2021年11月10日水曜日

攻防に分ければ、セミリタイア資産は案外少なくてもいけるんじゃない?


一億円ぽっちじゃ、配当も少なくて、
リタイアなんてとてもできやしない…。


と、言った意見すらあります。


すでに2000万、1000万、はたまた、
900万円以下でセミリタイアしてる人もいますが。


しかし、やはり様々なリスクや生活防衛資金、
セミではなくフルリタイアのことを考えると、
お金はいくらあっても足りないのでしょう。


最近は、こういった、
「リタイアのために必要な資産を貯める」
といった考えに、少し疑問を持ち始めました。


と、いうのも、私の資産が一月で、
年収を超えるくらい変動したのを見たからですね。


まあ言ってしまえばピケティの、
労働収入を資産増加(複利込)が上回ったのを見て、
色々と感覚が麻痺してしまったからですが。


でも、実際、配当はともかくとしても、
好景気になればなるほど、
投資している資産はもちろん増加するわけです。


個別株ならまだしも指数投資なら、
インフレ率を超える上昇はもちろんするはず。


すると、それがどの程度か考慮すれば、
少なくとも好景気の間は、
一切働く必要がないということになります。


大まかに4%ルールでしたよね?


あれ、これって課税と物価のインフレ率も
ちゃんと配慮されてるんでしたっけ…。


まあ、ともかく、4%ルールで行くなら、
1億円あるなら400万、5000万なら200万と…。


多少為替や値上がり率が違っても、
それくらいのキャピタルゲインは得られると、
そう歴史は証明してきたわけですよね。


つまりはですよ。


好景気の間はそれらですべてが賄える、
というのなら…。


セミリタイアに必要な資産は、
「すべての資産を合算したもの」ではなく…。


「好景気は期待上昇率に見合った攻撃資産」
「不景気を乗り切るだけの防衛資産」
の2つに分けて考えた方が良いんじゃないでしょうか。


VOOを1億円持つと、
上昇も二倍、下落も二倍ですが…。


5000万をVOO、5000万を日本円と、
それぞれにわけてリタイア資産にすれば、
もちろんリターンは底下げされてしまうものの、
わざわざ不景気にVOOを売らなくても済みますよね。


好景気の時は、余裕があるなら、
4%を超えるくらい売ってもいいし、
それを日本円の方に回せばいいだけです。


まあ特に新しい理屈でもなんでもないですけどね。
いつも私が言ってる定額売却ってだけだし。


でも、
「キャピタルゲインだよりだと不景気にも
売らなければならないじゃないか!」
「目減りするじゃないか!」
って人への回答としては、そこそこ、
ちゃんとした反論になる気がしますけどね。


不景気というか、大暴落って、
10年に1度しか来ないんでしょう?


あるいは、米国が不調なときも、
おおよそ10年以内には好調に戻ったのでしょう。


でしたら、
それを賄えるだけの防衛資産さえあれば、
わざわざ不景気に売る必要はないということです。


上の例で言えば、10年×200万ですから、
なんなら生活防衛資金である日本円は
2000万で良い、ということになります。


つまりは7000万あって5000万をVOOに、
残り2000万の日本円で長い不景気を乗り切るか、
はたまた5000万にすれば2度乗り切れますからね。


セミリタイア資産を一緒くたにしないで、
こうやって攻撃資産と防御資産に分けて、
運用のイメージさえしておけば…。


やっぱりそれほど資産っていらないんじゃない?
キャピタルゲイン運用でもいいんじゃない?


って思いませんか?
…皮算用かしら?


