2021年8月10日火曜日

まだ漫画家でもねえのにネームにギャラが出るわけねえだろ


近頃はトゥゲッターを暇なときに
適当に見ていますが…。



漫画家が連載に向けて日々ネームを練り上げても、連載に至るまでギャラが発生しないことについての話
https://togetter.com/li/1756924


>>漫画家の親友がいて連載に向けて担当編集者と毎日ネームを練り上げてる様子を1年近く見ているのだけれど、連載に至るまでこの間のやりとりで発生するギャラは0と知ってびっくりしている。1年以上練り上げた原稿がボツでギャラ0なこともあるらしくちょっとあまりにも出版社に有利すぎない?
>>苦笑しながら「慈善事業で鍛えてる訳じゃないからなぁ」と答えてて、そっか、出版社の中には、マンガ家を「時間コストをかけて育ててあげている」って感覚がある場合もあるのか



ええ…。


ギャラは0かもしれませんが、
素人の落書きのを見るためだけに時給制の
編集者の時間コストをかけているんだよなあ…。


契約でもなんでもないのに給与払えるわけ無いじゃん!


むしろ1年近く見てもらえてるのに感謝すべきでは…。
ていうか1年近く連載貰えないのを恥じるべきでは…。
ていうか無理な所に1年も持ち込むのもアレでは…。


まとめられてるクリエイターがやたらと賛成してたのが
若干びっくりしてしまいましたが、
コメントなどの反応を見る限りは反対意見も多く、
さすがに賛成されてなくて安心しました。


おそらく発言者は先の展望が見えてないんですよね。
「ネームの打ち合わせでギャラが発生する」
ようになると、いずれ大変なことになるでしょう。


コメントにもあるように、
「そんなことしたらネーム出しまくるだけでいいやん」
「ただの無職の見積もりに金だす必要ある?」
「ネームにちゃんとした成果求められようになるぞ」
「なおさらなんのコネも成果もない、ただの一見である才能がある持ち込みが読まれることがなくなる」
「ネームの時点で著作権まで買い取られてしまう」

って意見がある通りになるでしょう。


なんでクリエイターじゃない方から
こういう意見が出るんだってくらいな予想でした。


出版社も貴重な時間使って
タダで見てるわけじゃないんですよね。
あれを見てるだけでもコスト使ってるし。


むろん業種によっては、
見積もりにお金を貰う場合もあるでしょう。


なら漫画家(ですらない)人のネーム持ち込みが、
現状それがないなら、別途契約を結べば良い話。


漫画家(でもないただの一般人)が
なんの実績もコネもないのにタダで見てもらえて、
チャンスまで貰っておいて、
「いやこれだけネーム持ってきてるんだから
ギャラくらいくれよ!!!」とか言っちゃったら…。


大抵は
「あ、じゃあもううちに持ち込まなくていいよ…」
って言われるでしょう…。


ただそこで本当に編集者をそこで納得させられれば
ちゃんとギャラも払えることでしょう。


特に会社ではなく個人事業主である以上、
会社の上下関係に縛られず自由に動けるのですから、
クリエイターも気に入らないならその編集に
見切りをつけて別の出版社に持ち込めば良いのです。


まあちょっと状況は違うが、
進撃の巨人とかもそうじゃありませんでしたか。


あれも最初に持ち込んだジャンプでは
クソ評価だったとか。


本当に才能というものがあればこそ、
別の出版社に行ったからこそ評価されて
今の話題性が生まれたということです。


本件は、いかにも社会人経験が少ない
(個人事業主)クリエイター側の
安易な「私だけに配慮して」という
自分勝手な要求だと思われます。


ちょっと怠慢すぎて、
こんなクソみたいなクリエイター見て
腹立たしく思ってしまいました。


本当に才能があるならそれこそ、
編集者はお金を払ってでも引き止めるはずでしょう。


そうではないということは、
単純にその編集者と「ご縁がなかった」場合か、
その人に才能がないというシンプルな答えだけ。


(本当に才能じゃなくてコネが有利だったのなら、
今頃「鬼滅の刃」じゃなくて
「100日後に死んだワニ」の映画が興行収入数億とか
あげてるはずなんだよなあ…)


つまりはナマ言ってる暇があったら
目の前の編集者一人唸らせられない
己の才能を恨めよって話です。
(あるいは今までかけたコストという面は
編集者/出版社も同じはずなので、
さっさとどちらかが見限れよ、ということ)


交通費もでねーのかよ、ってでねーよ。
まだ漫画家でもねーだろオメーはよ。


>>利益が出ていないのだから当たり前)的な意見が散見されるのだがさすがに貧しすぎないか?



貧しいのはそいつの才能だろがい!!!!!!
発端の人、反論になってねーぞ。


なんなら貧しすぎるのはこの方の品性じゃないですか。
協調性というかさ、他人を慮る力が…。


クリエイター保護とか発掘とか、
出版社によっては漫画賞で十数万出してるでしょ、
あれけっこう現実的にはだいぶ頑張ってると思うよ。


そもそも商業的に漫画を売り込みたいからこそ、
個人事業主として出版社に持ち込んでるわけでしょう。


商業的にそうするということは、
相手の都合も考えなければいけないわけで…。


アニメ化、メディアミックス化、ゲーム化、
そういうのもすべて含めて目指している以上は、
そしてそのとっかかりをタダで見てもらえてる以上、
なんでこんな厚顔無恥なことが言えるのか…。


特にこれが昔のように
「商業漫画家にならないとデビューできない」
って状況だったならまだわかります。


でも現状は、なんなら絵が描けなくても、
「小説家になろう!」などの一般投稿サイトから
いくらでもデビューすることができるわけですね。


そう、才能さえあれば。


誰でも出来て、誰でも見られる。
特に小説家なんて、もう文才一本での勝負ですよ。


漫画家よりあっちのほうが才能必要だと思う。
文章だけで世界作るんだぜあいつら…。


スマホ太郎だとかなんだとか馬鹿にする人もいますが、
大衆向けとして興行収入も得て沢山の人に見られて、
そんな作品を作る人は普通に天才でしょう。


というかネーム持ち込みにまでこんな制限かけたら
余計にネットにいくらでも転がってる
天才の掘り出しの方に余力を割くでしょう、編集者…。


声のデカイクリエイターほど、
他の弱小クリエイターにとって迷惑な話は
まったくもってないわけですね!


