2019年1月17日木曜日

新興国株が成熟すると先進国株に入れられるなら、投資するメリットあんの?

MSCI指数における、先進国株式と新興国株式のくくりについて、
実は色々調べて考察してたんですけど、
あまりに複雑すぎて、これに手を出すと焼けどするなってんで、
やめました。


あんまりブログで適当な考察しすぎるのもあれだしね…。
インデックス指数にまで考えていくと、
いよいよ個別株に劣らないぐらいに複雑になってきます。


にわか投資家が手をだしてしまうわけにはいかない。
というか、結構有名なインデックスブロガすら、
「先進国株式と新興国株式のくくりはよくわかりませんw」
といっているみたいですからね…。


新興国の定義って何? 投資をする意味ありますか?
https://daily-ands.jp/posts/598c5cb773f3216f3b10e5d0/


でも、調べていると、
やっぱり「新興国で成熟した国は先進国に入れられる」し、
「先進国であまりに経済が破綻すると新興国に入れられる」といった
考えが主流なのかな?


でもそれを完全に把握している人はネットのどこにもいない様子。
大体、先進国と新興国というのが、
どういう基準で決まっているのかすらわかっていないみたいです。


まあ、指数によっては韓国が先進国扱いだったりするしね。
MSCIの指数にも、突然先進国や新興国の国入れ替えが
起きないとも限りません。


まず、そもそもそういった大きな国々が
一気に新興国や先進国に移動するような大規模な経済変革が
行われたパターンはそもそもないようですし、
今投資したい新興国株式がいつ先進国株式のくくりになるかもわかりませんからね。


①「新興国が成熟したら先進国株式に入れられるのだから、
結局その国の成長したあとの結果は先進国が手に入れられるわけだし、
新興国株式に投資する必要はないのではないか?」


②「いやいや、逆に言えば、成長性のある国が常に新興国に
組み入れられ続けるわけだから、新興国株式の方が利益率が高そうだ」



先進国株式と新興国株式への投資は、
こういう考えまで考慮して投資しなくてはならないかもしれません…。


少なくとも、現状「あの国があるから先進国・新興国に投資しよう」
と考えて投資していた場合、数十年後にはその国は
先進国・新興国間をそれぞれ移動しているかもしれない。
(あるいは、新興国以下の「フロンティア」というくくりに入っているかもしれない)


もうわけがわかんなくなってきますね。


どちらにせよ、先進国株式には大体において
「経済的に成熟した国が組み入れられる可能性が高い」のだったら、
私はやはり先進国株式のみに投資したいと思います。


インデックス投資なのに、変にリスクをとる必要はないですからね。


わざわざ経済リスクや国の破綻リスクが大きいうえに、
構成国の組み換えといった不確定要素まで含んでいる
新興国に投資する意味は見出せません。


先進国落ちをした国が組み入れられても困りますしね。
新興国→先進国ならまだ「その国が成長したんだな」と
好意的に受け止められますが、その逆は明らかに
「ああこの国は経済的に没落したのか…」としか思えないですし。


そもそも、新興国の構成国の中でも、
たとえば成長性を見込んでインドとかに投資したいのなら、
成長しきった後、先進国に組み入れられる可能性だってあるし…。


つかそれだったらインドに単体で投資したほうがよさげだし。
でもそうすると、先進国株式に投資していた場合、
投資先がかぶることになっちゃうしね…。


しかも、現状のMSCIの指数は、大体は時価総額比で
投資する%が決まってるんですよね?
(基準はMSCIが決めているようですが)


そうすると、たとえば中国が先進国入りしても、
新興国のときは26%ぐらい投資できてたのに、
先進国に組み入れられたら1~2%になってしまうのでは…?


…うん、やっぱりこの部分に言及すると魔境だわ。(思考停止)
手を出すべきじゃないですね。
ここまで考えてインデックス投資している人はいるのだろうか?


ま、そもそも、こんなことを考える必要すらない、
全世界を指数に組み込んでいるインデックスファンドに投資するのが
一番良いのかもしれませんね。


つか、安定を選ぶならそれが一番か。


(他に参考にしたサイト)
先進国の基準て何?
http://dontaroimo.blog.fc2.com/blog-entry-30.html




(σ`・ω・´)σ応援クリックお願いします♪↓
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ


0 件のコメント:

コメントを投稿

【諸注意】誹謗中傷およびスパム・荒らしコメントのIPログは適宜記録され、必要に応じてブログ運営者によって規制/プロバイダに通報されます。