2021年4月26日月曜日

BTC投資したので、もっかい雑所得について考えてみたけどさあ。

BTCに投資を検討するようになってから
少しだけ調べ直してみました。


ブログやる前は年間20万円以内なら
確定申告不要ってくらいしか知識なかったんですよ。


でも実は住民税は絶対納税しなくちゃなんで、
結局確定申告必須みたいなもんですわな。


そんで、「雑所得 税率」で調べると、
最大45%しか出てこないのですが、
やっぱそれにも住民税10%が別途かかるんですね…。


ネットでよく出てくるのはあれ所得税だけだね。
わかるわけないだろ!!


一応住民税込で書いてくれてる記事がありました。
この画像が正しい税率みたいなもんだね。

引用:
「CFDの税金」これだけ理解しておけば大丈夫
確定申告に必要な知識のまとめ
https://moneyzine.jp/article/detail/183566



あと、
「○○万円を越えたぶんは全部税率○%」ってのが、
例えば200万円だったら全部に×20%ではなくて、
195万円以下に×15%して、
残りの越えた5万円だけに×20%なんですね…。


つい最近まで、全部にかかると思ってました…。
むしろこれ、最初から知ってる人いた?


何を当たり前のことを…って、思うかもですが、
いいですか、私はF欄ホイ卒の零細勤めで、
しかも無能な方の社員ですよ!?


わかるわけないだろ!!
そもそも一般人は年末調整しかしないだろ!!
まだケツの青いガキみたいなもんやぞ!


無知は恥ではない、
無知の知を認めないのが恥なのだ…。


で、これを見た限りだと、
なんだかんだBTCは330万までは売っても
株式投資と同じくらいの税率ですね…


って違う!!!


同額の330万を売ると、株式はそのまま
330万-(330×20%)=264万ですが。


BTC等雑所得の場合は
195万-(195×15%)=165.75万
135万-(135×20%)=108万
165.75万+108万=273万で、
雑所得の方がちょっと得じゃないか!


えーっと、でも同じ695万円だと、
雑所得の税率が30%に上がっちゃう部分もあるので、
株式は556万の利益、雑所得は529万の利益になる。


つまり雑所得の方が損。
27万は結構大きいかなあ。やっぱり。
無視できるといえば無視できるけど…。


色々ガチャガチャ計算をやってみましたが、
それぞれ420万ずつ売ると、大体同額になります。


株式:
420万-(420×20%)=336万
雑所得:
195万-(195×15%)=165.75万
135万-(135×20%)=108万
90万-(90×30%)=63万
165.75万+108万+63万=336万


つまり、株式と雑所得(BTC)の
所得税と住民税にかかる損益分岐点は420万円です。


計算が間違っていなければ。
…間違ってないよね?
ぽすと、さんすうできてるよね?


まあ、差額が-3万円くらい
妥協できるなら450万ぐらい売っても良いかもね。


695万ずつ売ると差額は27万。
900万ずつ売ると差額は54万円ですね。


うーん、雑所得では900万売って666万円の利益。
それで54万差は許容できないレベルだけど、
でも666万も得られたらもう十分か?


で、ここまで計算して気づいた。


おいこれ健康保険料と年金が入ってねえじゃねえか。


所得に応じて増えるんだよね?
所得があると免税もできねえし…。
あーもうめちゃくちゃだよ。


こっち、株式は入らないんですよ。
株式だとたとえ何億売っても20%と課税の上に、
さらに所得は0万円にできるので、無視できる。


まあ最悪、年金については、
株式は免除して無視できるとはいえ、
免除せずに普通に払うことも可能なので、
月額1.6万、年額19.2万はひとまず置いといて…。


健康保険料についても色々と考慮してみる。
(なにせこっちはほぼ絶対免除不可だからだ)
参考:
http://www.kokuho-keisan.com/calc/calc.php?area=131041


とりあえず世帯は自分のみ、
「東京都 新宿区」で色々検証する。


①株式のみ
0~39歳:年額4万円
40~64歳:年額5.4万円
65歳~:年額4万円
②雑所得330万
0~39歳:年額32.1万円
40~64歳:年額38.4万円
65歳~:年額32.1万円
③雑所得420万
0~39歳:年額39.7万円
40~64歳:年額47.4万円
65歳~:年額39.7万円
④雑所得695万円
0~39歳:年額60.6万円
40~64歳:年額72.4万円
65歳~:年額60.6万円
⑤雑所得900万円
0~39歳:年額65万円
40~64歳:年額77万円
65歳~:年額65万円

は??????



