2020年2月24日月曜日

定期預金感覚で高配当株持つとかヤバいって!お馬鹿な投資家はインデックス投資を!

「株は配当でもらわないと現実にならないじゃないか」


(゚Д゚)ハァ?


ちょっと何言ってるかわからないですね。
なんかこんな言説の人を見かけました。


それは配当というより、
「含み益は利益確定しないと本当の利益にはならない」
っていう話じゃないか?


まあ日本円(あるいはドル)がその銘柄の株より
どこまで信用に足るものなのか?
という経済学的な話は置いておいて、
別にそんなん無配銘柄でも現金化すりゃいい話じゃないかと私は思うんですけどね。


そこで配当を再投資したらじゃあ結局無配銘柄と
同じわけでその人曰く「現実にならない」わけで、
でもそうしないと無配銘柄より利率は下がる。


ぶっちゃけ配当再投資は
手数料と税金分無駄にしたただの自社株買いじゃん。
と思うわけですけれどね私は。


では配当再投資をせずにキャッシュとして
貰うだけの人はどうだろうか。


そういう人は、
「配当を投資額と同じ額だけ貰えばもとが取れる!」
みたいなことをたまに言ってたりします。


いや、元を取るために投資やってるんじゃないでしょ。
利益を得るためじゃないのか?


というか、何を勘違いしているのかわからないけど、
どうも「配当銘柄は絶対に安全で無敵」みたいな
感覚をしている人が多い気がします。
(え?してない?してないなら結局個別株運用する
わけで、配当金に拘る必要ありませんよね)


配当は別に虚空から無限に湧き出てくるわけでもなく、
その企業が身を削って絞り出しているわけで、
普通に減配や無配化、というか倒産したら、
元を取る前に消滅します。


高配当銘柄は決して絶対じゃない。
これも生きている一つの銘柄なんです。


まるで債券か銀行預金のようだと勘違いしてはならない。
いくらディフェンシブでもVOOとかよりリスクは高いですよ!


というか、それこそそんなに配当が欲しいなら
VOOとかの方が良いじゃないですか。
(SPYDとかは時価総額以上に配当銘柄重視なんで多分だめ)


アレって配当出るんですよね?
たかだか1.8%くらいだけど。


別に配当株投資家も高配当が欲しいわけじゃないでしょう。
配当が喜びなんでしょう?


じゃあVOOでいいじゃないか。
こっちは安定しているし倒産もまずない。


まあ1億持ってても年180万円くらいしか得られないけどね。
少ないですか?


ええつまりそれくらいじゃないと
安定した配当金生活なんて夢のまた夢ってことですよ。


また近ごろは2020年の法改正により
日本の外国株式分配型インデックスファンド自体も、
外国株式無分配再投資型インデックスファンドより
若干得かトントンくらいになるらしいという話もあります。



外国指数インデックス投資信託に関しては無分配かどうかは問題にならなくなってきたか?
https://mailbox009.blogspot.com/2019/11/blog-post_28.html


どうしても配当金チャリンチャリンで
悦びを得たいのならせめてインデックス投資で!


わざわざ高配当個別株で無駄に
リスクを抱える必要はないはずです。


永久に持っておきたいなら個別株はリスクが高すぎるし、
複数持ったり運用したりするならもう
低配当グロース株でキャピタルゲインを得たほうが
俄然リスク低いし効率的だし楽でしょう。


つか配当が好きならまだしも、
「高」配当に釣られるって、
君たちが一番キライな低配当グロースイナゴ投資家と
変わらないどころか、はっきり言って自覚がないだけそれ以下ですよ。


ていうかその銘柄の配当以外の項目ちゃんと見てるんですかね。
株価下がってたら元をとるより大損ですけど…。
無配銘柄は下がるから危ないと言いつつ、
高配当銘柄が元に戻るのを待ってても
戻らないパターンについては考えてないんですかね…。


「投資の目的が違うんだからそんな正論言うな!」
みたいなこと言ってる人もいますが、
ふつう一般的な投資の目的は「お金を増やすため」です。


そこから乖離したこと言っている人の方がむしろ浮いてるでしょう。
真面目にリスク取ってお金増やそうとしている人からしたら、
そっちのほうがある意味冒涜的なんですよね。


そしてふつう投資ブログを見に来る人たちは
やはりお金が欲しいから見に来るわけ。


「配当金がほしいから?」
「配当金生活がしたい?」



いやそれもっと掘り下げると「お金が欲しい」に尽きますよね。
目先の「手段」「目的」を見失っていると思います。


それでも配当金生活したいならやはりだからせめて
VOO以上に分散された分配型インデックス投資をするのが良いでしょうね。


わざわざ高配当株を運用する手間も
リスクも考えなくても済むので。


まあ私は無分配型インデックスファンドの適宜売却のほうが
効率的なのでそっちを勧めたいところですが…。
私みたいな馬鹿で無能な投資家には、まさにインデックス投資こそが最適解なわけです。


