2018年3月3日土曜日

不要論いくつあるんだよお前んち

どうも。


世を遍く○○不要論について。



今のところ投資について・・・いや、インデックス投資において、
密接に関わってくる不要論は下記の通りです。


◆債券不要論
◆新興国株式不要論
◆日本株式不要論
◆個別株不要論
◆REIT不要論
◆バランスファンド不要論

と言った感じ。私の調べた限りではね。



というのも、投資信託は基本的に大枠では
上の分類ぐらいしかありませんからね。


まず大前提として、先進国株式(≒アメリカ株)は
他のなんの資産よりも安定していると言ってもいいでしょう。


およそ40年弱もの間、長期的に見て
最高に安定して右肩上がりだからです。
歴史自体は200年近くあります。


※下図はダウですが、暴落はありつつもある程度安定して右肩上がりですよね!




たとえもしこの株式が崩壊した場合でも、
どちらにせよ資本主義が大打撃を受け、
先に挙げたどの資本も価値がなくなってしまうことが予想できます。


現金より何より安定していて、
さらにリターンもどの商品より大体高いです。


つまるところ、これのみを所持しているだけでも、
むこう50年ばかし安全でして・・・。


ありゃあ^~。これで結論でてしまいました・・・。
いえ、これではあまりにあまりなので、もちろん先に挙げたものにも言及します。


◆債券不要論
これは昨日ブログに書いた気がします。
投資においてリスク分散って言うほどできなくない?って話


債券のリターンは株式より低く、
また戦争などの強大な世界危機に際しても
株式のほうが安定していた、ってことから、不要なのではないかということです。


本当のところは私もよく知りませんけど。
データがあるならそうなんでしょう。


またデフレ時には強いという意見がありますが、
デフレ時にも減らないと言うわけでは決してなく、
その点では現金で持っていたほうが安全だと思います。


取り崩しの際に、株式より値動きが小さい
こちらを持っておくのも一つの手ですが、
株式は取り崩しのときにもしっかりと利益が出続けます。


そのため、別にわざわざ債券を持つ必要などないんですね。
私は債券不要論を支持します。


◆新興国株式不要論
なぜこんなことが言われるのかというと、
大きな理由として新興国は不安定だからです。


まだ株式という概念が完全に整っていると言い難く、
そのためいつどんでん返しが起こるかも知れません。


また、人口は日本や先進国と比べて増加が見込めるものの、
その増えた人口を使うのは、新興国に進出する先進国企業です。


日本にもいえますが、世の中を主導しているのは先進国であり、
先進国が落ち込んでいるときに新興国だけ盛り上がることはほぼありえません。


というわけで分散投資先としては怪しく、それでいて不安定であること。
そういった部分から魅力がないと感じている人が多いのも事実です。


長期投資時のリターンが今のところプラスなのは確かですが、
かといってよく言われるようにハイリターンかと言われると、
調べてみたら・・・よくわかりませんでした。


米国株と違って新興国株のリターンを正しく載せてくれている
記事が少ないんですよ・・・自分で調べられる力もないです!(無能)
※それっぽいのは・・・この記事とか?
東北投信 :ワンコイン(500円)からの積立投信で億万長者の夢は見れるか?
https://blog.tacos-heaven.xyz/2017/04/22-6/#i


ただですね、そうはいっても新興国株式が
こうやって怪しい怪しい言われてるうちが華なんですよ。


株はある程度人気がないときに買っておいたほうが
あとあと大きく儲けられるのはもはや自明の理だと思います。


また、安定しない・値動きが激しいということは、
逆を言えばドルコスト平均法に照らし合わせて、
それだけ儲かる可能性もあるということです。


さらに、インデックス投資はキホン長期で保有するものです。


これから先数十年後には、もしかしたら新興国が
アメリカに並び立つこともあるかもしれませんし、
それは別にしても安定している可能性は高いと思います。


将来性や注目度の低さ、リスクに見合うリターンの期待も含めて、
私は新興国株式は不要でないと考えます。


これだけ先が見えない株式はここぐらいでしょう。
もちろん、その分リスクは高いので、アセロケ配分は少なめが良いと思います。


・・・言うまでもないことですが、新興国債券は地雷ですからね?


◆日本株式不要論
これは信じられないという人もいそうですが、
何も考えず信じられないという人がいたとしても
それはそれで少し信じがたいですね。


特に日本人はあまり日本株を買うべきではないでしょう。
それはなぜか。


日本金に投資しているのに、日本株式も買うなんて
めちゃくちゃ偏っているからです。


こんなの日本が停滞したらとんでもないことになりますよ。


しかも日本株式はどうも株主を軽んじる傾向があるように感じられます。


株主優待という日本独特の文化を見ても、
いまいち株式というモノを勘違いしているように感じられます。
配当よこせ配当ォ!


