2019年6月26日水曜日

学校で金融や税金教育しろ!ってのは難しいですよね。つか無理かと思うなあ。

「国はとても不親切だ」
「資本主義で本当に必要なことは、国は教えてくれない」
「福祉や税金の免除方法って自分で調べないといけないよね…」
「投資について学ぶ機会がない!!」



まあ実際この不満はありますよね。
国民年金の免除方法や、副収入をいくらもらったら確定申告しなくちゃならないだとか、
それにかかる経費の計上方法だとか按分方法だとか、
一月の医療費にかかる費用を負担してもらえる高額医療費制度だとか、
資本主義なくせに一切投資について学ぶ機会がないとか、
当時の授業内容を思い返すとそうでした。
(言うまでもなくぽすとちゃんはガッツリゆとり世代です)


当たり前だけど、こういう実用的・具体的な内容は学校の授業では学べません。
公民や政治経済とかいう唯一それっぽい教科でも私は学んだ記憶は無いですね。
どっちかというとそれは倫理や道徳だとか、
国会の成り立ちや内閣の運営についての内容が多かった気がします。


特に投資などに関しては、資本主義で労働者として生きることになるうえで、
絶対必要な概念な上、若いうちから知っておいたほうが間違いなく得だということは、
私たちにわか投資家でも知っていることですが、
若いうち…とくに学生のなかでこれが学べる授業はほとんど存在しません。


唯一学べるとしたらせいぜい世界史ぐらいでしょうか。
1600年前後の大航海時代の折、イギリス東インド会社や、
オランダ東インド会社が設立され、これが株式会社および株式投資、
ひいては配当金という概念のもとになったのですが、
これも今思い返すとそうだったなあと思うぐらいで、
当時はこれを学んで株式投資しようとは思いもしかなったでしょう。


※株式会社の発端について語った私の記事
世はまさに大航海時代!ブラック企業よりブラック・ペッパーだ!
https://mailbox009.blogspot.com/2018/05/blog-post_17.html


まあねえ、でも実際に税金や具体的な福祉政策、
ひいては株式投資の基本や投資手法を学校教育で教えるのは難しいですよねやっぱ。


国の財源だって限りがありますから、
「国民にとってお得な制度を国は教えてくれない」と文句を言っても、
実際に制度を使える人が全員制度をうまく活用してしまったら財源がやばくなります。


ひいては私たち国民自身に負担としてのしかかりますから、
実は長い目で見ると、「知っている人だけ知っている」という状況は、
あらゆる方面において非常に勝手が良いんですよ。私たちにとってもね。


株式投資に関しては、概念から投資手法のあれそれまで教えても良いと思いますが、
普通に考えて、株式投資について語ってくる先生とかいたら、
保護者側としては胡散臭すぎて嫌でしょう?


もう現時点の日本人の金融リテラシーからしたら、
政治とか宗教について語ってくる怪しい教師としか思えません。


いくらインデックス投資が良いものだ!とか自分で本気に思って力説したって、
FXや不動産を勧めてくるのとさして変わらんし…。
というか力説すればするほどドン引きです。信じるわけがない。
(他人に糖質制限語るたびにボロクソ言われる私みたいなもんですね(笑))


これからこの先もずっとこういった柔軟な学習は無理でしょうね。
モラルやPTA云々の問題もそうですけど、
まずカリキュラムがガッチリ教科でハマってますからね。


とはいえ、まあ、幸いにも、
今やそのへんの小学生すらスマートフォンを持ってる時代ですから、
自分たちで情報を収集すること自体はとても簡単にできるようになりました。


つまりは、私たちのような投資ブロガーも市井の人への投資の啓蒙責任を
大きく担っているということです。


そして、それは同時に、私たち投資ブロガーにも強く誠実さが求められます。
投資ブロガーの人たちには、ぜひ誠実な情報提供をしていってもらいたいですね。


騙されたくない人は、一つのブログだけ見るのではなく、
色々なブログを流し見して、どれが正しい情報なのか多角的に判断しましょう。


ところで、私のおすすめは下記のブログです。
ブログ主さんは美少女だし、とっても誠実ですよ!


