どいつもこいつもそれで事業が成り立っている以上、
善悪は別としても募金額の中でいくらか相当は事業費に使われます。
有名どころで言うとアグネス・チャンのとこの日本ユニセフですね。
募金額の20%ぐらいは中抜きしますよ、と。
そのうえ使用した金額の明細は詳しく公開はしませんよ。と。
20%が管理費や事業費として相当なのかは
ずっと議論されてて、結局答えは
日本ユニセフの人しかわからないんですが、
冒頭にある、金綺羅金の豪邸で募金を呼び掛けるアグネスの画像は、
少なくとも募金する人に強烈な違和感を抱かせることでしょう。
なにも募金を呼び掛ける人が常に清貧でないとはいけない、
とは言いませんが、いくらなんでもこれでは煽っているようにしかみせません。
隣にアフリカの痩せた子供の写真でも並べてみたら、
極楽非道の人間にしか見えませんからね。
明らかにシチュエーションがミスチョイスです。
叩かれる理由はここにあるかと。
一応他には、ユニセフ親善大使である黒柳徹子氏に送れば、
それはそのままユニセフに送金されるようですね。
まあそれでもユニセフ内部はブラックボックスなんですけどね。
結局こっちだって管理費とかで莫大なお金がかかっていますから。
それに、黒柳徹子がアグネスより信頼されているだけで、
実際に黒柳徹子が本当に送っているかは確かめようがないわけですし…。
畢竟、こういった募金ビジネスは、
弱者を助けるための力を必要とするために巨大な組織が必要で、
その組織の大きさに比例してお金がもっと必要になるわけで、
ビジネスとしてはともかく、本来の目的からは
どんどん乖離していってしまうのが現実です。
そのくせ、アフリカの人らはロクな知識もないので
せっかく井戸や家を建てても、その部品を解体して売り払ったり、
稲を渡せばそのまま食べてしまうわけで、
つまるところあんまり効果があげられているとはいいがたいわけです。
こうした募金ビジネスは、弱者がいるからこそ成り立つわけであって、
きっと本当に効果的な援助なんてする気はないんだと思います。
こんな信用ならない団体どもに金をただ渡して
私腹を肥やさせるぐらいなら、
そのお金をインデックス投資に回したほうがよっぽどいいです。
こんなところに募金をして場当たり的な処置を新興国に費やすより、
インデックス投資をみなが行って、社会全体を裕福にし発展させて、
もっと抜本的に社会の問題点を改善させて、
貧困層をすくうことを目指したほうが良いです。
遠回りに見えるかもしれませんが、
これから生まれるたくさんの不幸な人たちを
本当にすくいたいのなら、
これが一番現実的な線でしょう。
そもそも広告にあるような痩せた子供は、
あなたがした募金が届くまでに亡くなるか、
あるいは実際は貧乏でも何でもないそのへんのタレントってなもんです。
まあ本当に救いたいと思っている素晴らしい人は、
こんなぐだぐだ考えずとも
すでに現地に行ってさっさと活動しちゃってますから。
中途半端な善意でよくしらんおじさんたちの懐にお金を入れるよりは、
アフリカのみならず世界中の幸せに社会貢献できる
インデックス投資をやるべきでしょう。
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