あーもうめちゃくちゃだよ…。


実は一番きついのってこれ所得税や年金より
健康保険料なんじゃないですかね…。



一応働きながら同額を売ると
おそらく会社負担でもう少し軽くなりますが、
まあそういってもかなり高いでしょうよw


大まかにまとめるとこんな感じでしょうか。
リタイア後に株式やBTCを売っていくとしても…。
(端数は雑に整えています)


①株式330万(年金控除)
264万-4万(健保)=260万
②株式330万
264万-4万(健保)-19.2万(年金)=241万
③雑所得330万
264万-35万(健保)-19.2万(年金)=209万
④株式420万
336万-4万(健保)-19.2万(年金)=312万
⑤雑所得420万
336万-43.5万(健保)-19.2万(年金)=273万
⑥株式695万
556万-4万(健保)-19.2万(年金)=533万
⑦雑所得695万
529万-66.5万(健保)-19.2万(年金)=443万
⑧株式900万
720万-4万(健保)-19.2万(年金)=697万
⑨雑所得900万
666万-71万(健保)-19.2万(年金)=575万


調べれば調べるほど、まあわかってたことですが、
BTCで儲かってもやはり旨味がろくに
少ないことがわかりました(半ギレ)



大金だとかなり課税されるのはまあ道理ですが、
少額ずつ売るとしてもかなり税引きされます。


ただでさえ所得税と住民税だけで不利だし、
年金控除時点でまず19万近く差額がついて、
健康保険料で追い打ち数十万がヤバすぎますw


…できるだけ漏れがないようにみたけど、
多分これ以外も税金取られるんじゃないかしら?


え、これ、あってますか?
また間違えてるとこあるやろ絶対。


結構ガバガバのガバな計算ですが、
私がリタイア計算するぶんには
多少マシなシミュレーションができるような、
できないような…。


いやあ100万以上の差かあ、
これは、これ以上の投資は、
さすがにそろそろ割に合わなくなってくるって
やつでしょうか????????


まあ、もちろんこれを超える利益率を
叩き出しかねないのが仮想通貨界隈なので、
そちらに期待してもいいですが、
いやきついですねえ…。


仮に売るとしてもやっぱり
195万でトントンくらい、多少の劣後覚悟でも
330万か420万ずつ売却していくのが
良い展望じゃないかなと思いました。


なおその場合だと、私はもう売れない模様。


年収300万程度の低収入でも、
短期売りはあまり効率よくないなあ。


BTCに期待するのは大いに結構ですが、
投資商品として見た場合、やっぱり微妙ですね。


やっぱり保有企業ならともかく、
現物買うのは良くないかもだ…。


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12 件のコメント:

  1. 雑所得になる副業とかで赤字を沢山作ってだな、ごにょごにょ・・

    トーゴーサンピン。まともに税金払ってるのなんて何にも知らないリーマンだけっすよ

    返信削除
    返信
    1. 事業としてやるとか、副業関連でやるとかは考えましたが、難しそうです。
      一応絵販売もありますが、さすがに数十万も経費はできなさそうです。
      もはやふるさと納税でなんとか考えるレベル

      削除
  2. よく読んだら BTC の利益で社会保険料の心配してて草生える

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    1. お恥ずかしながら、そうなんすよ。
      出口を考慮しとかないと入り口の計画がまず立てられない…

      削除
  3. >例えば200万円だったら全部に×20%ではなくて、
    195万円以下に×15%して、
    残りの越えた5万円だけに×20%なんですね…。

    これ知らなかった全部かかるとと思ってた、雑所得以外でもこういうかかり方なんですよね?
    一応FP2級もちなんですがw

    返信削除
    返信
    1. ですよねぇ!?こんなんしらんって!!
      なんか常識みたいな空気あるけど知らんよな!!
      株みたいな申告分離課税を除くとほとんどそうです。
      給与所得と雑所得を合わせた所得にかかるはずです…リンク先に書いてあるので多分!
      こんな計算しなくても最大税率基礎控除とやらを差し引けばもっと簡単に計算できたような気がしますが、所得税と住民税をシンプルに計算するのはこれであってる…はず!

