2020年8月10日月曜日

なぜ市場の先取りをしようとするのか。逆張り、バリュー投資って難しそうですよね…

ハイテク…というかトレンドのグロースセクターに、
「実体経済と乖離している成長だ!」
「この成長は怪しい、何かあるはず…」
とか異論をつける人もいます。


決算は結構良かった(らしい)うえに、
株価は暴落前から暴騰後まで安定して成長しているのに、
何故か現実を見えてない人が多いな…。


株価や決算見てもこれだ…。
逆にタバコ株投資家などは、タバコが値上がりしても
「喫煙者は中毒なので大丈夫です」
とか自信満々な人もいてこわい。


自称プロ投資家たちは、
見えないもの見ようとして
一体どんな架空の望遠鏡を覗き込んでるんでしょうか?


グロース株が下がる前に売りたがる人と、
バリュー株が騰がる前に買いたがる人はやたら多いですよね。


下がってから売る、騰ってから買う、
じゃなぜ駄目なのか、それがよくわからない。


おそらく、前者は大損を避けたい、
後者は大きく得をしたい、ということなんでしょうが…。


いやいやいや、でもなんか、
それってすごい投資初心者みたいな思考ですよね。


だって、下がる前に売るって、
それってすごい難度が高いわけじゃないですか。


100%に近いレベルで見極めないと、
売った後にどんどん騰って目も当てられないことになったり、
売ろうと見極める前に普通にがんがん下がったり、
ていうか単なる一時的な下げだったりなど、
まず右肩上がり前提の米国株でやる意味よ…。


逆に、騰がる前に買うっていうのも、
これがまた難しいと思う。


小型爆益株狙いー、と言っても、
いくらなんでも小型株やベンチャー株に、
大きくBetすることなんて、リスクが高すぎてまずやらない。


そもそもそんな隠れたお宝に巡り会える確率なんて稀だし、
それが騰がる保証すらないのだ。
投資するとしても少額になるでしょう。


せいぜいアマゾンみたいに
騰ってから買いつく程度でしょう。


まあアマゾンも2000ドルつけたときには「高すぎる」などと
言われてたみたいですが…。
(S&P500もそう、APPLもそう、MSFTもそうだった)


今の結果はどうでしょうね?


まだまだ騰がるか、もうさすがに限界で下がるか。
私にももちろんわかりかねますが、
少なくとも株価も事業も普通に安定してますよね?


するとQQQなどで順張ったくらいには投資しても、
特別損はなさそうです。


ここからもっと騰がることに
期待しても変じゃないと思います。


逆に、アマゾンはもうだめだ、
○○月には衰退する、などとはっきりと
時期を言い当てられる人はそうはいないでしょう。


突発的に大きく上昇したり、大きく下落したり、
そのような稀な自体を都合よく想定しすぎても、
現実の状態と乖離しすぎてしまうと思うんですよね。


だから、ようは逆張り的な思想って、
あんまり良くないと思うんですよ、
少なくとも右肩上がり前提の株式相場では。


普通に考えて、歴史的な暴落でもない限り、
そうそう、一日でドカンとめちゃくちゃ下がるわけでもなし、
怪しくなってから動いても遅くはないと考えます。


そもそも株価がヨコヨコか低迷している銘柄より、
体力がある大型企業の方が暴落でも「保つ」でしょ。


去り際も多少わかりやすく、
そして致命的ではないと思うけどな。


普通はそう考えると思うんですけど…。
これって靴磨きかしら?


まあ、トレンドやその企業の衰退が一時的かどうか、
おちおち迷っている間に、
取り返しがつかないレベルまで下がったり、
あるいは買い時をのがしてぐんぐんあがってしまう、
なんて可能性も高いですが…。


その判断が明確につかない場合において、
インデックス投資を選択するべきでしょう。


ぶっちゃけインデックス投資は
その順張り投資の最たるものですね。
下がってる株にも分散するからリターンは平均だけど。


逆張り投資は順張り投資より、
やっぱりなんか見えない要素、
スピリチュアル的なあの「内在的価値」を
見出す必要があるんですね。


米国に住んでいるはずの機関投資家よりも、
また本物のプロ投資家すらも、
だれも見抜けないような目線が必要になるわけで…。


「今の業績はあまり良くないけど…」って、
枕詞にしてそのあとフォローを入れるよりかは、
プラス要素ばっかりの銘柄に最初から投資したほうが良くない?