爆アド!-投資・糖質制限・セミリタイア-
https://mailbox009.blogspot.com/



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10 件のコメント:

  1. ギャクシー2019年6月26日 20:37

    胸が無いんですが舐めてるんですか?
    金融リテラシー
    たしかに大事な者でしょう
    でもね人生にはもっと大事なものもあるでしょう
    その最たる例が胸です
    胸というのは夢です
    お金で夢を買うのは実に儚き者ですが、胸によって与えられる夢というのは非常に実存的
    株はリターンが同じならばボラティリティは低い方が良い(ボラティリティのおかげで株式プレミアムがあるともいえるが)とされていますが
    お金のような儚き存在
    それに対する実存の胸
    どちらが良いものかは一目瞭然

    まあこんな理屈を理解することができるのもまた金融リテラシーのおかげというもので、
    やはり金融リテラシーは大事なものだと言われるならば首を縦に振らざるを得ない気もしますが
    そんな鳥が先か卵が先かみたいなこと哲学的なことは哲学者に任せておき
    胸の存在をもっと大事にしろと
    ただそれだけを言いたかったです

    返信削除
  2. おっぱいがないのは甚だ遺憾です。

    返信削除
    返信
    1. 貧乳じゃダメなんですか💢💢💢💢

      削除
  3. ぽすっちの言いたいことはわかる。確かに金銭的な教育は必要だけど実質無理じゃね?って話。個人的には頑張って勉強した先がクソみたいな会社しかなく投資に触れることがない現状がダメな気がする。
    絵の才能があるんだからよくある漫画×お金で頑張ってみることはできんの?

    返信削除
    返信
    1. バブル期にクソみたいな土地投資が流行ったおかげで、
      そのあとにみんな投資をしなくなり、
      おかげで投資機関などは生きるためにその場しのぎのクソ商品売りつけまくり、
      おかげでさらにみんな投資をしなくなり…
      みたいなのが今の悪い流れの原因だと私は思っています。

      それと同時に、今まさにその悪い流れを低コストインデックスや
      つみたてNISAなどで断ち切れそうというところなんですが…
      2000万円問題で金融庁の立場がねえ…

      私の漫画や絵は残念ながらまったく売れません。仕方ないね。

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  4. ぽすとちゃん、いつもブログ楽しみにしています。ハイプレ弱体化しましたね。
    質問があります。中国は、社会主義なのに貧富の差があるのですか?職場で話題に出たけど、ガールズトークなので、また、すぐ違う話題にいきました。なんでかな?って疑問が…見解聞きたいです。

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    返信
    1. 中国は社会主義国家ですが、どちらかというとその本質は、
      「資本主義経済が発展しており、市場に介入できる力を持った政府がある国」
      という表現が正しいと思われます。

      中身は資本主義がはびこっているため貧富の差が拡大しますが、
      政府自身は弱者を救済しようとなんて思ってないため社会保障は整備されず、
      そのくせ社会主義特有の強大な権威を持ってますから、
      市場を自由に操作できます。アップルを排除したりね。

      あ、でも、それよりもどっちかというと国土が広すぎて
      貧民に対して社会保障が追いつかないとか、
      そもそもまだ農工民がいっぱいいるとか、
      識字率やら教育普及率が低すぎるとかいう理由の方が大きいと思います。
      あそこまだ新興国なんで。一応。

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  5. ぽすとちゃんは、私の中で教員免許をもっています。

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    1. 前後がわかりませんが、一応大学時代は教員免許とろうと思ってました。

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  6. ぽすとちゃんありがとうございました。一つ賢くなりました。美少女なのに喜怒哀楽、感情という感情が欠落していて、感情オフなところが大好きです。

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