近頃の下落相場のせいか、
米国株ブログを見ていると、ゼネラルエレクトリックや
IBMといった銘柄を保有している人たちが日々慟哭しております。
彼らにとって、その銘柄ひとつひとつが占める
自らの投資資産のパーセンテージが高く、
少し下落するだけで身をやすりで削り取られるような
激痛を感じているはずです。
上の二つの銘柄は、もともとかなり人気があった銘柄です。
それこそ今のアマゾンぐらい、いやそれ以上ってぐらいね。
GE(ゼネラルエレクトリック)に関しては創始者エジソンだし。
日本株なんて見てもいませんが、まあこちらも似たようなもんでしょう。
現状、私が投資している全世界の株式指数が
一様にマイナスになっているんですから、
個別株投資している人たちもマイナスになっているのは当たり前です。
今まさに、どの国かということは問わず、
個別株投資家は誰も彼もが血反吐を吐き散らしています。
こういったとき、何が一番苦しいかって、
個別株投資家は選択肢が多すぎるからです。
ここはすっと損切するべきか、
あるいはガチホールドしつづけるべきか、
いやいや別の銘柄をいま買い増しするべきか、
買い増しするならその企業は本当に信用に足るかどうか、
いま損切したらかえって損になるんじゃないか?とか、
などなどなどなど、etc.......
なまじ米国株投資暦が長く、
GEなどを神聖化している人にとっては、
明らかに損きりする場面であっても、なぜか切れなかったりします。
投資利益より、心情や感情が先行し、
冷静になれないあまりにわけのわからない約定を…。
おお、おろかおろか…
翻って、インデックス投資家は違います。
とれる選択肢も、せいぜい「下落しそうだから追加投資しよっかな♪」
といったお遊び程度のものでしかなく、
現在積みおろしていく予定がなく、長期投資であと数十年後の積み下ろしを
想定している人たちなんかは、むしろいっぱい口数買えてうれしいぐらいです。
あとはせいぜい、含み益が減ったからって
スイッチングとかリバランスしたい人たちが
投資している指数やファンドを変更するぐらいでしょうか。
こちらも、ジッサイの投資リターンや手法に
それほど大きな変化がおきるわけでもないでしょう。
なにせ、インデックス投資で投資できるまともな指数なんて
はっきり言って日本と先進国と新興国ぐらいしかないし。
また、すでにセミリタイアしている人に関してはもっと簡単です。
下落しているからって取れる選択肢なんてないに等しく、
結局積み下ろしていくしかないわけで、
そうすると、積みおろす額を減らすとか、代わりにアルバイト入れるとか、
そんなとても投資家とは思えないぐらいのことしかできません
つまるところ、初心者にというか、人に対して優しいのは
やっぱりインデックス投資ですね。
とれる選択肢が少ないからこそ、悩んだり苦しんだりする必要がありません。
インデックス投資をしている賢い方々は、
まあわざわざ個別株投資ブロガのブログなんかを見に行くこたありませんけど、
こういう機会でもないと、いかに個別株が難しく苦しい苦難の道なのかを
しることはできないと思うので、暇なときはぜひ見に行ってはいかがでしょうか?
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