2018年2月27日火曜日

ニッセイの乖離酷すぎィ! やめたくなりますよ~インデックスゥ~

こいついつも乖離してんな(ニッセイ)


一昔前は、(日本の中では)
人一倍低コストであったニッセイインデックスファンド。


ノーロード・低コスト・インデックスの先駆けとも言え、
今でもかなりの人気があるインデックスファンドです。


私も以前、始めた当初は1週間ぐらい投資していました。
人気あるし、安いし。



しかしまあ、このインデックスファンドは2016年に1回、
さらにまたこ、去年ですねえ!
去年から今年にかけて何回も指数との乖離を繰り返しています。


それに関しては、この乖離問題が大好きなたわら男爵氏のブログを見ればわかることでしょう。


刮目せよ、これがニッセイマジックだ!!


インデックスファンドなんてたかだか指数に連動して
そのまんま商品を買うだけなんですけどね、所見さん。


それなのにこれだけ乖離を連発し、
なおかつ原因がわかりませんじゃ納得もできないでしょう。


長い目で見たら取り返してますよ、などと運営側や信者の方が
ふざけたことをおっしゃっていますが、
長い目で見てもかなり取りこぼしていることも伺えます。


ニッセイ外国株式が望む長い目で見たけど、結構取り返してないよね


・・・もしかして2年じゃ長くない?
結果が出る20年後ぐらいまで見守れと言うんでしたら
ひどい殿様商売だと思いますけど(怒)


まあ、まあね、実際下方乖離だけならまだしも、
上方乖離も起こしているから大目に見ている人もいるのでしょう。


ですが先の記事のように、上方乖離入れても全く取り戻せていないんですよ。
運営のミスであなたの資金の数%が消し飛ぶわけですよ。


未だにニッセイに投資している人は
なにわろとんねん。わろとる場合か!


大体たわら男爵氏の電凸が本当なら、
受け答えとしてもブレブレでまったく信用できないと思いませんか?
(以下、先記事から引用)
他社とは違う運用をしている。他社とは違ってうちは完全法を採用している。他社より銘柄数が多いから、どうしてもズレが出てきてしまう。

というものでした。

しかし、ニッセイ外国株の構成銘柄数だけが他社よりも多いなどということは聞いたことがなかったことから(後で運用報告書を確認したところ、たわら先進国株とほぼ同数でした)、

本当に多いんですか?
御社より少ないところもあれば、多いところもあるんじゃないですか?
御社より少ないところも多いところも、その騰落率は固まっているのに、御社だけ上か下に突き抜けていますよね?

と確認したところ、最終的に、

2016年とは異なり、今回はどうしてこうなったのか、はっきりとした原因は分からない。
インデックスファンドの運用は難しい。
1日で見るとどうしても乖離してしまうから、1週間とかもっと長いスパンで見てほしい。うちは長い目で見ると結構取り返している

これさあ、やたらとニッセイをフォローしている人がいますけど、
もはや2016年の頃の1回だけのことではないのだから
どう考えてももうフォローできる範疇を超えてますよ。


本気で言っているなら疑わしいところです。


はっきり言いますけど、ニッセイを今フォローしている人は、
今後ニッセイが「また」2016年来の
ドデカイミスをやらかしたときにどうするんですかね?


今~0.5%ぐらいまでの乖離だからまだしも、
これが1桁%まで上がってきたとき、それが与えた損害に対して
それでも「ハハハこやつめ」なんて笑って許してあげちゃうんでしょうか?


(つか、新興国株で早速0.5%前後の乖離出してますけど・・・?)


