2019年10月13日日曜日

貧乏人は低リスクに抑えるべきか、高リターンを狙うべきか。

米国株村の和製バフェット将軍は、無配グロース株の順張りを支持しており、
成長株への順張り投資は適切な売買さえできれば、
高配当バリュー株よりも効率的かつ高リターンで運用できるとしており、
私もそれに関してわりと同意見であります。
(細かい差異はあるかもしれないけど、合ってるよね?)


ただこの両者には大きな違いがあり、
和製バフェット将軍は1億を超える資産と、不動産を所有していますが、
対して私はまだ数年づとめの実家暮らし低所得400万資産なのです。


つまり、前者は「実はリスクの高い投資をしても取り戻せる余力がある」という、
強者だからこそ強気に投資できるという部分が大きいですが、
後者は「失うものも大きいが、だからこそ高リターンを狙わなければならない」
という背水の陣じみた考えから言っているという違いがあります。
(むろん、金持ち投資家がリスクを抱えていないというわけではない)


よく和製バフェット将軍はバフェット太郎の高配当シーゲル流投資を
金持ちの投資と揶揄しますが、いわゆるリターンが少ないからで、
「本当に株式投資をやる意味あるのか?」って感じになるからです。


ただよく見られる論調として、和製バフェット将軍の勧めるグロース株などは、
リターンも高いがリスクも高いわけで、
彼のような取引方法を貧乏人がするべきじゃない、
といった批判が見受けられることがあります。主にバフェット太郎軍で。


実際、和製バフェット将軍のように明確な損切ルールを決定して、
なおかつ利益が出ていようが損失が出ていようが、
狼狽せずルール通りに取引なんてできるわけがない、というのは概ねそのとおりで、
それができないゆえ優良株からクソ株化したハイテク株にしがみつき続けて
損切りの判断がつかないまま最後にはずるずると
大ダメージを継続的に受け続けて市場から撤退するはめになったりする人も多いのでしょう。


とすると、株式投資でそんな鉄の精神で運用できる人が少ない以上、
失敗する可能性があるリスクを取れない貧乏人にとっては、
無配グロースではなく配当ディフェンシブ投資が向いているのか、
と言われるとそれも疑問が残ります。


最初に述べたとおり、リスクがないということはリターンも少なく、
ガンガン利益を出していかねばならない資産形成時期の貧乏人にとっては、
やっぱり微妙なリターンしか取れない配当ディフェンシブをやるのは、
非効率的だし何よりやはり「これホントに株式やる意味ある?」と疑問になるレベルです。


それにくわえて、そもそも配当ディフェンシブ株だって、
無配グロースと同様に損切ルールなどを設けていなければ、
ずるずると落ち続けて今度はボディブローのようにじわじわと
損失を出し続けることもありえます。


またリスクに関しても、個別株投資である以上、
倒産や訴訟、粉飾決算など様々なリスクは無配グロース株と変わらずあり、
大して差があるとも言えないでしょう。


「タバコはなくなることがない!倒産はありえない!」
という視点で擁護する人もいるでしょうけど、
シェア率で言えばマイクロソフトやアップル等のハイテク株だって同じこと言えますし、
生活必需品やタバコ株などはそれらハイテク株以上に訴訟リスクだってあるわけですから、
結局のところトータルで見るリスクはやはりさして変わりません。


これは無配グロースか高配当ディフェンシブというより、
それぞれの銘柄そのものが抱えるリスクによるものですから、
やはりそこを基調にどちらかのリスクだけが重いとは言い難いでしょうね。


特に高配当バリューディフェンシブ銘柄を買う人は、
そのディフェンシブな考え方から、多く銘柄を保有する傾向がありますが、
分散投資はそのぶんリターンも減るうえ、手間も増えます。


ああやっている人らはちゃんと銘柄分析しているのでしょうか?
絶対それぞれの銘柄に対して向き合う労力はおざなりになってると思いますよ。


脳死で売買できるほど個別株は簡単なわけじゃないでしょう?
結果的にそれぞれの銘柄に注意を払うことができず、
リスクは集中投資よりかえって大きくなるとも言えるのではないでしょうか。
(というか数が多い分集中投資より難しくないか?)


というか10も20もセクターを分けるんだったら本当にもう
いっそインデックス投資したほうが早いでしょう。
自分が今何やってるか絶対把握してないよね…。


労力をかけないとリターンも得られないけど、
労力をかければかけるほど、脳死でできるインデックス投資か、
労力をかけたぶん高いリターンを得られる無配グロースの方が
有利ともいえます。


率直に言って、個別株投資で分散投資をたくさんやるのは
労力に見合ったリターンなんてあげられないんですよ。


やはり、貧乏人だろうが金持ちだろうが、
高リターンを求めるならできるだけ無配グロース株に集中投資すべきですね。


え、できない、そんなのできっこないですか?


じゃあそれができないという人は、高配当ディフェンシブに投資するのでなく、
私のようにプライドを捨てて素直にインデックス投資の積立投資をするべき。


こっちの投資なら、下手すれば無配グロースに集中投資している人にすら、
ただ脳死で投資しているだけで勝つ可能性があります。


せいぜいインデックス投資のリスクなんて、
リーマンショック並の市場全体にかかる経済危機ぐらいですからね。


そんな状況、むしろ個別株投資のほうがきついでしょう。
地獄だと思いますよ…。


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1 件のコメント:

  1. こんばんは。

    ぽすとさんの主張は概ね理解できるのですが、ひとつだけ引っかかるところがあるんですよね。
    なんで先進国限定なんだろうと。
    究極のリスク排除なら全世界じゃないですかね。

    という事で、10年ぐらい新興国だけ爆上げの展開こい!!!
    そして新興国に目移りしたところで新興国ショックこい!!

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