2019年3月12日火曜日

今、全世界株を買う選択肢は“なし”かなー

超天才爆益vTrader茜ちゃんやー!GEにゴールドにお任せやで~!@vTrader_Akane
今現在全世界株式を買うとしたら、
やっぱり候補として上がるのは、コストや運用面から
楽天VT(楽天全世界株)や
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)でしょうか。
それぞれ時価総額に沿って購入・リバランスされています。


どちらもおおむね良いファンドと言っていいでしょう。
特に楽天VTは、世界中の投資家から大人気の
バンガード社が運用するVTですし。


しかしながら、楽天VT(楽天全世界株)は現時点で
トータルコストが0.34%前後あります。


決して高すぎるわけではありませんが、
最近の低コストインデックス投資と比べると
ちょっと見劣りする信託報酬の高さですね。
ただVTを代わりに買ってくれるだけなのに…。


くわえて、Slim全世界株式などの方、
こっちにいたっては3均等だの日本除くだのなんだの
何個か濫造されていますが、
日本株の指数はどれもMCSIジャパンとかいう
新しい指数をもってマザーファンドを新設しています。


なんで既存で運用しているTOPIXではないんでしょうかね…。
まあおそらくMCSIで染めたいからだと思いますが…。
(先進国株式も新興国株式もそれぞれMCSIシリーズなので)


そんなどうでもいい部分にこだわるより、
日本株だけTOPIXでも全然良いから、
効率的な運用を期待したいところなんですが…。


ともかく、そのせいなのかは知りませんが、
こちらのほうもSlim先進国株式と新興国株式を
それぞれ単独で持つより0.02%近く信託報酬が割高です(現時点)


ま、こちらのほうは大した差ではないので
まったく気にすることはないでしょう。


いくらインデックス投資家が信託報酬に興奮するド変態であっても、
これはいくらなんでも誤差レベルですからね。


それに、個別でそれぞれ持っていても、
結局もし時価総額比率に合わせてリバランスとかしたくなったら、
売買手数料分(課税分)でトントンどころかマイナスぐらいですし。


ただ、純資産額が4か月で20億に達したくらいなので、
それほど人気がないことがやっぱりうかがえます。


逆に楽天VTに関しては1年半で191億円です。
VTの人気もあってだいぶ人気です。


でもやっぱり楽天VTのほうは信託報酬が高いんだよね…。
Slim全世界株式(オール・カントリー)の二倍近く…。


こう考えると、信託報酬の高さから楽天VTは選び難く、
人気のなさとマザーファンドの運用が怪しいということから
Slim全世界株は選びづらいです。


どちらも微妙…いや、まあ、
正直インデックス投資ブロガーでないと
気にならないレベルなんですけどね、どちらも。
気にしているのは一部の変態のみ、ってかんじです。


楽天VTの方は、VT購入にかかる三重課税などから、
正直これ以上コスト安は見込めないので、
将来を見越したらSlim全世界株式の純資産額が増えるのを待って、
運用が安定してから選ぶというのが一番無難ですが…。


どちらにしても、やっぱり全世界株式を今買うのはないですね。
Slim先進国株式だけで十分だと思います。


Slim先進国株式で充分分散投資できるうえ、
新興国を組み入れるとその分かえってリスクが高いと思うので、
そっち単体でもつほうがいいかなと思います。主観。



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