2020年9月19日土曜日

SPYDが減配とか騒がれてたけど、それ以前に株価がね…

減配とかはまあともかくとして、
あれは未だにコロナ前に戻らない。


QQQ、VOO…TECLというレバレッジETFすら
だいぶ戻してきたのに…。
(TECLとかはまたちょっと下がったんだが)


おいもしかして、レバレッジETFより
高いリスクなのかよ!


リターンはそれとは比べ物に
ならんくらいゴミだってのにな!


ただ、聞くところによると、
しょっちゅう変動するし、しょっちゅう減配するし、
別に今特別減配が酷いって話じゃない…


…みたいなフォローも聞きました。
はぇ^~そうなんですね。


現に昨日は減配直後に3%とか言われてたけど、
直後に4%くらいまでになってたしね。
(…直後に売られたからでは?)


聞いたけどさ、いやさ、
そんなしょっちゅう配当率が動くようなETF、
どっからどう考えても「安定したキャッシュフロー」とかいう
謳い文句で買われるべきもんじゃないよね…。


しかし、不思議ですね。
「高配当ETFだと、こういうとき減配で
嫌気売りによる下落はされなくていいですね」
という意見を言っている人もいましたが、
嫌気がさして売られるのはそうでも、
それで保有銘柄が直接大幅に下落しないのはそうなんでしょうが。


そういう意味ではETFの分配金って
やろうと思えば運用会社が高くできそうな気がするんですが、
SPYDってそのへんどうなってるんでしょうね?
さすがにこれ以上株価を下げたくないとか?


そもそもSPYDを買いたくなる理屈が
私にはちょっとわからんのですよね。
やたらと米国株投資ブロガーは勧めてきますけど。


「配当金が欲しくてSPYDを買っている」のと、
「配当銘柄が欲しくてSPYDを買っている」のでは、
だいぶ意味合いが違ってくると思うんですよね。


増配銘柄や、高配当銘柄を買いたいだけなら、
もっと配当率が低くてリターンも高い
VIG(連続増配)やVYM(高配当)を買えば良いと思うんですよね。


なんでよりによって一番調子よくない
SPYDを選んでしまう人がいるのか…。


高配当銘柄のETFのかつ、高分配のETFじゃないと
満足できないってことなんですかね?


どっちかに絞ったほうが良いと思うんですけどね。
…まあ、普通の銘柄のETFで、分配金を欲しがるとか、
ほんとに「アルバイト雇ってATMからお金を定期的に下ろしてもらう」っていうまさにそんな感じそのままですよねw


それに、SPYDなどの不調なETFの辛いところとして、
今後SPYDなどが持ち直すとしても、
今の好調なQQQやVOO等と比べてしまうと、
非常に追いつくのが難しいところがネックですね。


言わずもがな、株式投資の複利の差って、
長期になればなるほど加速度的に反比例して開いていくわけ。


現金と株式の差がどんどん開いていくからこそ、
早期に一括で投資するのが得とか言われている中、
好調な銘柄をよそにずっと不調な銘柄に投資するとか、
なんだか馬鹿らしくなってきませんかね…。


課税の繰り延べとかもそうだしね。
期間がながければ長いほど、
配当や分配金への課税額も多くなるわけだし。


個別株投資家の売買の手数料や課税、
グロース投資家の暴落を笑おうとしたときには、
自分のトータルリターンはめっちゃ
マイナスだったら目も当てられないよなあ…。


特に、SPYDに関してはトータルリターン以前に、
もう株価がものすごく低く、まだ回復してないからね。


誰がみてももうだめだろ…。
なんでまだ持ち続けるのか、わからない…。


私は以前からSPYDには結構批判的でしたが、
もし今後ものすごくトータルリターンが騰って、
VOOどころかQQQを大幅にアウトパフォームしたら、
手のひらを回転させながら大いに謝罪します。


…でもな、ほんとにVIGとかVYMならまだしも、
ガンッガンに下がって、しかも回復できなくて、
安定しない分配金を減配されて失望されて、
肝心のトータルリターンがずっとマイナス…って今の状況見ると、
どう考えても今後もゴミのままでいそうな気がします。


ETFって時価総額加重平均で、
自分のバイアスをできるだけ回避できるのが強みで、
放置しても右肩上がりになりやすい…。


ってのが主なメリットなのに、高配当のバイアスにかかり、
放置すればするほどずっとマイナスになるETF、
どう考えても持つべき意味がわからないよな。



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14 件のコメント:

  1. くるっと9月 19, 2020

    高配当米国株界隈では以前から均等配分が時価総額加重配分を上回るといわれており
    そこに均等配分のSPYDが登場したので期待されてたという流れ
    まあ実際は理屈倒れだったわけですが(均等配分が上回って見えるのは多分生存者バイアス)

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    1. はぇ^〜経緯が面白いですね。
      均等割はやっぱり時価総額加重平均と比べて非合理的な感じするんですよね。
      上がってる株を売って下がってる株を買ってしまうという謎ムーブ。
      そして均等割する投資先自体がまず時価総額加重平均と違って自分で選ぶことにバイアスがかかり、差異が生まれてしまう事実。 
      くわえて、買い増しリバランスじゃないと売却税かかるし。
      しかしまだ均等割を支持する人もいて、私にはやはりわからんです。

