せに買っても大損。


こんなことを繰り返してたらすぐに
株式市場から撤退してしまうことでしょう。
資産上も、精神衛生上も一切得をしません。


ということから、やはり個別株投資はお勧めできません。
賢い方はインデックス投資、それしかない。
それしかないのです。


お遊びで個別株投資をする?
それはなんともばかばかしい。


それで食らったたった数万円の損失は、
今の低コストインデックスファンドの信託報酬の
一体何十倍になるのでしょうか?



神の見えざる手によって株式市場は
常に徒に悪戯されています。


たかだか市井の一投資家ごときが、
個別株投資で利益を上げようなんていうのが
思いあがった思い上がりなのです。


烏滸がましいことだと重々自覚して、
愚直にインデックスファンドに投資しましょう。



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