2020年6月28日日曜日

今の暴落局面だけを見て、レバレッジ投資を批判するのは的外れ

私のブログのコメント欄にはレバレッジ投資に
物凄く全ツッパしているやべーお方が多く、
なんか勘違いしがちですがw


レバレッジ投資は異端です。


普通はそんなやべえこと、しません。
ギャンブラー扱いされる投資家からも、
ギャンブラー扱いされる頭のおかしい投資。


いまだに、あらゆる投資ブロガーからは
頭がおかしいと批判されています。


ぽすとの100万も、少ないように見えてかなり多い。
まず既に、ポートフォリオの10%はゆうに超えています。


みなさん、勘違いしないでくださいね!?!?!
私がレバレッジ投資をしているのは、あくまで、
なくなっても問題ない額…。


とまでは言いませんが、仮に同額を先進国指数に
投資しても、セミリタイア目的達成に置いては、
外れても1年の遅れ、当たったら3~5年の短縮と、
資産額の増額が見込めるからレバレッジしているのです。


ギャンブルがしたいとか、株式投資が楽しいとか、
レバレッジが好きだとかいう理由だけで
やっているわけではありません。


レバレッジ投資自体のリスクよりかは、
それをしないことによる、リターンの毀損リスクを、
大きいとして、労働資本をもとに、レバってるだけです。


だから、読者の皆さんが私を参考にしても構いませんし、
参考にした結果、損をしたら文句を言われても甘んじて受け入れますが…
(ブログとして自分の考えを主張している以上)


あくまで、碌な知識もない低収入素人投資ブロガーが、
自分にとって適切なリスク・リターンを考えて、
高リスク・高リターンなレバレッジ投資を
しているだけなんだ、という前提は知っておいてください。


右肩上がりが期待できるならレバレッジ、という理屈を私は信じていますが、それがあっても、
率直に言って、単純に追従していいかは甚だ疑問です。


おそらくは良いリターンになってくれるかもしれませんが、
やはり、未来のことは確実にはわかりません。


ただ、驚くべきことに、批判する投資ブロガーたちは、
上昇相場における増価、ときによっては
3倍以上も騰がるリターンは「一切無視して」
暴落相場の減価だけことさら強調する人の多いこと。


そもそも減価の有無は
レバレッジに限った話じゃないのにね。
インデックス投資にすら、実物投資にもある。


減価の大きさを謳うのならまだ納得できますが、
なら増価の大きさにも言及しないと、筋が通らない。


今の暴落相場だけの値動きを見て、
「やっぱレバレッジ投資ってのは駄目だな」
なんていうのは、あまりに思考と目線が
短絡的としか言いようがありません。


それって、暴騰している時期に、
レバレッジ投資をしていた人たちに対して、
「暴騰しているからって、買うとかw」って
言っていた人らと大して変わりませんね。
それがわからないのでしょうか。


投資は結果で見るのに、途中の1局面しか見ていない。
中長期投資目線だったら、そんな発言は出ないはず。
(レバなら10年程度でも長期でしょ)


まあ、みなが減価にだけに注目している以上、
レバレッジを短期投資以外で見る事自体、
それもまた異端なのですけれど…。


あとは、単純にボラティリティが荒すぎて、
まともにガチホや買増しをできる人が
まず少ない事にも起因するかもしれません。
だから、レバレッジには反対だと…。


ボラティリティの荒さはリスクにもなりますが、
逆に安く買って高く売ることができる機会も多いということで、
単純にリターンの上昇に繋がる事もあります。


回復が遅い、っていう批判も若干ずれています。


回復が遅いのはレバレッジ投資の特徴で、
むしろ今回の暴落ではレバレッジのくせに
わりと回復早くて、私はびっくりしてます。


さすがにそこを自覚せずにレバる人は、勉強不足というか…。
レバレッジ特有の、レバレッジをかけているからこその
上昇相場での爆発的アドバンテージに期待して、
レバレッジ投資をしてるんですよね。


回復力とか、暴落でのディフェンシブ性とか、
レバレッジ投資にそれを期待するって、
お門違いにも程があります。


それを批判する人は、レバレッジ投資を勘違いしています。
なんでレバレッジ投資なのかもわかっていないのかもしれません。


びっくりしたのが、VGT投資家などが、
それを言っていたこと。


VGTの回復は早くてもう暴落前になったけど、
TECLはまだ半分程度の回復だから、だめだよね~って。



いやいや、底からの回復、見てみ??!
VGTは46%しか上昇してないけど、
TECLは157%も上昇してますけど!!?
(縦軸の都合か、なんだかVGTの方が荒く見えるねw)

なぜ、下落率と最高値からの率は見るくせに、
回復率や上昇率そのものは見ないのだろうか…。


そも、ハイテクも一時期は、暴騰に強く、暴落に弱い、
ヘルスケアなどとは真逆の、
オフェンシブな扱いだったと思うんですが…。


今やそのボラティリティの差額で稼ぐための投資じゃなく、
とにもかくにも、とにかく暴騰と暴落局面両方で、
ずっと上昇し続けることすら期待されているんでしょうか?


