毎回言ってるけど、高配当投資というか、
単純に配当というファクターそのものを
重視して、同時にそれだけを継続できると
期待する投資法ってどうなんだ、って言ってるだけ。
配当率自体がまず変動するし…。
不変なもののわけでもないし。
一定の配当率を決めて投資しても、
それが動くんじゃ、わけがわからんですよね。
少なくとも、それを重視して頻繁に売買したら
結局はわりとアクティブ投資になる。
適当に配当再投資してれば良いわけじゃないし。
そもそも、配当がなくとも株価は上がるけど、
株価が上がらないと配当は出せない。
げんに、一部の高配当銘柄はめっちゃ株価下がってるし、
それでも増配して、しかも配当率も上がるけど、
だからといって下がり続けたらといずれ減配、
はたまた倒産もありえるだろう。
(暴落で底打ちして、減配した銘柄ありますねぇ!)
その関係性って、一方的なものじゃないか。
キャピタルとインカムって、
力関係が一方的なんですよね。
しかも、配当で100万得ても、
株価が150万下がってたら、50万損だし。
なんなら配当は含み損でも30%も課税されるし…。
儲けるために投資したのに、
いつの間にか損しないために、
必死に配当を再投資して、
含み損を消そうとしている…。
総括すると、ファクター投資は、
市場の動きと噛み合ってない。
理想論しか言ってなくて現実見てない感じ…。
課税率がさらにそれに拍車をかける…。
ただ、高配当だった銘柄が低配当グロースに変化し、
ようは「バリュー投資」として成功する可能性もある。
でもその場合って高配当投資じゃないよね?
配当率下がっちゃうし、成功したのは結果論だよね?
高配当銘柄への投資と、高配当投資は全くの別。
それは高配当だから成功したんじゃない。
低迷して高配当になっていたが、なんとか逆転、
成長して高配当じゃなくなっただけ(MSFTとか)
高配当狙いで投資したのに、結局の所、
どこまでもキャピタルに期待してるわけ。
いや、依存と言ったほうがいいね。まあ事実やし…。
配当額自体は上がっても、配当率は低い。
それ高配当投資じゃなくね、バリュー投資じゃね。
むしろ、キャピタルが成長し、配当率が下がって、
グロース低配当株になってしまったら、
「含み益が増えたら、見切りをつけて」
さっさと高配当に乗り換えなきゃ…。
SPYDみたくね。
高配当投資ブロガーの多くは、
デメリットが多すぎてまともに紹介するとやばいのか、
とかくメリットを山盛りにしてアピールしたいからか、
「高配当だし、業績が安定してるから」
を同時に勧めてくるから、高配当投資なのか、
バリュー投資なのか定まってないし…。
「結果的に儲かったから良かったでしょ?」
ってなっても、欺瞞、欺瞞だよそれは。
目的がそもそも違うんじゃ、
たまたま成功に噛み合っても、いずれ失敗するぜ…。
(まあ、実際ほとんど儲かってないし、今既に失敗しているか…)
逆に、バリュー投資とかの場合はどうだろう。
バリュー投資をするときに、
高配当であることも銘柄選定の要素にするとか。
でもその場合でも、バリュー投資の場合は、
「100万の高配当で、150万の含み損」
のときの結果を、良しとしないでしょうよ。
だってバリュー投資ってことは、
いずれ高く売ることを期待してるし、
投資先には、いずれ「低配当グロース株」
になってもらわなきゃあ、ダメだし。
すると、インカムゲインじゃなくて、
キャピタルゲインを目的にしてるでしょ。
むしろ、高配当投資とは真逆ですね?
高配当投資がたまたまバリュー投資として
成功する高配当投資家と同じで、
バリュー投資家の投資先が、
たまたま高配当だっただけ。
まあ、バリュー投資ってことは大概衰退銘柄だし、
衰退銘柄は高配当銘柄であることが多いんだから、
たまたまってことはないんでしょうけど。
つか、バリュー投資をする場合でも、
高配当であることを指標にするってこと、
そもそもそうそうあるもんなんですかね…。
…ないよな、ねーよ。
むしろ配当を事業投資に回してもらって、
キャピタルの上昇に期待するほうが、
バリュー投資家としてかくある姿やね…。
高配当投資っていうのは、「高配当を得る」
という手段でありデメリットであり、
ただ要素や特色の一つでしかないのに、
何故かそれを目的にする人がいるのがおかしいってことですね。
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ぽすとちゃんの書く絵は基本オリジナルですか?
返信削除昔はそうだったけど、今はどうかなあ。
削除特にあまり考えてないですね、今回のこれは、二次創作です。