2020年6月26日金曜日

インデックス投資の分散指数はリスク許容度でも変わる(理屈上は)

VOOで有名なりんりさんがVXUS(米国外投資)を
買い始めるらしいですね(私の情報っていつも遅い?)


S&P500(VOO)をいかすための国際分散投資(VXUS)
http://etfsp500.com/archives/23729356.html


めちゃくちゃ端的に言うと、
「高齢化でリスク選好度と許容度が変わるから」
全世界投資に切り替えたって言うことらしいですね。
(リスク選好度:値動きの許容の程度
リスク許容度:損失の補填額の程度)


まあなんで米国外の株式を買うことが
「VOOを活かすためのVXUS。S&P500を信頼しているからこそのVXUS」
ってなるのかは、何言っているのか
ちょっとよくわからなかったですけど。


で、このやり方は非常に理にかなってまして、
若いうちは取れるリスクと投資期間、
ボラティリティが荒くてもそれなりに許容できるため、
できるだけ集中投資してリターンの底上げを狙った方がいいです。


つか、むしろ狙わないと碌な利益にならない。
1億の5%リターンは500万ですが、
1000万の5%リターンじゃ50万。
100万の5%リターンなら5万…。


投資額が低いと、ケツを拭く紙にもなりゃしねえ。
投資額が高いと額的なリスクは高いですが、
低リスク低リターンでも十分な額にもなるってことですからね。


つまり、米国に集中投資して、
額がある程度になってきたら、(理屈上は)
より低リスク・低リターンな国際分散投資、
全世界指数への投資に切り替えるのが合理的です。


まあ、米国集中投資より、全世界投資のほうが、
本当にリスクが低いのかどうかについては、
色々意見があるので一概には言えませんが…。
(少なくとも、りんりさんは低リスクとした)


しかし、流石です。VOOに拘るより、
合理的なリスク・リターン考えて投資手法を変えるのは、
投資家として必要な能力です。


なお、今回のりんりさんは米国外株式を買増しすることで、
全世界投資のポートフォリオ比率を整える選択をしました。


達成してから売却リバランスするより、
課税によるリターンを毀損することがないため、
やり方自体は非常に合理的ですが…。


ぶっちゃけ、どれだけ買増しなくてはならないのか、
時価総額で計算しながらやらなくちゃならんので、
それはそれで面倒くさいです(私はね)


そのため、以前の私はりんりさんとは真逆で、
米国ではなく先進国投資をすることで、
若いうちから高リスク・高リターンを狙うよりも、
一切のリバランスとスイッチングをしないことを選択しました。


こっちの方が楽です。
しかも、ファンドは一つなのでシンプルです。


まあ、それに、全世界ファンドではなく、
個別に米国、米国外ファンドを買うと、
時価総額加重平均で勝手にリバランスされるわけではないため、
適宜自分で時価総額加重平均リバランスをする必要があります。


自分で比率を決めると、
アクティブ運用になってしまいますからね。
それがいいかどうかはともかくね。


まあ、細かいこと気にせず、
大雑把に合わせれば良いのかな。


どっちにせよ、考えることはできるだけ少ないほうが良い。
リバランスさえも任せてしまうのが、
先進国や全世界ファンドへの投資です。


と、言いながら。


結局、今の私は、先進国投資のリターンでは満足できず、
米国セクターレバレッジETFに投資することになり…。


そいで、目標額を達成したら売却リバランスで
先進国インデックス投資に切り替えることを選択しました。


畢竟、りんりさんのやり方と
似たような事になりました。


彼は米国集中→全世界投資ですが、
私は米国セクターレバレッジ→先進国投資、みたいな。
時代と投資先は異なりますが…。


ちょっと結局私のほうが高リスクになってんよ~。
うん、合理性を突き詰めた結果がこれですね。


でも期待リターンはこっちの方が高く、
そして早く達成されるから多少はね?


それにもともと、米国集中でも10年程度では
リタイアに関わるほどのリターンにはなりません。


レバレッジでもかけないと早期リタイアに
十分なリターンを得るのは難しいですから。
こうなるのも、仕方ないね。


もちろん先進国指数を買増リバランスしても
絶対追いつけないし、そもそもリタイア後に
レバレッジ投資をする意味もないので、やるつもりはない。


ゴールは売却リバランス前提となる以上、
課税で大いにリターンが毀損されるのは間違いないため、
これも弱点がないわけじゃありませんけどね。


なお、これらの流れはあくまで、
株式投資というリスク資産内の話です。


もっと安定を取るなら、現金や債券など、
別のアセット資産の比率を高めてもいいですね。


結局全世界投資でもボラは荒いっちゃ荒いので、
「全世界インデックス投資でも暴落するじゃないか!」
なんてアホなことは言わないようにしましょう。


(σ`・ω・´)σ応援クリックお願いします♪↓
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

4 件のコメント:

  1. バンガード社は予想だと今後10年の株価は米国以外の方が元気なんじゃよとか言ってるし、今から始める人は若い頃の米国集中投資の旨味がどこまで取れるかよく分からないのは不安ですねぇ

    全世界vsアメリカ集中、現在では永遠に答えが出ない課題

    返信削除
    返信
    1. バンガードは基本的にVTとかのほうが信託報酬を搾れるから推してる、みたいな噂も耳にしたことありますね。どうかは調べてないけど

      削除
  2. 米国セクターレバレッジ(100%)→全世界分散です。対戦よろしくお願いします。

    返信削除
    返信
    1. 勝負だ!!

      なお、インデックス投資家同士の対決はもはや宗派戦争なので非常に不毛です。
      分散派は「低リターンでもリスクは少ないからこっちでよかった」っていくらでも言い逃れできます

      削除

【諸注意】誹謗中傷およびスパム・荒らしコメントのIPログは適宜記録され、必要に応じてブログ運営者によって規制/プロバイダに通報されます。

にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ にほんブログ村 株ブログ 米国株へ