インデックス投資家といえば、
指数に含まれているものをそのままその割合で、
何も考えず適当に全部買う雑な投資です。
そしてその割合は指数によってもちろん違いますが、
だいたいメジャーなファンドではその市場において、
株価が高ければ高いほど買われ、安ければ安いほど買われません。
株価単純平均でも時価総額加重平均でもまあ似たようなもんです。
すると実質的に順張り投資に近くなっていくわけですね。
なお、新興国投資などは逆張り投資とも言えなくもないですが、
これの「逆張り」に値するのは、世界経済という枠組みの中で、
「順張りに値する先進国」に対する逆張り投資というわけであって、
新興国指数の中身で言えば順張り投資といえるわけ。
(新興国投資でも中国、アリババ等の比率は高いですからね)
とにかく今回話したいのはファンドの区分ではなく、この指数そのもの、
「インデックス投資における指数の中身は順張り投資に近いものである」
ということに関してです。
インデックス投資家が主流になりつつある昨今、株式市場では、
インデックス投資が市場に及ぼす影響も考慮に入れる必要があります。
しかしインデックス投資は順張り(寄り)です。
すると、インデックス投資家が増えれば増えるほど、
株式市場では順張りの…株価が高い銘柄はもっと株高になるわけですし、
逆張り…株価が安い銘柄はもっと割安になっていくわけです。
すると、これがまさに言いたかったことですが、
インデックス投資家が増えれば増えるほど、
順張り投資家は「有利」で、逆張り投資家が「不利」と
言えるのではないでしょうか。
なにせ順張りは買えば買うほどもっともっと株価はあがるし、
逆張りは買っても買っても株価はあまり上がらないわけです。
人気の株にはさらに人気が集まり、
不人気の株はより不人気のままなわけですから、
私は目利きだ、この銘柄は安く買える、私にだけはわかる、
今割安で仕込んでおけばいずれ私だけ爆上げする…。
などと、自分に酔って逆張り投資なんてせず、
素直に順張り投資したほうがよっぽど良いと思いませんか?
私は思いますね!
もし今後素人投資家やインデックス投資家が増え、
新興国からも含めてさらに投資が活発化していったなら、
順張り投資はより大きく利益を伸ばしていくことがデキるでしょう。
私が和製バフェットが勧める無配グロースへの
順張り投資に好意的な理由もおわかりでしょう。
むろんその銘柄そのものへの考え方も効率的なので好みなのですが、
さらにインデックス投資の考え方とも近いからです。
なお、「いやいやそれだと割高過ぎていずれ叩き売られたり、
実態以上に買われているかもしれないからリスクが高すぎる。
(こっちを見ろ!逆張りは実態以上に買われてないから割安だ!)」
と言った、願望を含んだ反論もあるかも知れません。
それなら、そのタイミングを適切に見計らって売ればいいでしょう。
それこそ投資家の腕の見せどころではないでしょうか?
むろんそれはかなり難しいのは間違いないでしょう。
私はそれをわかっているのでやりません。
ですから私はインデックス投資が良いと言っています。
個別株でリスクを取るのは和製バフェット将軍ほか、
優秀な腕を持つだろうグロース投資家におまかせしますw
がんばれー!応援してるぞー!安全なところからからなー!!
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