2018年5月22日火曜日

なにかに投資するなら、貴方の心に一本通った筋を… ~仮想通貨をからめて~

別に投資に限った話じゃあありませんけれども、
物事の決定には、必ず、「こういった根拠があるから」
という判断が必要になります。


根拠もなく投資する人はいませんよね?


…嘘です。いますね。
いるからこそ、投資で失敗する人が絶えないわけです。


例えば、私はインデックス投資信託を毎月…
いえ毎日積み立てています。


なぜ数ある金融商品の中でインデックス投資信託かと言うと、
リスク、リターン、手間など全てにおいて最優良な金融商品だからです。


世界各国の、数千を超える企業に投資するためリスクは少なく、
世界経済は成長し続ける可能性が高いため永続的にリターンが得られ、
国家や資本主義が崩壊するレベルの出来事がなければ
中身を年に一回だろうと確認する必要のないぐらい手間がかからないからなんですね。


まあ、その詳しい理由については、
今までの私のブログ記事で何回も書いているので省きますが…。


つまるところ、私はそういった「エビデンス」や「根拠」があって、
インデックス投資信託というものを行っています。


例えば、「仮想通貨は儲かるよ!!」などと、
根拠ですらなく、物事の良い一側面だけを切り取った
言葉に踊らされ、ズブズブと借金の沼に入っていく人が後をたちません。


いえ、仮想通貨という金融商品を否定しているわけではありませんよ。


「なぜ仮想通貨は儲かるのか」という理由を考えずに、
仮想通貨市場に参入することが誤りだと言っておるのじゃ!(ロリババア)


仮想通貨が儲かると言われているのは、
理由だけのべるとするなら、単に非常に値動きが激しいからです。


そして、ではなぜ値動きが激しいのかというと、
ビットコインが儲かる!とか、ビットコインは危険だ!
などという言説に踊らされ、非常に多くのユーザーが
一気に売り買いを起こすからです。


(参考)
価格変動が大きいビットコイン相場、その理由
https://www.crypto-currencies.jp/bitcoin/exchange/volatility.html


株式などは、株式会社が投資された資金を使ってさらに利益を上げたり、
または損失を出したりして、株価が変動したりします。


しかし、仮想通貨はそれ単体で利益を上げることはありません。
誰かが買うとそのぶん高騰し、誰かが売るとそれだけ暴落します。


つまり、ユーザー間の単純な取引のみで価格が変動するということです。


それ単体には価値はありませんが、
マネーゲームのための投機商品としての価値は
あるという言い方が適切でしょうか。


短期的な株の売買取引はゼロサムゲームだ、と揶揄されることはありますが、
仮想通貨に至っては、長期期間の投資も含めて常にゼロサムゲームなので、
究極のゼロサムゲームと言ってもいいでしょう。


※ゼロサムゲーム≒簡単に言うと、誰かが損した分、誰かが得する状況のこと


仮想通貨は今が旬!などと言っている人たちは、
ずっと含み損だからガチホせざるを得ない人たちとか、
もっと利益を得たい人たちばかり。
言い方は悪いですが、ねずみ講とほとんど変わりません。


仮想通貨に参入する人が増えれば増えるほど、
値動きが荒くなって稼ぐチャンス(損するリスクでもある)が増えたり、
価格が高騰する可能性が高くなるので、そう言っている人がほとんどです。


仮想通貨の人気がなくなったら、
仮想通貨そのものの価値がなくなってしまいますから…。


それこそ、先程書いたように、
仮想通貨そのものは何も生み出さない金融商品です。


今、その価値を生み出しているのは、
たくさんの人間が「仮想通貨は儲かる!」と考えて、
実際の通貨を投入しているからであり、そしてそれゆえに、
仮想通貨を実際の通貨に換金することも可能だからです。


こういった、仮想通貨がどういう投機商品なのかを理解していないのに、
仮想通貨に手を出してはいけません。


また、理解しているからといって、
激しい値動きをする仮想通貨で利益を上げられるようになる、
というわけでもないのです。それとこれとは別!


ちゃんとした理由があって値動きをする、
個別株の投資でさえ、インデックス投資以上に利益を上げている
投資家が全然いないんですから…。


わけのわからない値動きをする仮想通貨で利益を上げるなんてのは、
FX以上に運だけで戦っているってことですよ。
これで勝つのは、プロでも難しいんじゃないですか?


…話を戻します。
根拠なしに、投資をしてはいけないということについてね。


ま、これは、別に仮想通貨に限った話ではありません。


不動産投資は、永続的に家賃が入ってくるから儲かる!
東芝や東京電力は、安定しているから儲かる!


といった、その金融商品の良い部分や、リターンばかりに目を向けてしまい、
どういった根拠で儲かるのか、という理由まで掘り下げて考えなければいけません。


そうしなければ、震災や不祥事など、先の例に挙げた
金融商品に起きうるリスクを把握することもできず、
結果的に損をする可能性が高くなるのです。


例えば、個別株に投資をするなら、その企業の営業利益や信用に期待して
投資をしていることを理解して、
倒産や不祥事による暴落リスクがあるということを把握してから、
投資をするべきなのです。


「私は、この商品に投資をしています。
それは、こういった根拠があるからです。
そのため、こういうリスクを考慮しても、
これだけのリターンが得られます。」


これが人に説明出来て、はじめてその金融商品に投資するべきです。


個別株投資なんかは、その根拠を一銘柄ごとに
説明できるレベルにまで分析しないといけないので大変ですよね…。


多分、それにはかなりの勉強と、経験と、
知識やスキルが必要です。


私には、それはどだい無理な話なので…。


せめて、今投資している、インデックス投資信託という金融商品の、
儲かる根拠についてだけは…このブログで言及していこうと思います。


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