結局なにに尽きるか、というと、
「1年経ってもOK貰えないお前のネームが悪い!」
「1年も無駄な所に持ち込むお前が悪い!!」

としかならないんですねえ!


っていうか漫画家になってから言えよぉ!!
連載とれてねえ時点で契約以前に無職やろがい!!!


週刊誌とかならネーム段階でも
実質ギャラ出てるでしょ!
完成したら、原稿料が!!









多分この人達のなりたい漫画家ってのは
メディア化して声優に声当ててもらうレベルだろう。


なら、それこそそのレベルになるにはネームの時点で
「金だしてもいい、他所に持ち込まれたくない」
って思わせるような作品を造らないとね…。


ちなみに私の漫画のネームには30Pで
およそ2ヶ月くらいかかっています。
清書ではもちろんアシスタントもいません。


ですので描く大変さはまあわかるんですが、
大変さをわかってるからこそ、
この段階じゃ金貰えるわけねえだろと思うんですね。


まあでももちろん編集なんていませんで、
ボツをくらわないし、連載にむけて何本も描かないし、
ていうか締め切り自体適当に友人と決めます。
(イベント用に早期入稿するかどうかくらい)


お金がなくて漫画家になれない~~。


なんてことはなくて、アマチュアなら、
自分の好き勝手に漫画を描けますし、
自由に公表できてすげえいい時代なんですよね。


まあ言うまでもなく私は底辺絵かきですが、
だからといって評価しない世間が悪いなんて
何一つとして言ったことはないですね。


一時期は毎日絵をpixivに上げてたんですがね…。
でも全然評価されないからやめちゃいました。


でももっとすごい人は毎日どころか毎時間上げてるし、
流行りの二次創作漫画はいくらでも描くし、
そもそも画力が違いすぎるし、まさに才能…。


やはり才能、才能と努力こそがすべてを凌駕するのだ。
今だとSNSマーケティング能力も必要でしょう。運も。


見てもらわないと評価すらもされないですしね。
プロ編集者に見られる時点で恵まれていると言うか、
そんなチャンス貰える時点でクリエイターにとって
結構やりやすい状況というかね…。


私よりもっとすごい人がいるので、
とてもじゃないが自分の無能を棚に上げて
こんなこと、よっぽどでも言えませんね…。


ていうかなんならぽすととか
やっぱり漫画全然売れてないですからね。


でもだからこそ無能の気持ちがわかるんですが、
無能のくせに他人のせいにするとかが余計にさ…。


…ん?


いや無名にしちゃ普通に結構売れてますな!!


知名度ほぼゼロなのにこれだけ売れてるのは
正直我ながら過不足ない評価のされ方で満足ですね。


ありがたいですね!
まあもうお金狙いの絵は多分あんま描きませんが、
(一番売れてるのはやはりエロです)
今後も一般漫画あたりは普通に描いていきたいな~。


同人はメディアミックスがないけど、
1年もボツにされないし自由に描けるからね。
それでもメディアミックスしたい人はやるべきなんでしょうね。



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5 件のコメント:

  1. ポストさん仰るように、フリーの漫画家のネームを出版社編集部員に見せればギャラ貰えるって、嬉しいことのようで実はその漫画家の首を絞めることになりますよね。
    出版社の負担が大き過ぎて、新人の芽を伸ばそうとかチャンスを与えようとかにならず、既に完成された漫画家にしか頼まなくなると思います。
    新人タレントがキレイでいるための努力したからといって、事務所のオーディションに行くだけではお金は貰えないですよね。例えが上手くないですが。

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    1. 互いに不幸になることうけあいです。
      そもそも漫画家側としても数描いて精度高めていくネームで金もらうのは納得いかんと思うんですが…。

      削除
  2. まず出版社側から「弊誌で描いてください!」と依頼されているのでなければ
    立場は発注者(出版社)と受注者(作家)じゃなくて、客(出版社)と営業(作家)なんですよね
    営業が「この製品はがんばって製作した」とか言ってお金を要求するのただの押し売りですよ

    ぽすとさんが冒頭で述べている通り、出版社側も編集の時間を使っているわけですから
    作家側が「ネームに代金を支払え」と言うなら、
    出版社側も「ネームチェックとコメント、アドバイスは有料です」となるだけ…

    返信削除
    返信
    1. ものすごく納得できる例え話で思わず得心がいきましたねえ!
      依頼でもなんでもありませんしね、たしかに。
      まあ次のネーム持ってこいボツだと言われた側としては描かされてるイメージはあるのかもしれませんが、やはり逆恨みというやつですねそれは。

      削除
    2. 横からすみません、いちブログ読者ですが私も実に府に落ちました。
      契約前の漫画家のネーム、確かに営業マンの持参した見積りみたいなものですね。だから客が見直してよ~とダメ出ししたら納得するまで手直しが必要だと。

      削除

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