2019年8月22日木曜日

高配当再投資も立派な戦略。非効率だが絶対に間違いではない。

私は高配当銘柄を非効率的だと批判はしますが、
そのあり方を否定はしていません。


そもそも市場というのは、なにかの銘柄のみに偏らないからこそ、
そして様々な投資家の思惑が動いているからこそ、
それこそが利益の源泉となるわけですよ。


もし高配当銘柄が本当に人気がないのなら割安になりますし、
無配銘柄の人気が高騰すれば、さらにリスクもリターンも高まります。


単純な銘柄ごとの実力のみならず、
我ら資本主義国家に存在する様々な投資家が、
それぞれ異なる思想を持って、ただ一心に「儲けたい!!」
と願うこと自体が、株式市場を更に高騰させていくわけです。


ゆえにこそ、投資議論が活発になり、
シクリカルやディフェンシブ、高配当に無配当、
どちらの投資が正しいのか、どちらに投資すべきかと、
株式投資についての話題が広まれば広まるほど、
それは株式投資においてのモチベーション維持になり、
そして株式市場と投資家に揺らぎと富をもたらすことになるのです。


なので、私は高配当やディフェンシブ銘柄を批判はしますが、否定はしていません。
私を嫌いになってもらっても全然構いませんが、
それでも高配当を持つのならその利点を主張し、反論し、
それでも自分の道を貫き通してくれる方が嬉しい。


その選択の自由さ、それによって生まれる結果こそが、
この資本主義社会、株式取引においてなにより尊いものなのですから。


また、私は極限まで効率を重視する性格ゆえ、
効率よくさらに理に適う無配グロースシクリカル銘柄が好きですが、
それはあくまで効率面だけの話であって、
実際に個別株投資を行うのは、相場の荒れに戸惑い、恐れ、
狼狽する血が通ったたった一人の人間です。


「自分は無配グロースシクリカルの荒さに耐えられない」
「だから高配当バリューディフェンシブ銘柄に投資するんだ」


というのなら、それは自分のリスク許容度を適切に判断しているということで、
賢い選択肢の一つだと言えるでしょう。


結局のところ、個別株投資という感情に左右される取引である以上、
その人にとって無理のない株式取引ができるなら、それで良いのです。


株式市場に正解なんてないんですから。


あなたの真実に基づいて、投資を行うべきなのです。

















…あ。


正解はないけど、王道はありますよ。


王道は先進国インデックス投資です。


そんな、たくさんの投資家、魑魅魍魎が跋扈する株式市場において、
自分だけが利益をあげられるなんて思うことこそがまず間違い。


そもそも無配グロースだろうが、高配当ディフェンシブだろうが、
どうせ大した腕もないのにそんなんに手を出すから負けるんですよ。


効率重視だろうが趣味重視だろうが、
やりたきゃせいぜい余裕資産のちょっぴりだけで遊ぶべきで、
ポートフォリオの大半はインデックス投資で占めることが一番です。


もう無配だとか高配当だとかどうでもいいんで、
いいからさっさとインデックス投資だけしましょう!!!!! 
インデックス投資!!!!インデックス投資!!!!インデックス投資!!!!!!
インデックス投資!!!!!!インデックス投資!!!!!!インデックス投資!!!!!!



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