2018年12月28日金曜日

女性が専業主婦になれる時代は終わりました。

下記の記事は、専業主婦希望の35歳の女性が、
なかなかうまくいかない婚活について、インタビュアーに相談する記事です。


(参照)
美佳さん(仮名、35歳) 「専業主婦になりたいのに、婚活で失敗ばかりしてしまいます」
https://www.yomiuri.co.jp/life/hobby/love/20181206-OYT8T50005.html


こういういかにも専業主婦を叩くような記事、
結構な割合でフィクションの可能性が高いですが、
まあ読売オンラインであること、またふつうにこういうこと言っちゃう
現実を見ていない女性の方はコンカツ相場にはいるにはいるので、
だいたいまあ本当なのでしょう。


この記事の内容を簡単にまとめますと、
・専業主婦に難色を示した彼氏とは2年前に喧嘩別れした
・自分が差し出せる魅力は家事だけ(金銭・若さ・美貌はないと自覚)
・専業主婦になりたい本当の理由は実質「働きたくないから」
・コンカツでは専業主婦になりたいアピール
・専業主婦は依存していないし、家事は大変だと主張(役割分担だろ?とのこと)
・歳も金もないから難しいなんてわかってんだよ!なんとかしろ!という主張
・高収入じゃなくてもいいんだけど、年収は700~1000万で!(???)
・かつ、40歳以上は無理!
・料理をするときは「相手の好きなもの」ではなく「作って楽しいもの」という感覚


…まあ、ひどいひどい。


まず一つ言わせてもらうと、たった一月だけですが一人暮らしした身としては、
家事は大変ではありません。
人数が増えたとしても、正直数時間もなく終わるレベルでしょう。


もし、毎日裁縫、掃除や手の込んだ料理をするならまだしも、
手を抜こうと思えばいくらでも抜けますし、
正直手間をかけたときと大差ありません。


だいたい毎日掃除しても対して意味ないし。
つーかこの女性、明らかにそんなことしないでしょう。


「働きたくない」などという人が、
そんなマメな家事をできるわけないじゃないですか。(大正論)


そのため、仕事を相手に完全に委任するぐらいの価値は家事には存在しません。
まあ、ここに育児となると急激にきつくなってくるのはありますが…。
それでも、家事はかなり融通が利くため、育児と両立しても仕事よりは楽です。
(だいたい、ほとんどの夫婦世帯は、子供を生まれたら家事育児も夫が協力するでしょう)


とすると、あとは美貌・お金・仕事の有無・謙虚さですが、
この女性は全て持っていないようです。
自覚もあります。謙虚さ以外。


一番きついのが35歳なところですね。
女性の結婚相場における寿命は本当に短い。


30超えたあたりで彼氏がいないと結婚はわりと致命的です。
コンカツ相場でも、専業主婦でいいから出産はしてほしいレベルの男性からも、
かなり忌避されてくる節目の年齢ですから。


まあそもそも、下記のやり取りを見ていただければわかるように、
この女性、専業主婦希望以前に、会話の本質がとらえられていないことがわかります。



木村(インタビュアー)「(前略)また、そういう人でも、
『僕の稼いだお金を使う代わりに、彼女は僕に何をもたらしてくれるのか』を天びんにかけるものです。
これは裏を返せば、『彼らの望むものを与えられなければ、専業主婦にはなれない』ということ。
美佳さんが独身男性たちに与えられるものはありますか?」

美佳さん「(即答できっぱりと)特別美人でもないし、
若くもないし、お金もないですね。
『家事で相手を支えよう』という優しさはあるんですけど、
それではダメですか?」

木村「もちろん大事なところではありますが、
短時間勝負の婚活でアピールするのは難しいものとも言えます。
しかも『専業主婦になって家事で支える』という伝え方では、
優しさよりも依存心を感じられてしまう可能性が高いでしょう」

美佳さん「(再び首をかしげながら)依存心ですか?
家事はけっこう大変なので、そうとは思わないのですが」


なんだこれはたまげたなあ…。


若干アスペっぽい問答ですね…。


書いてありませんけど、この人そもそも働いたことあるんですかね?
そのせいか、なにやら話がかみ合いません。


まあこれは独身男性の心理や世間の常識とずれた、
昔の女性の感覚に近い感じがありますね。


とはいえ、昔の女性はもっと男尊女卑がすごかったので、
これだけ主張をしてくる女性はやはり、同じく昔の感覚を持つ
高収入男性にとってはうざったいだけでしょうけど。


ちなみに、最終的に彼女は半年の期間を経てなお、
相手が見つかりませんでした。


専業主婦にはこだわるのを辞める、といっていましたが、
まあ無理でしょう。


結婚とは、確かに恋愛結婚が理想ではありますが、
基本的には契約というものに近い形です。


相手と自分が求めるものを、等価交換という形で
差し出せるもの(若さ・美貌・お金・仕事)がない女性はほとんど、
思いやりや相手への情、専業主婦といった見えない形での思いを主張しがちですが、
それは相手を敬い、思いやる気持ちがあってこそ成り立つものです。
決して相手を騙すために適当に取り繕って一時的に作るものではありません。


まあ、うまい人はそういうのを継続できるから、ちゃんと専業主婦できるんですけどね。
ちゃんとインタビュアーも記事でうまいやり方を教えてくれているんですよ。


『結婚後も働き、妊活をしながら徐々にフェードアウトする』という女性や、
『子どもが生まれて幼稚園か小学校に入るまでは家事に専念する』と約束する夫婦もいます。
と。


この場合ならわりとなあなあで男性を騙せますよ。
結婚後も働く!口だけで言っておいて、
出産したらさっさと仕事やめるほうがずっと賢い。
騙される男性は後を絶ちません。むしろ女性は最初の数年我慢するだけだから楽ですよ?


その気になれば適当に離婚して親権と養育費もぶんどれるんで。
えぐいこと言っているようですが、彼女の求めていることは本質的にはこれでしょう。
専業主婦、とはちょっと違いますが、こずるい生き方をしたい女性はぜひ参考にしてください。


ある意味、最高のセミリタイアといえるかもしれませんね(漆黒微笑)


さて、この適切すぎるアドバイスに対して、
この女性がどう反応したかはかかれていませんがね。
おそらく聞いていないんでしょうけど。
まあ無理でしょうね。立ち回るの下手そうだし。


言ってしまうのはあれですが、コンカツにくる男性女性は
どれも一癖以上あり、かつ色々な相手を見てきた人ばかりなので、
相談者の女性が求めるような世間知らずで騙されやすくて年収が高くて若い男性は
絶対に存在しないでしょう。
いたとしてもすでに別のハンターにつかまっています。


最後に一言言わせてもらうと、年収700万以上で
40歳以下の男性って親が資産家だったり医者以外ではほとんど存在しませんよ!!



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