どちらにせよ、レバレッジ投資は暴落でも弱く…。
いえ、暴落でひどく「下がらねばならない」のです。
でないと安く買えませんし。


それで、一番期待されているのは、
レバレッジゆえの、上昇局面の強い上昇率。


もちろん減価もある以上、
できるだけ暴落は少ないほうが良いですが、
だからこそ騰ったり下がったりじゃなく、
できるだけ上昇局面が多く、強く、長い米国内の、
レバレッジ指数に投資するのがレバレッジ投資なのです。


だから、レバレッジ投資を批判する場合は、
レバレッジをかけててもロクにリターンにならなかったとき、
レバレッジをかけるリスクを許容できなかったとき、
レバレッジ投資なのに、狼狽売りしちゃったとき。
くらいですかね。


ただその場合も、レバレッジではなく、
その人個人の責任の範疇にしか過ぎない。
その人当人のリスクは、その人が決めます。


レバレッジをかけて、やっぱり怖いからやめる、
ならまあ笑われても仕方ないかもしれませんが、
レバレッジをかけるのはとにかく高リスクだからやめろ、
というのは、高リターンを隠す押し付けの傲慢です。


どちらかと言うと、
レバレッジ投資で一番ネックになるのは、
単純に1%もある信託報酬の高さ。


ボラティリティの粗さは許容するべきリスク、
減価などは単純に増価と差し引きのリスクである以上、
多分これが一番リターンを毀損してるんじゃないかと思うので、
コストの高さをまずデメリットとして批判するほうが、
レバレッジETFのネックになるんじゃないでしょうか。


(まあとはいえ、追証のリスクもなく、
3倍に借りられるぶん、実質的にはかなり安いんですが…)



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17 件のコメント:

  1. レバレッジって異端というかキワモノ(変態)でいいんじゃないですかね。
    わいもTECL持ってます。3月上旬から子供の奨学金ぶちこんで落ちるナイフを掴みまくってみたよ。
    おかしかろうが所詮自己責任だし、結果がすべてだと思うけどね。

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    1. いや子供の奨学金ぶち込むのは自己責任の範疇超えてるだろ

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    2. 奨学金使ったのはマジなんだが、お薦めしたって真似する人はいないでしょう。
      こんな風にネジの外れた記事を書き続ければ独自の世界観になるから批判する人もいなくなるよ。
      住宅ローンも残っているおっさんからの助言でしたぁ。

      削除
  2. レバレッジETFの1番のリスクは減価でもボラリティの大きさでもなく償還リスクだと思う。勿論早期償還が起きるような状況というのは株価的にも…な状況なわけで。

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    1. あー、そうでした…。
      あんまりそのリスク自体もあんまり語られていないんですが、すでに今回の暴落で早期償還ありましたしね。
      一部のセクターレバレッジが…。あと、倍率変更も…。

      SPXLやTECLくらい純資産総額あれば大丈夫なのかな?
      今回の暴落程度でも回復が強いというのも知られたので、かえって世界恐慌レベルじゃないと早期償還ない可能性もありますけどね。

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  3. 購入ランキングに分配型と並んでやたらとレバレッジタイプが並んでるのを見ると日本人の投資感大丈夫なのか色々と心配になってくる
    グローバル3倍3分法もコロナで一気に引いたし、リスクとリターン考えた上で本当にレバレッジタイプを買っているのかどうか

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    1. ちらっとSBIと楽天今見てみましたが、入ってますねえ…SBIなら直近はTECLが米国ETFで一位ですw
      確かにちょっと多い気がしますね。まあ私がやってるからそういう人たちが集まるというのもあって、バイアスかかってる気がしますが…。

      グロ3の話は聞かなくなりましたけど、どうなんでしょうね?
      単純に落ち着いたのか、やめた人がいるのかわかんないです。
      ちなみに償還期限なくなったみたいです。

      なお、私自身正しくリスク・リターンが捉えられているかはわかりません。
      死んだら笑ってやってください。

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    2. 逆指値しておけば死ぬことはない。
      絶対に退場すんなよ。

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    3. 逆指値はしませんが、失っても百万いくらなので、泣いても退場はしないと思います

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  4. やっぱ俺たちのぽすとちゃんは一味違うぜ!

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    1. うおおおおおおお
      俺についてこい!!!!!!

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    2. ぽすとさんのレバに関する考察(メリット・デメリット・向いてる人等)を聞いてみたいです
      レバやってる投資ブロガーは珍しいし、自分もよく知らないので…

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    3. いいすね。
      まあでも普段言ってる通りですよ。

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  5. cfdで3倍のレバレッジをかけてNASDAQ100を取引すれば減価も償還もしないのでは?

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    1. CFDは追証や確定申告ややり方が怖いしよくわかんないんですよね。
      信用やレバレッジしたいとかじゃなくて、セクターETFの延長としてレバレッジETFをやってるのだとお考えください。

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  6. ナスダック先物をレバレッジ3倍でロールオーバーしていくのがほぼ同じリスクで最もコスト低いと思います

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    1. 難しくてよくわからないです
      そういうのを解説してくれる投資ブロガーさんでてきてくれたら嬉しいですね

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