お金は寂しがりや、とは、一般的に、
「お金はさびしがりやだから、お金を多く持っている人の下に集まる」
という意味合いで言われています。一種の擬人化です。
他方では、
「お金はさびしがりやだから、構ってくれる持ち主の下に集まる」
という意味合いで使われることもありますが、
おおまかには同じ意味ですね。
そしてそれは株式や企業においても同じ話であり、
人気の株式や企業であればあるほど、より多くの人やお金が集まってくるのが
現在の資本主義の常です。
そういった優良な株式や企業はほとんどアメリカが持っており、
世界中から優秀な人材や、株式投資などで資産が集まるようになっています。
こういった人気に裏づけされたブランド力とは大したもので、
日本人のほとんどは「大企業だから安心できる」という意味で、
性能の違いや根拠より、知名度やブランド力で
その企業の商品や株式を買ったりします。
「アンドロイドやウォークマンより、アップルの製品の方が安心だよね」
「韓国や中国の製品より、アメリカ製のほうが安心だ」
「旅行先の飯で失敗したくないから、コンビニやマクドナルドで食べよう」
競争社会であるとはいえ、大企業が一度シェアを握ってしまうと、
およそ大きな不祥事でも起こさない限りは、ほぼ数十年にわたって
ずっと安定して顧客を囲い込むことができます。
それだけではなく、特にアメリカなどは、
強いアメリカを維持し続けようと、新たな勢力が台頭しようとしたとき
その強大な力で圧力をかけて、競争の場にそもそも立たせないようにしてきます。
今は中国なんかがいい例ですね。
アメリカの真っ向の標的になっています。
競争力や企業力で競えないとわかっていてさえなお、
アメリカ車を無理やり日本人に買わせようとするトランプの姿勢も、
こういった面から行われているのだと考えるのが妥当でしょう。
一度世界の王者の座に収まったアメリカですが、
それに胡坐をかくことなく、チャレンジャーが出ないよう
常に世界中に目を光らせています。
企業も同様…これを覆すのはなかなか難しいです。
このアメリカのえげつなくてクッソ汚いやり方こそが、
ある意味アメリカの反映を裏付けているといってもいいかもしれません。
いつ衰退するのかは誰にもわかりませんが、
アメリカの国、企業が新勢力に対しての圧力を緩めない間、
はたまた他の国から新たな資源や大きな技術革新がない限りは、
アメリカ一強を崩せる国家や企業はとうぶん現れないかもしれませんね。
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