というか、新興国以上に、たったひとつの国に投資するのがナンセンスだと思います。
世界中に根をはるアメリカならまだしも、日本じゃねえ・・・。


おっといけない、これは感情が入りすぎています。


外国株に比べると、為替リスクがないといったところも大きなところでしょうか。
アクティブファンドなども、ひふみ投信などが中小株に投資して大きなリターンを得ています。


人口の流入や、新興国の人口の利用などが期待できるアメリカと違い、
日本は少子高齢化が激しく、あまり労働人口に期待できません。


そういった意味でも、やはり将来性が危ぶまれる国です。


国そのものの制度としても、NISAやIdecoの導入、
ようやく、「貯蓄から投資へ」などといったスローガンが地味に流行りだしたぐらいです。


国民性自体もあまり株に良いイメージを持っておらず、
まだまだ株式投資という面では赤子同然のリテラシーしかないのです。


さすがに新興国よりは断然安定していると信じたいのですが、
やはりアセロケの配分は先進国に比べて少なめにするべきでしょう。


私は新興国同様より少なめに投資しています。
先進国だけでも良いんですけどね、ホント。


◆個別株不要論
これは巷ではまったく言われていないでしょう。
私個人の完全なる主観です。


そもそも私たちインデックス投資家が安心して利益をぶんどれるのも、
個別株投資家の方々が市場を盛り上げてくださっているからです。


全員がインデックス投資になってしまうと、市場平均に起きる波も少なく、
インデックス投資家はリスクもリターンもかなり少なくなってしまいます。


なのでいてもらわなくては困るのですが、
市場にとって必要かどうかと、個人で投資する場合に必要かどうかは
また別の話です。


さて、個別株に投資するに辺り、
インデックス投資と違う部分としては色々あるのですが、
やはり銘柄が選定できるかどうかが一番大きなところです。


インデックス投資を撰ぶ人はまあ色々な理由があるとは思いますが、
やはりだいたいが「楽なのにまあまあ高いリターン」だからです。


個別株投資家は、倒産やアセロケの手間などの大きなリスクや時間を
大量に消費しながら、ようやくインデックス投資より
数%ばかし上のリターンを得ることができるのです。(得られるとは言ってない)


正直言って、割りに合わないと思います。
いくら企業分析しても不確かで手間もかかるのに、
インデックス投資に負けることもありえる利率なんですから。


いまだに個別株信者が投資家にも素人にも山ほどいますが、
はっきり言って無駄ですよ無駄。


パズドラが流行る前のガンホーに投資できるぐらいの目利きでもない限り、
どうあってもインデックス投資家が勝つか引き分けがほとんどです。


今やインデックス投資の信託報酬も0.1~0.2%が相場ですし、
1億投資していたら年10万円・・・これぐらいならアルバイトでも差が埋まるレベルです。


10万円の差のために個別株の分析に多大な時間をかけるのは・・・うーん・・・
実質個別株投資一強の時代は終わったと言ってもいいでしょう。


私は個別株不要論を推します。投資するなら、
特定の企業やジャンルを応援したいときぐらいで良いと思います。


◆REIT不要論
まず日本REIT(J-REIT)はやるだけ無駄でしょうね。
ハイリスク・ミドルリターンです。


少子高齢化でどんどん空き家が増えていくでしょうし、
かと言って移民・難民を受け入れられる日本ではありません。


空き家リスク、経年劣化リスク、人口減少に加え、
税リスクや管理リスクを含めると、ハイリスクじゃすまないレベルですね。


海外REITなら人口リスクはある程度少なくなりますが、
それでも他のリスクは据え置きです。というか為替リスクも追加されます。


それぞれ株式よりリスクが高いのに、それでいて年利5%も怪しいんですから、
リターンも少ないのです。


また、インフレには強くデフレには弱いという株と同じリスクを背負います。


以前も言いましたが、そもそもが不動産会社も株式会社の一つなんですよね。
はっきり言って株式の劣化版としか言いようがありませんね。


◆バランスファンド不要論
つい数週間前まで流れに押されて私も買っていましたが、
不要です。


まあ今まで書いたぶんがそのまんま理由になりますね。


一番バランスが良いと言われている8資産均等型でも、
国内・先進国・新興国の株式と債券とREITですから。


いくら値動きが安定していて、かつ自動リバランス機能がついていても、
株式より余計なリスクと低いリターンを背負う必要はないんですよね。


自分で先進国株式インデックス投資をするほうが
よっぽど安全と言えるでしょう。


つまりはやはり・・・先進国株式1本が
現状および将来的にも安定ですね。


またこの結論かあ壊れるなあ・・・(呆れ)
根拠建てて切り捨てていくと
これ1本で落ち着いちゃいますからね、しょうがないね(諦め先輩)


値動きが多少荒いぐらいには目をつむって、どうぞ。


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