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  2. ツイッタを見てたら
    ホルダー同士で「どうする?どうしよ??」やってる。
    そもそも他人に意見を伺う投資家なんて養分だよ。
    テメェの金だろうがww

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    1. 普通のまともな投資家なら、配当率を理由に銘柄選定はそうそうしないと思います。
      いわば「アマゾンの株価が3000ドルを下回るわけがないから安心して投資できる!」並みのわけのわからん銘柄選定をしたせいで、狼狽してしまうのでしょう。

      配当率自体こうして変動するもんなんだからそれを支柱にしたのが間違ってますね。
      配当と株価が独立してるという考え方で、低迷銘柄に配当再投資する人が陥りがちだと思われます。

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  3. うにぞう9月 19, 2020

    SPYDはこの1年のトータルリターンが-20%と酷いですね…
    過去5年で見ても+18%に留まっています(VOOは87%、QQQは164%)。
    バ太郎と似たような変わった運用方針のETFですが現実は中々難しいですね。
    ツイッターやユーチューブで騙されて、今も喜んで買い増ししてる人たちは1度しっかり銘柄や運用方針を見直したほうが良いのではとずっと思っています。
    増配企業のETFであるVIGと銘柄被りゼロって相当酷いチョイスです…
    まあ口数増やして喜んでる人たちは買いやすくなって丁度良いのかな?

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    1. ゴミカスクソボケリターンでワロタ(笑えない)
      本当に意味がわからないところは、なぜほんとにVIGなどを素直に買わないのか、VOOの配当で満足できないのか…。
      また、それ以上に、ETFへの投資は安定した収益に期待してするものなのに、なぜ均等割の変なETFで冒険してしまうのか。

      リスクを取るならそもそも普通に高配当銘柄に投資したほうがまだマシでしょう。
      下落銘柄を配当率を理由に積極的に買う(らしい)SPYDはなおさら変。
      勧めていた人たちは「投資は自己責任」というのでしょうね…。

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  4. SPYDは、せっかく株価上がってきた構成銘柄があっても
    利回りが下がってしまうからそれを外してどん底のクソ銘柄を入れる。
    「好調銘柄外してクソ銘柄入れる」の繰り返しなんだけど、
    これを理解せずに持ってる人が多いと思う。知ってたら買わないよねえ。

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    1. 均等割は素晴らしく、たまたま今は時価総額加重平均がうまくいっているだけだ、とフォローしている方もTwitterで見ました。
      その真偽は私はバカゆえわかりかねますが、しかし結果として均等割はどれもけちょんけちょんのトータルリターンになったため、やはり間違っていたのでしやう。
      そこに配当率というバイアスの塊みたいなものをぶちこんだわけのわからんアクティブファンドじみた運用だというのが今のSPYDに対する私の評価です。
      これを覆す結果を今後出せるとはとても思えませんが、しかしまだガチホする人はいるようです。
      怖い…。

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  5. 金利が上がり始めても負け犬やろうやしspydホルダーさん涙目

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    1. SPYDがここから逆転するには、
      ①ハイテクなどのグロース銘柄が下落し
      ②しかし何故か米国はリセッションにならず
      ③しかし何故かオールド銘柄の収益が増加し
      ④しかし何故か株価は上がらず配当率だけ過剰に上がり
      ⑤配当率だけ上がったゆえに高配当均等割のSPYDだけがあらゆるETFにトータルリターンで大勝ちする

      というおぞましくも奇異で奇特な状況しか起こりえませんね。
      仮に金利が上がれば長期的なリセッションに入るのでしょうが、リセッション後に結局反発しないと米国株自体が死亡するので、やはり投資先はVOOなどで良く、SPYDはどう足掻こうがアウトパフォームするのは難しいと思います。

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  6. ???「高配当株は強気相場ではS&P500に負けるのは仕方ありません」
    今「弱気相場でも高配当株はS&P500に負けます」

    こんな大ホラを何年間もつき続けた某有名アフィリエイトブロガーは未だに米国株投資の
    第一人者面して、大嘘本はベストセラーみたいですね

    流石に米国株村の読者には通用しないので、いつの間にか彼は村から消えましたが

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    1. マジで驚くべきことに、アマゾンレビューの評価は高く、しかも動画は20万30万以上なんですよね。
      ビビる、さすがに業者でもなさそうだが…。
      公開している秘密のポートフォリオにさらに秘密のポートフォリオがあったらしく、しかもそれを見るのに6万やそこら取ったり、色々とほんとに投資アフィリエイターはあの手この手で適当なこと言ってお金をむしりとろうとしてくるので注意です。

      どいつもこいつもそうだ、などとは言いたくありませんが、どいつもこいつもマジでみんなだいたいそうなのが悲しいところですね。

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  7. 優待とか配当狙いの人って、優待や配当は真空から生まれると思ってそう(偏見)

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    1. 株価が低迷したからSPYDが減配したのに、何故かSPYDはまだガチホするとか、SPYD以外の高配当低迷株は大丈夫だとか、色々ヤバいこと言ってる人ばかりです…。

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