2019年12月20日金曜日

SPXLで長期投資は案外良いかも。「レンジ相場で減価する」のはレバレッジETF固有じゃない。

ずっと前、SPXLは長期投資に向かねーんじゃねーか、
みたいな話をしました。


(※)
SPXL買ってみたい…でも、理性ではわかってるんだ…。
https://mailbox009.blogspot.com/2019/01/spxl.html


というのも、どの投資ブログでも言われているんですが、
「レバレッジETFはレンジ相場で減価する」という呪い、
ようは株価の上げ下げが同じでもだんだん下に減価していく、
という明確なデメリットがあるからです。


しかし、ある投資ブログを見てみたら、衝撃の事実が。


(参照:)
【レバレッジETF減価編】SPXLリスクコントロール・ポートフォリオ
https://yu-kabu-life.com/2019/04/22/leverage-depreciation


これ別にレバレッジETFに限った話では全然なくて、
レバレッジETFは単にその減価の振れ幅が大きいだけで、
普通のインデックス指数にも同様に起きる現象らしいんですよね。


つまり単純な複利の影響ってだけみたいです。
レバレッジETFだからレンジ相場に弱いってわけじゃありません。
レバレッジETFは普通の指数よりレンジ相場に弱いってだけですね。
何を当たり前のことを…と言われるかもしれませんがわしゃ勘違いしてましたね。


(まあ、レンジ相場が続いたら普通の指数以上に
ダメージ食らうんですから実際あんま間違ってはないんですが。)


…そうか、そうだよね。
普通に考えてみたら、レバレッジETFは右肩上がりの場合、
複利によって元の指数の3倍以上にリターンを上げられます。


じゃあ結局SPXLは本当にリスク・リターンも、
ついでに複利の効果も3倍になるだけですね。
レバレッジETF固有のリスクはそういった意味では特にありません。


まあ固有のデメリットといえば、
せいぜい金利面と信託報酬負けの恐れくらいでしょうが、
金利は今全世界下げまくってマイナスマイナスなんで、
どちらかというと追い風になってますね。有利まであるか?


暴落時にやべえ下がると言っても、
下がったらそのぶん買いましすればいいだけですし、
反発した際は莫大な利益になるわけですから取り戻せるまであるでしょう。


アメリカが絶対勝つ(金利爆上げなし)、なんていう前提なら、
S&P500に普通に投資するよりかはバリ良いですねやっぱり。
これは中長期投資も前提に入るかもしれませんね?


その場合、出口戦略だけはちょっと注意しなくてはなりませんが、
ふつうにいい感じのときにS&P500や先進国指数とかに切り替えれば良いと思います。


まあつまり倍程度のリターンの時に
一括売却してスイッチングすればいいだけかなと。


その安定的なやり方をとっても、課税30~20%だとして、
リターンは(S&P500のリターン×2)/7割ほどですから、
例えばS&P500が年利7%だったら、10%は堅いか?
あまりに雑な計算ですが、夢が広がりますね~。


そう考えると十分に投資先として選べますね。
これ、私もう米国株買うんだったら個別株でもVGTでもなく、
SPXLを買うと思います。


まあ税金控除やスイッチングとかも考慮したら
もう完全にめんどいんでやっぱ買いませんけど。
セミリタイア時期が延びるリスクは1ミリたりとも負いたくありませんわ。


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2 件のコメント:

  1. 1000万以下程度の資産であれば下落の絶対額もたかがしれているので、SPXLは短期間に資産を増やす良い選択かと

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    返信
    1. なるほど…言われてみればそういう考え方もありますね。
      つい「どうせ増えても大した額じゃねえしな~」なんて思っちゃいますね私w

      削除

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