アメリカの投資家のみならず、世界各国の賢しい投資家なら
だれかれ問わず当たり前のように投資しています。
そのリターンはとても優れていて、
プロアマ問わず、どの個別投資家も必死にその指数を超えようとしますが、
短期的にはともかく、長期的にはほぼ負けている人ばっかりです。
おお、あわれあわれ。(笑)
さて、その大人気指数にももちろんレバレッジETFが存在しており、
3倍のレバレッジをかけたSPXLという指数があるようです。
最近知りました。
こいつほんとに投資家名乗ってええんか?
いいんです!インデックス投資家はこれぐらいの知識でも
個別投資家に全勝ちできるので、いいんです!!
そんなクソ初心者カス投資家の私でさえ、
S&P500のすばらしさはやはり一応存じ上げておりましたゆえ、
「やあなんてすばらしいレバレッジETFなんだ、
ほぼずっと右肩上がりのETFなんてみたことがない!絶対勝つる!!
日経平均なんてゴミだねゴミ!!HAHAHA!」
とか言って、早速調べてみました。
(参照:)
2018年のレバレッジファンドを振り返る
https://drkernel.net/archives/540
この図から分かる通りレバレッジファンドのリターンが0%
(y軸が1.0のオレンジの点です)になるときに対応する原資産のリターンは、
4.5%必要でした。これは変動による損失と金利コストなどを含めた計算です。
レバレッジをかけることでもプラスのリターンを得るためには
4-5%程度のリターンが必要だし、
レバレッジファンドが原資産のリターンを上回るのは(黒い線とカラフルな線の交点)
原資産のリターンは7-8%は必要になります。
まあもう結論から持ってきちゃいましたよ。上のブログさんから。
ダメみたいですね(諦観)
まあそうだ、指数にレバレッジをかけるということは、
あがったときもレバレッジかかるけど、下がったときもかかる。
まんま複利みたいなもんで、3倍のレバレッジといえど、
時間をかければ4倍にも5倍にも差がついてくる。
ここにレバレッジETF特有のクソ高経費だとか、
レバレッジ維持のために必要な買い増しだとか売り増しだとか
いろいろな要素が絡み合ってくるせいで、基本的にレバレッジ投資は
「その投資商品が終始いい感じに右肩上がりじゃないと大体において損をする」
って奴だったよね、確か。
もうこのレベルになると理解するの難しくなってくるけど。
S&P500だって長期的には右肩上がりとはいえ、
今年末のわけわからん暴騰暴落をみりゃわかるように、
短期的にはめちゃくちゃな動きをすることだってありえます。
そら当然レバレッジETFだと損をすることもあるわね。
しかも投資時期によっては、参考にしたブログにあった
S&P500で7~8%のリターンが出たとしても、ぷらすにならないどころか
ずっとマイナスのまま、なんてことも普通にありうる。
投資した時期でいかようにもなる。
SPXL保持者で、今年に-17%とか、
マイナス200万出している人もいましたね。
ね〜怖い怖い!!怖いんだよぉ!(ひで)
あ〜あやっぱりそんなうまい話なんてないよね。
というわけでやっぱりやめます。ムリッシュ。
最初からまあちょっとわかってましたよ。うん。
でも理性でわかっていても1年で200%のリターンがあるとか聞いたら、
夢があるじゃん!やるたくなるよね!なあ!(なお最低は-85%
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