王道のインデックス投資以外を選択するのはどういう場合か

「人それぞれに適した投資方法がある！」


というのは、まあごもっともです。


ごもっともですが、それは
低リターンなゴミ銘柄をフォローする言い訳にはならない。


さて、色々な投資先と投資法があって然るべきですが、
大体大まかに万能で王道なのがインデックス投資です。



まあ、その王道が日本でもようやく
舗装されはじめたのは最近ですけどねｗ


米国ETFはともかく、日本では買い難かったし、
日本の投資信託は今までボッタクリでしかなかった。


ただ過去リターンで言えば、確実といっていいくらいかなり
確度が高い投資手法であることは違いないでしょう。


基本的に、理論上は、
インデックス投資以上に
安定性が高い株式資産はないと思います。


分散性はもう個人では超えられないレベルですし、
上昇度は確約されていると言ってもいいし、
バイアスは時価総額荷重平均でほぼ排除されているし。


流石に
「インデックス投資より私の分散投資のほうが、絶対に信頼性が高い！」
とまでとくせい：じしんかじょうな人はそういないでしょうが、
まあそれなりに安定した投資手法であるのは間違いないはずです。


「インデックス投資家が増えると市場が歪む！」
と言う人もいますが、市場に参加している以上そいつら全員歪ませてますし、
その歪みを御してこその投資家です。


つーかそれだとなおさら
インデックス投資してないと怖いです。
歪みの中つっぱしるアクティブ投資家には脱帽です。


さて、では、なぜインデックス投資以外に
そんな怖い中突っ込んでいく
とんちんかんな無頼漢が多いのか？


というと、それはつまり、何よりも、
「インデックス投資よりも儲けたい」からです。


インデックス投資は期待値的には7％ぐらいの
平均リターンしかありません。


しか、と言いつつかなり上出来だけどもね。


ただ、7％じゃ足りない！
もっとパワーを！パワーをメテオに！


などという欲深い奴らが、
身の程も知らず、自分だけは大丈夫と信じて、
個別株投資などを始めるわけです。


私に至っては、そうやって対岸の火事として見てたはずが
いつの間にかレバレッジETFにまで手を出して…。
およよ…アクティブ投資家なんかになってしまった。


インデックス投資のバランスの良さと言うか、
間違いのなさには間違いがないんですが…。


そんなこと言ってたら結局セミリタイアできるのは
中年になってからになってしまう…。


ということで、インデックス投資より
高いリターンを集中投資やレバで狙うのはわかります。


だが、ここまで安定性を持つ
インデックス投資を捨ててまで、
なおリスクヘッジとして別の株式投資をするのは、
私は違和感を捨てきれません。


グロース集中投資などは、リスクを取っていると
しっかり自覚して、かつそれでリターンを出すため、
私の理屈ならインデックス投資以外に投資する
理由もわからなくないのですが…。


例えば、高配当投資などは、
高配当であるという一点のファクターに寄っているため、
なんなら普通の個別株や、グロース銘柄より、
リスクが高いとして見ることができます。
（リターンもゴミ）


ディフェンシブ銘柄も、似たりよったりの銘柄のため、
下手に選ぶと分散性が少なくて高リスクになったり。
（外食や、原油価格狙い撃ちとか）


ていうか、グロース投資家などは、
まんまグロースならなんでも投資できて縛りがないので、
これらの投資よりリスクが低そうにおもうんですが、
どうでしょうか。


実際コロナでも一番強かったしね！！
むしろ買い時になりましたね。


あれは意外だったかな？
まあ地力があるゆえとするなら至極納得できますが。


インデックス投資も同様に下がりましたが、
未だに回復できない高配当投資より回復し、
狙い撃ちされた原油より下落することもなく、
またそれらよりも確実性と信頼性が高いです。


と言ったことなどから、もともと理屈上は
インデックス投資こそが一番大安定だったのが、
コロナショックで実際に大安定だったことが
明確にわかりきってしまいましたね。


低リスク（と安定したリターン）を狙うなら、
株式投資ではインデックス投資こそが最良である
というのはそれほど間違ってないかなと思います。
株式以外も含めるバランスファンドもあるしね。


そのうえで、やっぱり、なんとしても、
どうしてももっと高いリターンを狙いたいときだけ、
高リスク高リターンな商品を買うべきじゃないかなと。


え？リターンとかどうでもいいから、
楽しみたい？キャッシュフローだけ欲しい？


多分株式投資向いてないですよ。
スマブラのほうがまだ楽しいよ！！！！