2020年6月7日日曜日

投資目的が違うからといって、アンダーパフォームしても良いのか?

私が含み損や暴落に対して、まったく狼狽売りも
狼狽買いもしていないのは、
いわんや長期投資が前提であり、
かつインデックス投資という上昇がある程度
保証されている投資法がメインだからです。


目的も、セミリタイアのためだけなので、
当面の、目先の金はあまりいりません。


だから配当収入にもあまり興味がないんですね。
そもそも労働収入で現状は十分賄えるしね?
というか、結局再投資することになるし。


そういうこと言うと、
「個別株でアンダーパフォームしていても、
キャッシュで持っていたよりはプラスだから良いじゃん」

「高配当投資は非効率的だけど
キャッシュで持っていたよりはプラスだから良いじゃん」

という理屈を擁護することになってしまいますね。


まあ否定はできません。


実際、私の先進国指数への投資も、
米国集中投資と比べると普通に
アンダーパフォームしています。


複利の差を含めるとこれもバカにならない。
なんなら、信託報酬数%とか、下方乖離とか、
インデックス投資ブロガーたちがこぞって言う
あのミリ単位に拘る謎の喧々諤々よりも、
単純に米国指数への集中投資をしたほうが断然良いです。
少なくとも、過去から現在においてまでだけ見たらね。


あるかもわからない特定国の指数への
集中投資をリスクとして恐れるのが
正しいのかどうかもわからないしね。
まあ、わからないからこその分散投資なんですが。


また、SPXL等レバレッジ投資への投資も、
本来は目標指数の3倍を期待して投資するのでしょうが、
私個人としては3倍より高く増価してリターンを
得られることに期待しています。


現金で持っておくよりも儲かれば、
またくわえて指数よりアウトパフォームすれば
ぶっちゃけそれだけで儲けものな気もしますが、
レバレッジはかなりリスクをとっているので、
やっぱり3倍程度はアウトパフォームしないと
(理屈上は)失敗といえる。


2倍でもどうなの?ってくらい。
そんだけリスクとってるからねしょうがないね。


こういう理屈って結局、拡大解釈してしまえば、
ドル円の為替や、不動産投資や、FXや仮想通貨など、
アセットが異なるもののリターンが、
米国指数への集中投資よりリターンが
少ない場合にも言えてしまう。


たとえ儲かっていても
「それVOOに投資していた方が儲かるじゃん?」
と揶揄することが正しいのか?
「キャッシュより儲かってるからそれでいい」
と開き直るのが正しいのかどうか。


答えは千差万別でしょうね。


まあ、投資ブロガーたちは
大概敵を作りたくなくて日和るのか、
あるいはそれとも自分がアンダーパフォーム
しているのを自分で慰めたいのか、
大概が「投資はアンダーパフォームするかどうかじゃない!
本人が満足してさえいればそれでいいんだ!!」
と無難なことばかり言って締める人ばかりですけどね。


しかしまあ、単純な入金額以上に、
手間やメンタル面へのダメージなど、
そういったものまでやっても指数投資より劣っている、
という結果はどうなんだ?という疑問は残ります。


私はやっぱり、そう考えちゃうと、
アンダーパフォームしたらもう全部
ゴミだと思っちゃいますけどね。


不動産だとか、FXや仮想通貨だとか、
そういうアセットの分類とか全部関係ない。


アセットの分類をすべて見た後、
一番儲けるにあたって効率とリスクとリターンの
割が良いと思ったのが株式投資で。


そしてその株式投資の中でも
インデックス投資が一番効率が良いと感じて。


さらにそれにレバレッジをかけるなら
セクターや米国指数集中投資だと考え、
先進国指数はリタイア後も見据えて
リターンを毀損してもリスクを分散させようとして…。


っていう考え方が基底にあってここまでやってきているので、
やはり株式投資家でもないし、インデックス投資家でもない。


効率を見据えたただ一匹の
イナゴにしか過ぎないということだ…。


でも、やっぱりリスク資産への投資って、
こうして儲けるためにやってるわけですからね。


現実的に見てETFが一番「効率が」「コスパが」
「費用対効果が」良いと考えている以上、
そうでない理屈に対して反論し、
そうである理由に対してできるだけ効率的に、
ムジュンのない記事を今後も発信していければと思います。


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7 件のコメント:

  1. >>私はやっぱり、そう考えちゃうと、
    >>アンダーパフォームしたらもう全部
    >>ゴミだと思っちゃいますけどね。

    おっしゃる通りですよ!
    ですので、
    私は毎日三井住友FGの復活を祈っています。
    アホだ、馬鹿だ、と罵声を浴びながら。
    (;^_^A

    返信削除
    返信
    1. 三井住友FGは日本株式なんで、比較先は日経平均株価になるんじゃないかなあ
      復活する見込みがあるのならそれで配当生活もいいと思いますよ。
      自分自身で復活を信じきれているなら、高配当銘柄の集中投資で含み損になっても、特に不安になったり苦しむこともないと思うんですが…。

      削除
    2. ご返事ありがとうございます。
      <(_ _)>

      私は三井住友FGの復活を信じていますが、
      100%絶対、とまでは思っていないので、多少の不安はありますね。

      ただ、この不安は、もしインデックスに投資をしていても同様のはずです。
      投資において、100%絶対、なんてものがあると私は考えていないので。

      ちなみに、多少の不安はありますが、苦しんではいません。
      がっかりはしていますが。
      この辺のニュアンスは、なかなか上手く伝えられませんね。
      (;^_^A


      削除
  2. そんなにアンダーパフォームしてるのが嫌なら素直に米国インデックスに乗り換えれば良いのでは
    リスク分散がどうのと言いつつ特定のセクター投資やレバレッジに手を出してごちゃまぜのアンバランスにするよりマシでしょ

    返信削除
    返信
    1. この記事を見てその結論に成っちゃうのはヤバいですね☆
      先進国投資はアンダーパフォームしてきた実績も込で、将来の各国の状況がどうなっても、リタイア後にまで永続的に持ち続けられると考えて投資しているんです。
      米国集中投資じゃ国ごとのリバランスもされないでしょ?
      あなたは「今後20年30年先もずっと米国一強だ」とか言い切れるんですか?
      途中で迷ったり、怖くなって手放すことのない投資先を選ぶのがインデックス投資でセミリタイアする上での大事さだと私は思っています。

      それに、私は今のポートフォリオがアンバランスだとは思いません。
      もし米国指数に投資していたら、保有資産全部が米国株式になります。
      それのほうがアンバランスですよね?分散投資ってわかりますか?

      何が「マシ」なのかもわかりません。
      大事なのはトータルリターンであり、アウトパフォームするかどうかです。
      現状のPFは米国ハイテク&先進国投資なのでごちゃまぜとは思いませんし、
      先進国投資で十分に分散投資ができていると思えるからこそ、米国レバレッジ投資でリスクをとって、リターンの底上げを狙えると私は思っているので、一体どういう部分をマシだとか言ってるのかちょっとよくわかんないですね。

      削除
  3. ぽすとさんは真面目だね~。
    ただ、厳しすぎるとつらくなってくることもあるからね。
    「ゆるく考える」これは株式投資のテクニックの1つとして、「有り」だと私は思います。

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    返信
    1. そうですね
      まあ、私の考え方自体は厳しいかもしれませんが、レバレッジとインデックス投資に脳死にフルインベストメントしているあたり、やり方はだいぶゆるいと思いますw
      それで批判を受けることは多いですね、米国指数に集中投資しろだとか、レバレッジは駄目だとか…

      削除

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