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8 件のコメント:

  1. >株は配当でもらわないと現実にならないじゃないか
    微塵も意味がわからなくて草
    いきなりステーキも真っ青の怪文書やめろ

    返信削除
    返信
    1. 配当の王子を名乗る人物による発言でした
      株をバッタもん扱いしていらっしゃいました
      そんな怖いならもうGOLDか債券が良いと思う

      削除
  2. 配当金はいいぞぉ。
    あと全然関係なくて恐縮なのですがぽすとさんの描く初音ミクが本当に大好きなので
    たまに描いていただきたいのですが(土下座)

    返信削除
    返信
    1. ありがとうございます。
      そんなことをおっしゃっていただけた方は貴方がはじめてです。
      私も初音ミクあたりからオタクに入ったと言っても過言ではないので、思い入れがあります。
      いずれ描きますね!

      削除
  3. 30歳そこそこでリタイア達成した三菱リーマンさんもそうですが、mushoku2006さんも最近配当金生活始めましたね。インカム投資なりのメリットがあるから、みなさんやられてるんだと思いますよ。
    たぱぞうさんが綺麗にまとめてくださってるので一度ご覧になられてはいかがでしょうか。
    https://www.americakabu.com/entry/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%A0%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%B3%E6%8A%95%E8%B3%87%E3%81%A8%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%94%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%B3%E6%8A%95%E8%B3%87

    返信削除
    返信
    1. ぶっちゃけこの方は「インカムゲイン狙いの投資」を「キャピタルゲイン狙いの投資よりリスクが少ない」と勘違いしてますよね。

      いるんですよねこういう方。自分の逆張り投資の経験則から勘違いしちゃう方。
      というかそういう経験則混ぜると主張が主観混じりになって煩雑になるからやめたほうがいいと思うんですけどね。

      JNJをどうやらインカムゲインの代表格として上げているみたいですが、それのインカムゲイン狙いの投資がリスクが低いのはディフェンシブ銘柄だからじゃないでしょうか?
      インカムゲインだからリスクが低くて利点があるのではなく、インカムゲインを得られるような銘柄は今後の成長率に期待できないが安定性のある成熟企業やディフェンシブ銘柄が多く、結果的にリスクが低く見えるだけです。
      それが果たしてインカムゲイン狙いの個別株投資のメリットとして語れるのか?というと、ディフェンシブ銘柄のメリットとして話したほうが誤解がないと思います。

      そしてそもそもそういった安定性やメンタルの面で話すならやはりインデックス投資の方が良いと言うのが私の主張です。
      本記事ではどちらかというと、「配当でもとを取るとか考えない方がいいよ」って話なので、インカムゲイン狙いの個別株投資のメリットについてはなしてないんでまあ何でもいいんですけどね。
      私は課税面でのデメリットが大きいので非効率的だと思います。

      削除
  4. 全ての人間(投資家)が必ずしも合理的で最適な行動を取るわけではないということですよね。
    高配当株や株主優待に強く惹かれる人が多いのは朝三暮四に登場する猿たちと同等なリテラシーというよりも、元々人間(霊長類全般?)が本源的に持つ脳の営みの一つなのでしょう。
    不確かな未来のキャピタルゲインよりも目先のチャリンチャリンの甘い蜜を優先してしまう、だっていつ餓死するかわからない、寿命(老後)の心配より今日生き延びれるかどうかの過酷な原始時代を生きた名残なのかも。
    でも高配当株投資家も含めアクティブ投資家がいてくれるからこそ、インデックス投資家がフリーライドで最適化投資できるわけであり、心優しく見守ってあげるのが大人の嗜みです。

    https://plaza.rakuten.co.jp/isyamazaki/diary/200709250000/
    >アンドリュー・ローの「適応的市場仮説」
    個々の人間は、(1)「最適化基準」よりも緩い「満足化基準」で意思決定しており、また(2)最近の経験に強く影響されると考える。
    従って、投資家は、リスクとリターンとの厳密な最適化といった意思決定ルールではなく、(3)直近の経験に影響されやすい、いくつかの単純なヒューリスティックスに基づいて意思決定し、その決定原理は満足化原理的だ、と考える。(1)、(2)、(3)何れも、人間の脳の構造や処理能力に根拠を持っている。

    返信削除
    返信
    1. 株式投資なぞまさに効率化の最たるものであるのに、そこに非効率性を求めるのは甚だ違和感を感じるのであります。
      しかし高配当ボルターはチャリンチャリンに税金が取られるこの憎しみをよく無視できるものですね。ルサンチマンは沸かないのでしょうか?

      削除

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