2018年2月20日火曜日

ペイオフと決済用預金口座 銀行預金ならぜひ決済用預金口座に

do-mo.


これはメガバンク・ネットバンク両方に
言えることですが、どちらも
ペイオフの対象になっています。


ペイオフというのは預金保険制度のことですね。
預金1000万までは銀行が破産しても国が補償してくれる制度です。



子供の頃、私はこの制度を授業で学んだとき
無償で補償されるなんて素晴らしい制度だと
感動していた記憶があります。


彡(^)(^)「はぇ^~すっごい・・・よっしゃ!1000万以上手に入れたら
別々のメガバンクで管理したろ!」


といって、
上のように皮算用までしていました。


しかし実質的には、たった1000万円までしか補償されない制度であり、
それを超えたら子供ワイがいっているように
別の銀行に預けねばなりません。


これは口座管理が手間になるし、それぞれの口座にある金額を
把握できなくなるリスクを孕みます。


しかしながら、実は証券口座にはペイオフという制度はありません。


これはどういうことか。
1000万すら補償されないということか。


いいえ、分別管理と言って、
証券口座にあるお金はすべての金額が保証されます。


そう、1000万円までという上限が撤廃されているんですね。
銀行と違い、上位互換のようなものです。


証券口座にある資産は、証券会社の資産とは完全にワケられており、
日本株だったら証券保管振替機構、日本金そのものは信託銀行に、など、
証券会社が潰れても他の会社が補償してくれるんですね。


この分別管理をしていない証券会社は違反なので流石にないと思いますが、
もし倒産時にちゃんと分別管理がなされておらず、返還不可能な場合はさらに
国の投資者保護基金から上限1000万まで補償されます。


たったひとつの銀行会社に預けるより、
いくつもの会社を経由しているため、
どこかが倒産してもどこかがフォローできるようになっています。


このあたり、投資の基本である分散投資に似ていますね。
安全を高めるために分散させるのは、あらゆる物事において共通です。


・・・まあ投資している人は
大体これぐらいは知っているでしょうけど。うん。


ちなみに!
実はメガバンクにも同じように
ペイオフ対象外で預金全額保証の商品があります!


知名度が全然ない「決済用(普通)預金」ですね。
以下、おなじみざっくりとメリットデメリットを。


◆メリット
 ペイオフ対象外なので1000万を超えても全額補償
 預金封鎖に強い
 いつでも引き出すことができる


◆デメリット
 利息がつかない(普通預金なら0.001%つきます)
 銀行によっては口座管理料あり(10万円以下の場合)


デメリットが誤差だよ誤差!(biimチルドレン)


この口座、例えば三井住友とかだったら
インターネットバンキングを申し込んでいれば5分もかからず設定できます。
非常に簡単です。


利息がつかないことが普通預金口座と大きく異なるところですが、
現在のマイナス金利下で利息は本当に期待できません。


それよりも、ペイオフ対象外であることや
インフレ時に預金封鎖が起きないメリットが
かなりの爆発的アドヴァンテージですよね。


預金封鎖への対策として、1000万以下でも
決済用普通預金に切り替えることをおすすめします。


ただし、銀行にとっては決済用普通預金は
預金保険機構というところに余分に保険料を払う必要が有るため、
あまり勧めてきません。


さらに、前記事で書いたように、メガバンク三社が
普通預金口座にも口座管理手数料を徴収しようとしていることを考えると、
もしかしたら決済用普通預金への口座管理手数料も増えるかもしれません。


そう考えると、証券口座の方が良いのかな~とも思います。
こちらはネット証券ならフットワークが軽いですし、
投資にすぐ使えるわけですから。


このへんは好みですね~。


なお、私の預金は1000万を超えていませんが、
メガバンクに預けている口座はすでに決済用普通預金にしてあります。


前述の預金封鎖対策ですね。
普通預金の0.001%とかいうひっくい年利より、
預金封鎖リスクが爆アドだと考えたからです。


預金封鎖やメガバンクの倒産なんてよっぽどだと思いますが・・・
未来は予測不可能なものなので、
まだやっていない人はご検討してみてはいかがでしょう?




















・・・ここまでさんざん預金のことをお話しましたが、
うん。正直言って預金「だけ」というのはおすすめしません。はい。


そんなお金を寝かせておくのなら
投資にぶち込んたほうが絶対にマシです。


預金をするということは、
投資をしないというリスクですから。


預金封鎖になるぐらいのインフレリスクを考えたら、
インフレに強い株や外貨に投資していた方が
決済用普通預金などよりよっぽど安心ですからね。
(インフレ時は、お金の価値が下がりますが株の価値は高まります)


なお、株式などの資産も、
証券会社が分別管理してくれていますので。


とっぴんぱらりのぷう。



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