セミリタイアは私を社会から守るための殻ではなく、
社会から私を隔絶するための檻である。
--------ぽすと
GWという、疑似的にセミリタイアを体験する事ができる、
少し早い夏休みが終わってしまいましたね。
他に類を見ないほどの超大型連休でしたね。
皆様はいかがでしたでしょうか。
思った以上に、私のフォロワーさんの多くはGWがなかったようです。
ビビりました…。
こんなんだから日本はあかんのや…。
とはいえ、ともかくも、このGWがあった人たちは、
10連休をできたわけで、セミリタイアじみた体験をすることができました。
また、私も一応は連休をもらえたため、その恩恵に預かれました。
ただ、ジッサイに体験してみて、
案外好ましくない効果が私にはありました。
まとめてみるとこんなかんじ。
①毎日のようにお腹を壊す
②毎日のように倦怠感と体調不良を起こす
③生活リズムは乱れ、常に寝不足のような状態になる
④やることがない
⑤そのくせ漫画原稿は進まない
⑥なぜだか無性に不安感に駆られる
⑦長期的な無気力感
…などなど。
おいおい、お前大学時代セミリタイアみたいなことしてたんじゃないのかと。
そしてそのときは結構楽しんでいたんじゃないかと。
以前の記事を読んでくださっていた読者の方なら突っ込むやもしれません。
でも思い返してみると、そういえば大学時代の生活でも、
大体こんな感じでした。
つまり、やることがなく、常にだるくて、
そのくせやるべきことである漫画は進んでいませんでした。
単純に、そうであったということを、忘れていただけでした。
…案外、もしかしてやっぱり、
私はセミリタイアと相性が悪い…?
いえ、セミリタイアが悪いと言うより、
自分の自己管理能力があまりに欠如しているというのが大きいでしょう。
睡眠時間は取れているくせに、常にだるくて寝不足のようなのは、
時間がたっぷりあるからと言って自堕落に惰眠を貪ったり、
やることがないとか言ってソシャゲをひたすらやっていたりしたせいです。
お腹を壊したり体調不良になったのは、
おそらくは長時間睡眠を取ると私は体調を崩しやすい体質だからです。
(かといって普段は短時間睡眠過ぎて死にかけてるんですけど)
漫画原稿が進まないのは単にだらけてやってないからであり、
不安に駆られたのはSCPとかいうネットのホラー・オカルトサイトを巡っていた
せいです。
原因はセミリタイアと関係ない部分に明白にあるわけですが、
この私の自己管理能力のなさはつまりそのままセミリタイアに適さないという現
実に直結しています。
くわえて、もしセミリタイアを実現した場合は、
これにさらに生活資産を切り崩すという不安感および、
加齢に伴う健康被害や、親の死亡による孤独感も予想されます。
…おいおい嘘だろ、あれだけセミリタイアしたいと普段から言っていたのに、
もしかしたらセミリタイアしたら私の生活って絶対ボロボロになるのでは…?
なるほど、少し嫌ですが、
休みが長すぎると嫌だと言っているそのへんの社畜共の気持ちが
少しだけ分かってしまったかもしれません。
結局私も特別な存在などではなく、そのへんの社畜よろしく、
会社や社会に縛られていなければ満足に生活もできない、
愚かな操り人形に過ぎなかったわけです…笑えないね。
…とまあ、色々と良くない記憶もあるのですが、
それでもやはり誰にも縛られない生活というのはそれなりに楽しく、
かつ、なにより多大に気楽でした。
友人も休みだったのですが、遊んだのは最初の方だけで、
途中からはお互いに自然に連絡をすることもなくなり、
だらだらと一人きりで自由に過ごしていました。
それに、自堕落な生活を送っていても、
会社で怒鳴られ睡眠時間を削られているよりは断然健康的であるのは間違いない
ですし、
充足感はありませんでしたが満足感はあり、
有意義ではなかったけれど無意味ではありませんでした。
というか、終わってみると存外GWというのは短く、
そもそも休みの間も会社のことを気にしてやっぱり
なんだか完全に気楽には休めなかった感じがあります。
結局、擬似的なセミリタイアはあくまで擬似的なセミリタイアであり、
10日という短さではやはりわかったようになった気になっていただけだと実感し
ました。
もし体感したとおり、色々と弊害が起こったとしても、
あの気楽さはやはり耐え難い薬のような心地よさでした。
やはりセミリタイアをしないという選択肢はないですね。
5月6月は祝日がもうないという事実に血の涙を流しながら、
また愚かな社畜生活に戻りたいと思います。
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