2019年10月19日土曜日

NISA恒常化見送りですって。富裕層優遇だとか、老後2000万必要の余波か。

NISAの恒久化を見送りへ 投資非課税は「富裕層優遇」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191016-00000096-kyodonews-bus_all


うーん…。
年120万円を投資に回せる人は富裕層…。
そしてNISA恒常化は富裕層の優遇だからダメ、か…。


珍しくあのアレなヤフコメ民ですら、
「年120万程度投資に回すだけで富裕層扱いとか!!!!」
と正当に憤慨していますね。


正直なところ感情的には同感でありますが、
実際年120万、月10万円を投資に回せる人は十分富裕層扱いしても良いと思います。


私みたいに月収のほとんどを節制して投資に回す奇特な投資家は例外として、
だいたいの普通の人間は生活防衛資金や家庭のために他にお金を使い、
投資に回せる余裕資金として考えたら月10万の投資なぞ
月収がよほど高い人しかやらないでしょう。
(麻痺しかねませんが、私のようなフルインベストメントは普通やりません)


特につみたてNISAならまだしも、NISAは長期投資として使われるわけでもなく、
中期的あるいは短期的なトレードのための手段に使う人も多く、
それを行えるのはそれこそ本当に小金持ち以上ですから、
富裕層扱いもやむなしだとやっぱり思いますね。


ただ、やはり思うこととして、
それが富裕層「だけ」を優遇しているのか、
「富裕層の優遇」が果たして本当にいけないのかということです。


特にこれは富裕層だけが得をするか、と言われるとそうではなく、
そもそも富裕層以上に「投資家の優遇」ですし、
別にNISAを恒常化したところで、「投資したら必ずプラスになる!」
なんてうまい話があるわけでもなく、
単純に「投資して得た利益が一定額まで非課税になるだけ」です。
結果的にこれは投資を促し、経済を活発化させることに繋がります。


つまり、もっと言えば富裕層(投資家)がため込んでいるお金が
株式市場に流れるというわけであり、
富裕層を優遇どころか、経済全体の流動化、活発化により、
貧民層含めたあらゆる経済や人間が得をするわけですよ。


だいたい富裕層の優遇なんて言うなら、
今まさに消費税の増税なんか富裕層の優遇じゃないですか。


NISA恒常化により経済が活発化すれば、
法人はもっと事業を伸ばせるし、働ける人だって増えるし、
株式投資や消費税などによる課税以上に税収が見込めるわけです。


つまり、まったくもって真逆のことを言っているというわけ。
短期的および表面的なことしか見ることのできない人が、
富裕層の優遇だと勘違いしてしまっているだけなのです。


…んー、まあね、
金融庁とかが老後2000万必要とか言っただけで炎上しましたもんね。
そのせいで尻込みしてしまっているのかもしれません。


実際その炎上を見て、あ~これはNISA恒常化の線が消えたな、
などと予想している投資ブロガーさんも何人かいらっしゃいました。
まさか予想が的中するとはね。


関連性はともかく、事実そうなってしまいましたね。
ほんとルサンチマンは困りますね。


日本人が奥ゆかしいなんて幻想ですよ幻想。
ケチ臭くて同調圧力しかない、嫉妬深くて人間性も浅いです。
日本人に限らずそんなもんですけどね。


つみたてNISAの期限延長についてはまだ議論中らしいですが、
それはまあうまくいくとはおもってますが、この感じだと、
つみたてNISAの限度額上限突破とかはあり得なさそうですね。


私はそっちのほうが良いんですけどね…。
NISAの非課税期間が20年だったら、120万をそっちにぶちこんでたくらいなんで…。


やっぱり日本は投資や投資の制度が馴染むにはまだ土壌ができてませんね。
期待せずに待っておきましょう。
インデックスファンドの積立投資でもしながら。



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