好景気のターンが長く、大きい場合なら、
ほとんどうまくいく公算は高いでしょう。


みんな大好きアメリカ市場は実際そうですし、
資本主義が続く限りは、いけそうではありますね。
(人口減とかあったらどうだろうなあ…)


まあ実際は、たとえ不景気に売ることになっても、
1億をそのままVOOにぶちこんだほうが、
なんか普通に利益出そうですけどね。


それはでも、結局、
今現在の米国の調子が良いから言えることで、
実際はやはり保守的なポートフォリオが
いいとは思いますけれども。


ちなみにQQQのような高ボラ資産だと、
VOO一本と比べてQQQも1本ではより辛くなります。


好景気はもちろんガンガン増えますが、
下手に不景気に売るとどんどん不利になるため、
やっぱり攻防に分けたポートフォリオで
考えていくことが打倒でしょうね。


特にまあ、資産を分けてるわけですから、
下落時にナンピンしたらさらに得だしね。
(リタイア後に買い増しはしないだろうけど)


これら、
ロジカルさも特にない単純な理屈ですが…。


ポートフォリオと期待平均リターン、
はたまた過去実績と自分の年齢を含めれば、
おおよそ最適な資産額とポートフォリオは
おのずとわかってくると思います。


単純な資産額でゴリ押し前提も良いですが、
包括的に考えることも良いというわけですね。


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4 件のコメント:

  1. ぽすとさん、こんばんは。
    薔薇の艦隊のエディです。

    下記の部分、私の考えと一致しているので嬉しく感じました。

    「5000万をVOO、5000万を日本円と、
    それぞれにわけてリタイア資産にすれば、
    もちろんリターンは底下げされてしまうものの、
    わざわざ不景気にVOOを売らなくても済みますよね。」

    不景気に売らなくて済むだけの備えがあれば安心できます。

    ぽすとさんはこの記事でセミリタイアの場合の資産配分の話をされています。

    攻撃資産と防衛資産という発想は、
    セミリタイアだけでなく、資産形成途上にあっても有効だと考えます。

    不景気を乗り切る目的の防衛資産という考えを、
    もう一歩進めて考えてみたいと思います。

    不景気にこそ買いだと考えている立場からすると、
    私の事例で恐縮ですが、
    現時点でSPXLをポートフォリオの60%、
    残りの40%を米ドルで保有しています。
    米ドルは、底値買いできるようにするための備えです。


    好景気と不景気を乗り切るために
    ポートフォリオをどのように構成するかは、
    その人の投資哲学が表れると思っています。

    個々人の自由裁量であるがゆえに、
    「強欲」と「恐怖」の制御力が試されると思っています。
    精神の安定を乱した状態で、狼狽売りすることは避けたいと思います。

    売るなら、不景気になってからではなく、
    不景気になる前の高い相場のときにこそ売るべきですが、それが難しい。
    売った後に最高値更新するのを見る悔しさがあるからです。

    まして、ショート(売り)で入り、
    踏み上げを食らって市場から退場したら元も子もありません。

    すなわち、
    不景気に底値で買うより、好景気に天井で売る方が難しいので、
    売るタイミングを無理に考えずに、
    常時保有のロングポジションを一定程度確保しつつ、
    いつ起こるか予測できな暴落や不景気に備えて、
    常に底値買いできる余力を持っていると、
    精神的にも安定しますね。

    ぽすとさんはまだお若いのにもかかわらず、
    深く洞察されているところが素敵です。

    これからも投資哲学の参考となる記事を楽しみにしております。
    いつもありがとうございます。








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    返信
    1. エディ王子!
      まったくもってそのとおりでございます。
      特にレバレッジのようにボラティリティが荒ければ荒いものほど、現金のリバランスを心がけておくのが普通です。
      まあ理論上は現物にしておいて、暴落時にはスイッチする方が良いらしいですが…。
      あるいは私のように、はなから全部無視して魔神ホールドするという愚策もあります。

      こういった資産管理の手法は、ライフプランを考えるうえでは必要不可欠のものなんですが、なかなか投資ブロガーで話す人はいないですね(おそらく大前提すぎるか、個人情報だから言わないのか‥)

      削除
  2. 結局どのレベルの生活を維持したいか次第ですよね
    極論自分一人が生きていくだけならどうにでもなりそう

    返信削除
    返信
    1. そう、あくまで資産管理だけの話であって、実は今日の記事、資産が膨大ならまるでどうでもいい話です。
      ともあれ誰もがそうもいくわけもない。
      その上でリタイアを考えるならば、やはりこういった投資パフォーマンスと防衛資金と自分の出費との兼ね合いを考える必要があるのですね。

      削除

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