2019年10月23日水曜日

新興国でのタバコ人口の増加を利点とするなら、ハイテク人口の増加は比較しないのか?

タバコ株がよく今後も安泰だとあげる根拠として、
喫煙者の増加をまずいちばんに謳うのがテンプレですよね。


特に先進国はどこも人口減ばっかりですが、
新興国は真逆に人口増ばっかりなので、
そういった新たな新規顧客たちを生まれた瞬間からタバコ漬け、
ニコチン中毒にすることで、恒常的に利益を上げ続けられるだろう、
というのがタバコ株ホルダーの展望になります。


たしかにそれも一理あるかも知れませんが…。
ところがこれって、
新興国に進出して同じ用に普及させる事業というのは、
なにもタバコ株に限った話ではありません。



今や先進国ではほとんどの人間がPCやスマホ等のハイテク機器を持ってますよね?
あれはもはや生活必需品と言っても良い。


働いている人でタバコがなくとも生きられる人は多いでしょうが、
ハイテク機器がないと仕事も娯楽もできず、
生活が苦しくなってしまうことは想像に固くありません。


新興国といえど効率面で考えると、
必然的にハイテク機器を使って仕事がなされるでしょうから、
やはり新興国へのハイテクの必需品化も間違いないでしょう。
すでに安価なハイテク機器は当たり前のように普及してますからね。


とすると、タバコ株が利点とされる新興国への普及は、
ハイテク株などと比べたら差がないということが言えます。


むしろ後者の方が普及しやすいまである。
なにせ、近頃は先進国のみならず、
新興国にまでタバコ株の規制が広がっていますからね。
ちょっと前のインドとかね。


でもまさかハイテク機器の規制とかはしないでしょう?
一部は合っても、多くを規制するとまず国が立ち行かなくなりますから。


くわえてハイテク機器は性能が成長するものです。
タバコなどは、結局の所進化しようがない(健康商品にでもなるか?)ので、
生活必需品としての安定感のみならず、
競争率としても大きく差がついてしまいますね。


また人によっては、2品3品といくらでも数を揃えます。
企業単位でもたくさんのハイテク機器が買われることがあります。
しかも健康被害が少ないので、老年になっても使う人は使います。
また年齢規制もないので、子供でももはや皆持ってるぐらいです。


といったことから、タバコ株が有利だとされる新興国や利用者が減らないなどという論理の土俵で争っても、
ハイテク株の方が有利な面もあるという考え方もできます。


むろん、なにもハイテク株が一方的に有利とするわけではありませんが、
逆にタバコ株だけにその利点が得られるわけではないよ、
それをさもタバコ株だけが持つメリットかのように言うのはずるくない?
ということが言いたかったのでした。


かりにソレ以外で差をあけるとしたら、
せいぜいそれらの期待によって今のハイテク株が割高だとか、
逆にタバコ株は実態異常に見放されてて今は割安にだとか、
そのあたりでしょうか。


でも投資家によってはすでにそれらの期待値は折込済みとか
言っている人もいますからね。
あんまりどんなデータも参考になりません。


結果ずっと割高なまま右肩上がりになったり、
逆に無限ナンピンし続ける可能性もありますからね。


ただ、少なくとも私は、
「株価に期待値が織り込まれてる」「割安放置がいずれ割高に」などというそんな曖昧な期待よりも、
世界経済が成長するということがどのようなことかということについて、
論理的に上記のように考えたら、やっぱりハイテク株の方が有利だと
断ぜざるを得ないと考えております。


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6 件のコメント:

  1. ぽすとさん、こんばんは。

    薔薇の艦隊
    https://rosefleet.net/
    のエディです。

    記事を拝読しました。私も同感です。

    公平に物事を見ることの重要性を再認識しました。

    私もブログを書いていますと、
    「事実」と「期待」を混同している。
    そう自分で気付き、書き直すことがたびたびあります。

    「ポジショントーク」のブログにならないように、
    気を付けていきたいと思います。

    追伸)和製氏のブログのコメントで表現したように、
    今後、親しみをこめて「ぽすと君」と呼んでもよろしいでしょうか。

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    返信
    1. 王子!まことに同感です。

      私も常々意識しており、
      今回のタバコ株に限らず、どの記事も必ずメリット・デメリットが明確にわかるよう、
      しっかり対比させた上で自分の主張を書いています。

      呼び方に関してはもちろん!
      お好きなようにお呼びください!

      削除
  2. 身近な所ではタバコに対する思い入れが強い人が多いんですよね。
    ほんの10年近く前はタバコを吸わない者は社会人にあらず、くらいの扱いを受けていましたから。
    そういう時代を少しでも知っている人はタバコに期待してしまうのでしょう。

    ただそんな時代にタバコ株に投資していた人なんて今のインデックス投資家以上に手堅い人間が多い訳で。
    そういう人達は本音はともかく態々自分の資産価値を下げるような事を言わないですからね。
    その辺から中途半端に話を聞く人ほど、タバコ株が優良な安定資産に見えてしまうのでしょう。
    …タバコ屋にタバコ業界の先行きを聞いたらそりゃ安泰って言うのにね

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    返信
    1. 私が大学生に上がる頃にはもう完全に世間は嫌煙の流れでしたが、
      確かに子供のころはガッツリタバコまみれでしたね~。

      うろ覚えですが、たしかにそういう世間を覚えている人にとっては、
      やっぱり「タバコはなくならない」んでしょうね。

      ほかに最近の投資ブログでの若い人もタバコ株に手を出したりするのは、
      やっぱりシーゲルだのなんだのの影響なんですかね。

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  3. はじめまして
    とても共感できる記事でした。
    そもそもタバコ銘柄に投資している多くの人はタバコ自体吸わなかったり、タバコの違いを知らないのではないでしょうか。
    PM、BTI、MO、JTなどの大手タバコ企業で紙巻たばこのパイの取り合いや新規開拓程度の認識と感じています。
    タバコ企業としては参入障壁は高いといえますが、商品自体の参入障壁は高くありません。
    言ってしまえばタバコ葉を乾燥させて吸えばいいだけですから新興国ではローカルでそんなのがあり紙巻たばこより安価で、それらと競合する必要があります。
    逆に最高級のキューバ産葉巻は、PM始めとしたタバコ企業が攻略できていない中国での売上が好調です。
    タバコ銘柄を分析している記事は多いですがこのあたりに触れられているものは見たことありません。

    そしてハイテク企業の場合、町工場が作ったスマホやPC、システムが普及するでしょうか?
    このあたりをいろいろ考えて私はタバコ銘柄を始めとした高配当銘柄を整理しました。

    ハイテクのほうが地域差も少ないと思いますし、タバコは調べれば調べるほど緩やかに衰退していくのがよくわかっていきます。

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    1. ありがとうございます!

      --タバコ企業としては参入障壁は高いといえますが、商品自体の参入障壁は高くありません。
      確かに、盲点でした。すごいですね!私は思いつきませんでしたが、たしかに…。

      タバコの量産化ともなると少しは大変かもですが、
      これもタバコでない地元企業なら実現不可能ってほどでもないでしょう!

      逆にハイテクだとライセンス使用量や技術の導入が地元企業だけではハードル高いですね。
      色々視野を広げるとなおさらタバコ株が新興国にもつ優位性は内容に感じますね~。

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