      削除
  4. バフェット鬼太郎2021年4月27日 10:08

    太陽光発電事業とか
    成田ホテル投資とか
    事業としては、微妙なところがある
    後は、ビットコインを貸し出して年利10%稼ぐ方法とか
    バイナンスで、確か、ビットコイン貸し出しサービスあったはず

    返信削除
    返信
    1. そういえばビットコインであれこれオプションする人はやってますね…
      無知な私にはガチホすら難しいです…なんとかもうちょい勉強しないと…

      削除
  5.  はじめまして。当方FIRE希望の独身40代男です。いつも楽しく読ませていただいております。
     私も資産の一部をBTCに投資しており(メインはslim米国)、FIREできたら次の半減期以降少し
    づつ売っていこうと思っていますが税金が問題ですよね。自分はこちらのサイトで計算しました
    → https://5kuho.com/keisan/ が、所得がBTCの売却益(雑所得)だけだと43万円以下で国民
    健康保険料7割減免かつ住民税非課税世帯となるようです。(国民年金免除も可能)。しかしこれ
    だとBTCが2倍になったとして毎年86万円以下しか売却できず年間生活費にはとても足りません。 
     FIRE後の収入のメインは分離課税でslim米国を年4%ずつ売却していく形になりそうです。
     できるだけ課税されないFIRE生活を考えた場合、残念ながら自分の場合BTC投資はサブにとどまらざるを得ないようです。(1BTC=1億円ぐらいになると考えられれば、2BTCくらい課税覚悟で保有するのもありかと思いましたが、BTCがゴミ化する可能性を考えると追加投資できません。)
     長々と失礼しました。これからも楽しみに拝見させていただきます。

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    返信
    1. 見て頂いてありがとうございます。
      やはり株式だけかなり優遇されてますよね。
      FXと同じくBTCも分離課税になるという期待もされてるみたいですが、難しいと私は思います…。

      ただまあ本記事でざっくり計算した限りだと、900万売ってもせいぜい100万くらい株式より劣後するというだけなので、それ以上のリターンさえ期待できるなら悪くはないのかなと思います。
      あくまで課税面で株式より圧倒的に不利というだけで、リターンについてはまた別の話ですからね。

      削除
  6. はじめまして。

    所得税の累進課税ですが、もう少し簡単に計算できます。
    国税庁のサイトなどには控除額が書いてますので、例えば420万円であれば
    4,200,000 × 20% - 427,500 = 412,500
    が所得税となります。(住民税含まず)
    参考(https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm)

    それと社会保険料は給与所得者であれば給料に依存しますので変わりません。
    なので、サラリーマンの間に売るのであれば考慮はしなくて大丈夫です。
    代わりに所得税が給料とビットコインの売却益の合算で計算になります。

    これは別の方向ですが、
    ビットコインETFで株式の利益の扱いにしてしまうのも一つの手です。
    残念ながらまだ日本からでは投資しづらいですが。

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    1. --所得税の金額は、次の速算表を使用すると簡単に求められます。
      あっ、やっぱ、そうなんですね。ありがとうございます。
      ただ住民税は別途なんですね。そこがちょっと不明瞭でしたが、後ほど10%でも差し引けばいいかな。

      在職中に売ると確かに社会保険料面では得でしょうけど、おっしゃるとおり労働所得がプラスされてしまう点で税率が上がってしまうことからトントンになりそうですし、1年毎に売っていくのが難しいことや、大きく売るならそもそも社会保険料は100万円以下で頭打ちになることなどから、リタイア前の在職中に売ることはあまりないでしょうね。
      ビットコインETFはきっとかなり遠そうなので、今時点ならMARAなどのマイニング会社の方が良さげですかねえ。

      削除

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