2019年10月20日日曜日

Slimファンドは値下げに最長で2ヶ月。ニッセイは1年。たわら先進国株は2年。

たわら男爵がたわら先進国株の信託報酬値下げを受け、
手のひらをあっさりと返して、
Slim先進国株式からたわら先進国株に鞍替えしましたね。


まあ鞍替えというよりは原点回帰ですね。
あれだけ読者にはSlim先進国株を推しておいて、
自分だけはあっさり見切りをつけるのはブロガー的には印象は最悪ですが、
投資家としてはとても効率的な判断でしょう。


和製バフェット将軍の言っていたとおり、
メンツより効率。これが投資家です。間違ってない。


ブロガーである以上に投資家ですからね。
読者なんて知ったこっちゃないってことなんですよ。



私も彼のブログの影響を大きく受けて
Slim先進国株式にフルインベストメントしたため、やはり複雑ですが、
理屈としては…ポジショントークもありひいきが入っているとはいえ、
たわら先進国株には一応強みがあるみたいですから納得もできます。


ただたわら先進国は2017~2018年の信託報酬値下げ合戦は黙して動かず、
その信託報酬値下げには今更になって多大な期間を要すぐらいですから、
結果的にたわらホルダーやインデックス投資家からの信頼性は既存しており、
これ以降もあまり人気が伸びることもないでしょう。


つまり、ぶっちゃけてしまえばたわら先進国株は落ち目です。
今になってようやくちょっと持ち直しただけ。
さすがに過去の低コスト筆頭のときのような権威はありません。
あまりの不甲斐なさに、もう売り払った人も多いでしょうしね。


Slim先進国やニッセイが加速度的に純資産額を増加したのは、
単純な話その低コスト競争で勢いに乗ったというのもあり、
まだその評価も毀損されていないのでペースもそのままに騰っていくでしょうが、
たわら先進国株はそれに追従していく形なので、
あまり期待できるかと言われると疑問が残ります。


ニッセイは2018年には何回か指数を乖離した過去がありますし、
たわら先進国株は信託報酬値下げを2年近くも滅茶苦茶渋ったなか、
Slimは唯一米国株と全世界株の値下げだけは2ヶ月弱を要しただけですね。
(Slim先進国に至っては今まですべて数日単位で値下げしています)


そう考えると、この中ではやはりSlimが
一番良いという私の考えに変わりはありません。


自分はより低コストのインデックスファンドが設定された翌日に、
すぐさま信託報酬を同率値下げしていた今までが尋常じゃなかっただけであって、
2ヶ月弱程度は正直それでもめっちゃ早い方ですからね。


…たわら先進国株はその値下げに踏み切るのに、2年弱もかかったしね?
ニッセイも1年弱動きませんでしたからね?



ニッセイ…2017/11/21に0.189%→2018/8に0.109%
 たわら…2017/12/30に0.200%→2019/10に0.0999%
それぞれ明確に一気に対抗値下げを始めたのは上記からです。
(一応ideco専用口座用のみ2019/04/15にたわらは下げてますが例外でしょう)



対してSlim先進国株式に至っては設定来、
毎回新しい低コストファンドが出るたび、
毎回ほぼ数日に即日値下げしてます。


単にちょっとまえの米国と全世界だけ2ヶ月弱かかっただけであって、
こんな不利かつ別の指数を比べるなんて不平等なやり方をしても、
それでも上記2種のファンドに比べりゃ~もう早い早い。
信頼性は一切毀損されていませんね。


ほぼ間違いなく、長期でずっと持ち続けられるのはSlim先進国株式が
一番良い選択肢といえますね。


インデックス投資において、ポートフォリオを変えたり、
リバランスを行うのはアリですが、
さすがに別会社の同じ指数のファンドをコロコロ変えるのは
あまり適切な行為とは言えません。


これからもSlim先進国株式およびSlimシリーズのファンドを買って、
低コストインデックスの最前線かつ最速の恩恵を受けるのが、
感情に突き動かされない最上のインデックス投資と言えるでしょう。
すぐに新しいファンドに飛びつくのは良くないネ!


一応、最後にフォローしておくとするなら、
その3種にすでにもうそんな大した違いはありません。


確かに低コストとして、また信頼性としてもSlim先進国株式が一番ですが、
もうこれ以上低コストになってもたかが知れていますからね。


選ぶならSlim先進国株式でしょうけど、
もはやほとんど好みで選んでしまっても良いかと思います。


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2 件のコメント:

  1. 個人的にスリム先進国で不安なのが、将来マザーファンドの資金減ったらどうなるの?という点です。
    よくスリムの強みとしてマザーファンドから買うだけだから低コストで出来る!と言われますけど、本家のeMAXISをこれから買う個人なんてよほどの情弱でしょうし、今含み益たっぷりあるから降ろさない人だって必要な年齢になったらドンドン足抜けしてくんじゃないでしょうか?
    正直マザーファンドベビーファンドどころかeMAXISがどんな運用してるのかも知らないのですが、男爵とかのスリム最適論はなんか不安なんですよね。
    大丈夫(40代の俺が売る年齢になるまでは)、なのかも知れないですけど

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    返信
    1. Slimはどちらかと言うと「eMAXISの利益があるから低コストでできる」
      というより、単に「eMAXISの利益があるから今は強気に出れる」というだけであって、
      三菱としてはeMAXISの顧客減少は痛いっちゃいたいけど、
      eMAXISがなくなってもSlimがあれば問題ないと思います。
      他の低コストファンドに客が行くよりはSlimに流れてほしいってやつです。

      つまり、eMAXISの顧客が減ってきた場合どうするかといえば、
      今度はSlimが主力になり、それに頼ることになるでしょう。
      すでに純資産総額も600億超えてますから。

      Slimを出したのは確かに低コスト競争についていくためですが、
      そういった次善の策としての側面も持っているかと思います。
      三菱もSlimだけでやっていけるようになんとかするでしょう。

      本当に大丈夫なの?と思うかもしれませんが、
      ニッセイもたわら先進国の場合はそれこそ1ファンドで勝負していますから、
      単純に今Slimが有利なのが同じ土俵になるだけだと思いますよ。





      なおインデックスファンドの運用についてはほとんどブラックボックスですから、
      やっぱり私達はどうしても表面だけで見るしかありません。

      その点でニッセイは乖離の理由を
      (たわら男爵曰く)「わかんないです。運営難しいです」
      とか言っていたらしいのでどうも信用が置けず、
      たわらは言うまでもなく値下げを全然しなかったですから、
      私は今後もSlimシリーズを支持したいと思っています。

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