2020年6月18日木曜日

(見た目)割高株を買う怖さ。でもその割高は、本当にまやかしか?

いろいろな投資家のブログやSNSを見るうち、
本家バフェットの影響か、あるいはバフェット太郎さんの
影響かどうかは知りませんが、予想以上にバリュー投資家が多い。


率直に言って、バリュー投資をしたいんじゃなくて、
「安定した大型株じゃなくて、自分が見つけた銘柄で勝ちたい」
「グロース株は株価が高すぎて買うのが怖い」
といったような理由があるように思います。


騰っている株っていうのは、業績が安定していて、
ってことはより騰がりやすくて、リターンが見込めますよね。


逆に、下がっている株とか、
普通に考えて戻すのって難しくないですか?


仕事をしている方なら想像しやすいかもしれませんが、
うまく回っている仕事をそのまま動かすのは楽ですが、
一旦食い違った仕事や契約等を動かすのは、
かなり厳しいものがあります。


株式投資という目線じゃなくて、企業の内部に眼を向けたとき、
有能な企業には有能な人材が集まりますよね。


そして整った資産と人脈などで、さらに強くなると思えば、
優秀な大型グロース株への投資は、
とりわけ誤った判断ではないと思うんですが、
これは私が不勉強な投資初心者だから思うのでしょうか?


数式やら分析やらがちゃがちゃして
銘柄選定するのは結構なことですが、
実体経済やらを重視する前に、実体企業を重視してみたら、
見えてくるものも違うと思うんですが、プロ投資家にとっては、
これは一笑に付すような浅慮なのでしょうか。


金持ちはもっと金持ちに、
強い企業はもっと強くなるのが資本主義。


バリュー投資の主観によった逆張り投資は、
それ自体が失敗するとまでは言い切れませんが、
短期的な利ざやを狙ったリスクの高い投資と私は考えています。
そのうえ、リターンは割に合わないような。


まあ、「市場が判断してつけた株価より、
自分が判断した株価のほうが高いから、
今買っておけばもっと騰がるだろう」というのが、
バリュー投資家のやり方なんでしょうけど…。


「割高株は買うのが怖すぎる」とか、
後者の理由に関しては…まあ…。


例えばアマゾンとか今、2600ドルくらいだし。
日本円にして、1口26万円以上…。


こりゃ、買うのも少しビビるな。
少しだけ、バリュー投資家の気持ちわかりますね。
まああれは、無配超グロース株なので、極端な例だけどw


んでも、まあ、長期でみれば、
結局今の株価は割安なのかもしれないし。
というか、割高を更新し続けてきたのが米国株だし。


どうも、暴落や上昇の理由がわからないとか、
下がったり騰ったりしてから初めて原因を調べて、
過ぎた後に納得するとか。


そういうことを繰り返しているのに、
自分だけには「見えない株安」が見えると思って投資するのは、
なかなかどうして、結構な思い上がりではないかと思う。


超大型か、グロース株。
あるいは、インデックス投資ならば、
比較的安定した上昇が見込めるのだから、
超リターンでも狙わない限りは、それが安定択じゃないでしょうか。


というか、大型のグロース株は、市場を牽引するもので、
ようはそれへの投資は、インデックス投資の上位に
より積極的に順張りするようなもの。


ま、私がそれをつい支持してしまうのは、
ポジショントークとして道理にかなってますね。
つまりはそういうことです。


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6 件のコメント:

  1. みんなと同じやり方だとだれもすごいって言ってくれないからな
    バカだと思うよ

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    1. 辛辣で草
      「個別株運用のブログの方が面白いでしょ」ってコメントが来たあたり、いかにリターンより見栄や面白さを重視する人が多いかがわかりますね

      削除
  2. >自分だけには「見えない株安」が見えると思って投資するのは、なかなかどうして、結構な思い上がりではないかと思う。

    米国の調査によると女性より男性の方が運用パフォーマンスが数%劣るようです。
    男性は売買回転率が高い(自信過剰バイアス、売買コスト高)一方、相場急落時には全売り・現金化(その後の回復局面で機会損失大)してしまう比率が高いからだとか。
    アクティブファンドがインデックスファンドに勝てない理由も高い信託報酬と売買回転率が最大原因。
    「個人投資家はインデックスファンドを買ってただじっとしてろ、動くな」という金言をチャールズ・エリスやジョン・ボーグル、果てはバフェットまでもが言っているのに。
    和製バフェットさんもVOO,VGT,QQQの一括フル投資に到達されたようですね。

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    返信
    1. 個別株投資でも、効率的な運用をすればアウトパフォームもそれなりに見込めるとは思うんですが、そのリターンの高さを保つにはほとんどが長期間の買い増しと放置が大事だと考えると、なかなか皮肉ですよね。
      損切りより、利確時の課税によるリターンの既存が大きいと私は認識しています。

      ところで、和製バフェットさんのそのポートフォリオは、私はだいぶ効率的で良いとは評価しているんですが、個別株を狼狽売りしたわりにはけっこう心理的なリスク高いままあんまり変わってなさそうだなと思いますw

      削除
  3. 完全に同士ですわ。
    指数+レバって攻防一体の秘奥義にしか思えません。

    リスク選好度と許容度でレバETFの保有割合は
    人によって異なりますが、
    このやり方以上に
    守りながら刺しにいける術を知らなんだw

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    返信
    1. 先進国投資だからこそ、米国レバレッジETFが合理的な投資になるんですよね。
      理屈上は、間違いなく安定的に勝てると思っています。

      さて、あとは、その理屈通りに現実が動いてくれることと、私のリスク耐性でガチホできるか、ですね…

      削除

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