普通その段階は2016年のたった1回で終わって然るべきです。
銀行に預けたお金を銀行員が紛失して、その紛失原因が
わかりませんじゃすまないと思うんですけど。


銀行と株式では違うと言っても、お金を貸して
運用してもらっている点では同じです。


しかもこれは、期待結果も指数から予想できるはずの
インデックスファンドですからね・・・。
だからそれこそこの連続乖離はなおさらおかしいんですよね・・・。


ところで、私見ですが、一応それぞれのブロガーや
ツイッターの意見を流し見してみたところ
大体支持者とアンチで下記のような意見でした。


◆ニッセイ支持者
上方乖離もするから実質変わらない
長い目で見たら取り返している(←取り返していない)
インデックス投資にとって、乖離は大した問題じゃない


◆ニッセイアンチ
ランダム乖離する不安定さが怖い
なぜ乖離する理由がわからないのか
乖離によって失われたお金が戻ってきていない
乖離理由を説明しない。されてもよくわからない。


といった感じでしょうか。
こうしてみると微妙なかんじ・・・。


まず、事実として、
今年に入ってからの今日までのニッセイ(外国株式)の乖離は
確かに他ファンドと比べてほぼプラスマイナスゼロです。


ですが、2016年の乖離が尾を引いていて、
現在もそのマイナスを取り戻せていません。


今後「2016年の再来以上の乖離が起きた場合」、
他ファンドに比べてさらに成績が悪くなっていくという
未来は誰でも予想できることかと思います。


そしてその乖離が今後起きる可能性は
あり得ないことではありません。
なぜなら原因が運営にもわからないから。


えぇ・・・(困惑)


上方乖離したら直近は取り戻せていますが、
運営の言葉を借りて「長い目で見たら」余計に
乖離しっぱなしですね。


私がまさに驚いたのが、有名な投信ブロガーの「吊られた男」さんが
つい最近ニッセイの乖離についてフォローをしていたことです。


乖離が出ている<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドってどうなのよ?


もちろん、こういった反対意見が出るのも良いことかと思いますが・・・。
正直言ってがっかりしました。まさかこの人がこんなことを言うなんて・・・。


言説としては、
①インデックス投資には指数に連動すること自体は目的じゃない
②上方乖離を含めれば期待リターンに変動はない


というものでした。
はあ・・・。


この方が上げている3つの「インデックス投資をする理由」は、
まさにその通りでして、長期保有・分散投資・低コストであるからです。


そうですね、異論はありません。


ですが!それだけではありません。


インデックス投資に期待されるのは、「設定された市場指数に連動すること」です。
それも大きな理由なのではありませんか。


目標とされる指数に必死にしがみつかず、
それと合わせ続けるのが目標じゃないというのなら、
それはもうインデックスファンドではありません!!!


アクティブファンドの思想ですよ!!!


ニッセイは!


インデックスファンド!!!


なんですよォ!!!!!!!!!1111


というか期待リターンに変動がないって・・・。


2016年から見たら取り戻してないのは
さっきから何回も言ってるじゃないですか!
全然駄目じゃないですか!フォローになってないじゃないですか!


プラスどころか!!!


プラマイゼロどころか!!!


マイナスじゃないですか!!!!


あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
もうやだあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!(悪魔ひで)


インデックスファンドは、長期保有することが前提なのですから、
コストの改善などは良くても、指数との連動がブレブレなどといった改悪、
つまるところ不安定さがあってはいけないのです。


運営は、2016年のとき以外は理由も説明していません。


これでニッセイが素晴らしい成績を収めているのなら、
(インデックスファンドとしては評価できなくとも)まだ、
「低コストアクティブファンド」っぽものとしてギリギリフォローできなくもなかったです。


インデックスファンドなのにそれもどうかと思いますがw


しかしプラスどころかプラマイゼロどころかマイナスなんですよ。
もうフォローできる余地が無いんですよ。


総括。
ニッセイインデックスは
①インデックスファンドとして大事な指数への連動、
運用がブレブレでいまだに乖離が頻発し
②その乖離の理由が説明できず、わからず、説明しようともせず
③かつ乖離の結果マイナスになっている


というわけです。
この結果、ちゃんと胸に刻んで下さい。


感情で済ませるのは良くないです。
ニッセイを買いたい人は、上3点の明らかにおかしい運用体制を見た上で、
本当に撰ぶべきファンドなのかを考えてから選択して下さい。


信者の方は、これから30年、乖離を1ヶ月単位で数回も頻発させる
インデックスファンドになんで投資できるんでしょうか。


私はこの結果に運用への信頼も、運営の誠意も感じられません。
みんな、たった0.1~0.5%ならいいやって思ってるんでしょうか・・・。



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