そもそも、資産規模が大きく安定して成長している会社と、
資産規模が少ないとか、業績が低迷している会社が
そこから大きく一発逆転するのとでは、
期待値とリスクがでんと違いますよね。


実体経済とか内在的価値とか、
んなわけのわからない宗教じみたこと言って投資する前に、
実際の株価と現実の価値を見て、
手堅く強く儲けてる会社に順張り投資していくのが
良いと私は考えています。


10銘柄中1個テンバガーするより、
5銘柄中5つダブルバガーすることに期待するほうが、
確率も期待値も、心理的な意味でも安心できると思うなあ。


別に逆張りバリュー投資などが駄目ってことはないけど、
単純によっぽどうまい人じゃないと、キツイかなあって思います。


自分が死ぬほど怖い思いして掴んだ銘柄より、
割高だとか判断していたGAFAMが容易に低リスクで
ガンッガン騰っていく辛さ…。


これはキツイと思いますよ。
自分の銘柄が下がるより、よその銘柄が
騰ってたほうが辛い気がする…しません?


それが、自分が普段見下していた、
イナゴ投資家、靴磨きだったらもうプライド崩壊では。



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6 件のコメント:

  1. 過去のぽすとさんはS&P500指数を上回る投資を
    「自分に都合よく市場の一時期の側面だけ見せている」というお考えでした
    人の考えは変わるものですが投資においては規律ある投資こそが大事だと考えます
    今後数年でぽすとさんがどのような投資を行っていくのか楽しみです

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    1. 昔からインデックス投資を選択する理由に関しては、
      「無能な私にはアウトパフォームは不可能である」
      「手間をかけるからには大きくアウトパフォームしないと意味がない」
      といった消極的な考えで投資していました。
      今や多少損をする可能性があろうと、セミリタイアのためにとにかくリスクを取っていく姿勢に変わっていきましたね。

      …て、いやちょっとまってください
      その話の前後関係がわかりませんが、そんなこと言ってましたっけ?
      「投資ブロガーが自分の投資法の優位性を出す場合は、良い時期だけ抽出している」みたいな意図の発言だった気がするんですが。

      まあ記憶が薄いので断言できませんが。
      どちらにせよ、TECLやQQQの成績が良いのはそれぞれITバブル後の株価だったり、それ以降に設定されているからですね。
      なので今の投資も今だけかもしれませんが、今だけじゃないかもしれません。
      不確実性をリスク寄りにしてリターンを大きく取りに行ったのが今の現状ですね。
      多分今後もブレるから期待せずに待っていてくださいね(はあと)

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    2. その時はその意図での発言で間違いないですが
      今現在ぽすとさんはQQQにスイッチングしたということで
      その優位性を発言されていることもあったので
      引っかかるところがあるのかなという意味でした
      後だしのような言い方になってしまい言葉足らずですみません

      ハイテクは暴落するなどとありきたりな事を言うつもりはありませんが
      これから米国市場がどのようになっていくのか非常に楽しみです

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  2. 過去に.comバブルとかいう貧乏くじを引いた事がある人はハイテクに対して懐疑的になっちゃうのは多少はね?
    その年寄りの言うことを過剰なまでに信じちゃう人もいるんだろうけど

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    1. 難しいところですね、最近はGE化してそう、なんて言う人も。
      数年前から暴落来る来るというわりに、時期は絶対指定しないんですよな。
      そりゃ毎日言ってりゃいつか当たるってね…

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  3. .comバブルと違って今は売上ちゃんとあるから別にハイテクバブルだとは思わないですよね
    タバコは中毒!値上げできる!とか言ってるやつを横目にqqq買います

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