2019年2月24日日曜日

セミリタイア後の投資は何にしたらいいのka

ツイッターでちょろっと、
キモヲタパチカスうさぎおじさんというインデックス投資家の方と
お話ししてたんですが、「セミリタイア後の投資ってどうしたらいいんだろ」
とふと私自身疑問に思いました。


今はもちろんインデックス投資をしていますが、
なにもセミリタイア後にまで無理をして
インデックス投資を続けるだけが選択肢ではありません。


他の可能性についても考えてみるのもよいかもしれませんからね。


さて、セミリタイアした後に、
現金で保有しおく、という選択肢は、
もちろんインフレリスクや、それどころか資産額的に
まず現実的ではありません。


とすると、どうしてもなにかしらの
投資商品に頼ることになります。
不動産・FX・ソーシャルレンディング・グロース株・高配当銘柄
そしてインデックス投資…。


まあいうまでもなく、昔は神話のごとき語られてきた
不動産投資でセミリタイアは悪手といってもいいでしょう。


不動産は初期投資が必要な以上、
そもそもそのお金でセミリタイアが考慮に入りますし、
ローンを組んだ場合、今度はそれが借金になって
セミリタイアまでの期間を繰り延べる、というような
本末転倒の事態になってしまう可能性が高すぎます。


そして、さらには管理するためにかなりの労力が割かれるため、
単純に労働者時代にはかなりの重荷になり、
セミリタイア後も気が抜ける間がありません。


だいたい、セミリタイアと不動産物件の
経年劣化の相性もそもそも悪すぎます。
セミリタイアしてから負債になってどこにも売れなくなるとか明らかに最悪です。
つーわけでNG。


次のFXですが、まあこれも悪手のさらに上の悪手。


だいたい、どちらかというと、
セミリタイア前の労働期間を短くするために、
多大なリスクを背負って大金を稼ごうとする投機そのものであり、
借金を負えばセミリタイアは遠のき、
セミリタイア後に借金すればセミリタイアから卒業必至です。


つーわけでもちろんNG。
まあ当然ね。


ソーシャルレンディングですが、最近できたばかりのため、
私たちがセミリタイアするときには制度がもしかしたら
整ってくれているかもしれない、という期待はあります。


今はそれこそmaneoとかも問題おこしっぱなしですが、
金融庁などがいい感じにその担保について補償してくれるようになったりとか、
今現在は雑所得計上だけど、特定口座が実装されて20%均一税金になったりとか、
いろいろと期待できる余地はじみ〜にあります。


とはいえ、現実問題問題おこりっぱなしでやっぱりNG。
今時点では決して投資しないほうが良いでしょう。
やるとしてもそのへんのブロガーに騙されんなよ!!!


グロース株(成長株)、と書きましたが、
これに関しては要はバリュー株などを買ったりして、
その差益で儲けるとか、またはそのまんまグロース株だけで
ひたすら安く買って高く売るを繰り返すとか、
そういう手法を取れます。


これだとセミリタイアというより、
デイトレード・スイングトレードを繰り返す
実質株トレーダーとして生きていくことになりますが、
専業株トレーダーの道はあまりにも厳しく、
特にデイトレードはあまりの厳しさに精神を発狂してしまう人までいる始末。


これが労働所得で生活を賄えているうちならまだしも、
株トレードそのもののみに頼っていくことになれば、生活費のためだけでも
毎年100万〜200万近くは絶対に利益を上げなくてはならず…。


資産が多ければ多いほど取引額も莫大になるため、
サラリーマンなんてメじゃないくらいリスクと精神負担がヤバい。


なにせ失敗したら死、
つまりデッド・オア・アライブですから…。


じゃあ、高配当銘柄を保有し続ければいいんじゃないか、
という選択肢ですが、確かにこれは今までの中では一番マシですね。


こっちは連続増配をずっとしている企業なら結構堅い。
グロース株やバリュー株を売買するのと違って、
よほどひどい事態にならなければずうっとガチホしているだけで
安定した不労所得が手に入るのも大きい。


とはいえ、それはあくまで理想論であって、
個別株特有の事業リスク・倒産リスク・経済リスクだってもちろんあります。
だいたい連続増配企業といえど減益しないとも限らないしね。


下がった時に損切りしないといけない、という不安もあるうえ、
米国高配当銘柄だった場合はドルに換金する必要があり、
どちらにせよ口座にずっとかじりつかざるをえず、
否が応でも投資について毎日考えねばなりません。


最後にやはりインデックス投資ですが、
こちらはほとんどが配当金を出さないため、
自分の好きなタイミングで、必要なぶんだけ利確していけばよいです。


利益確定タイミングがわかりづらいかもしれませんが、
簡単な指標として、株価が高いなとネットで話題になったらそのあたりで売って、
株価が低くてもう終わりだ、と世間が言い始めたら売りを控えればよいです。


そんなクソみたいな判断でいいの?と思われるかもしれませんが、
天井と底を判断するのは難しいため、世間が話題にしている
そこそこのタイミングで売ったり買ったりすれば、
少なくとも大儲けはせずとも大損もしません。


もちろんインデックス投資とはいえ、市場のトラブルが大きく影響してきますが、
こちらは倒産リスクもなければ、暴落してもいずれは回復・上昇します。
過去の暴落では、米国だったら2年程度で戻しましたからね。


「そんなんずっと暴落回復しなかったらどうするんだよ」とかはあると思いますが、
そんなレベルの経済危機が起きたら、まず個別株投資家が死滅しますし、
もっとひどければ資本主義が崩壊するので、なにしててもダメです。


暴落回復の間の2年の間に生き残るための資産がないのなら、
そのときはおとなしくあきらめて働きましょう。
勝ってるときにおおめにキャッシュを用意しておくのも手です。


まあお勧めは、例えば2100万を投資しておいて、
毎年使いきるかは別として、常に投資金額が2000万になるよう、
100万円前後を現金化し続けるのが良いかと思います。


勝ってる年は120万円現金化でき、残りの20万円を貯金しておいて、
負けた年に80万円しか現金化できなかったら、先ほどの20万円で補填するとか。


これなら投資知識や経済知識がなくてもなんとかなりますよ。
ルールを決めておけば迷わないし、年に数回口座見るだけ。
年利5%計算ですし不可能じゃないし。


足りなかったら節約するか、やっぱり働いてください。(無慈悲)
この柔軟性がセミリタイアなので。


ありゃぁ^〜、というわけでやっぱりセミリタイアは
インデックス投資が良いという私の結論になってしまいましたね。


う^〜ん当然の帰結。だって私インデックス投資ブロガーですし。
多分これが一番健全だと思います。


唯一並び立て、かつもっと利益を上げられるとしたら、
やっぱり専業株トレーダーになってデイトレとかするぐらいですが、
インデックス投資に劣後する投資家がかなりいる以上、
天才トレーダーでもない私たちにそれは現実的ではありません。


ただでさえセミリタイアという不安定な立場にいる以上、
リスクもリターンも程よく、さらにはある程度自分で操作可能な、
インデックス投資による定額の積み下ろしが、
一番経済的にも精神的にも良いと思いますよ。







あ、さて。
ちなみに番外編です。


ブロガーに関してですが、
セミリタイアブロガーで有名な人生よよよ氏とか(月Pv30万)、
インデックス投資ブロガーで有名なたわら男爵氏ですら(月Pv30万)、
ほぼブログ専業で毎日更新でも3万円程度しかいっていません。


なんで、ブロガーでセミリタイア。
無理ですねこっちは。


それにいつ改悪されるかわからんしね。
不安定なのでやめたほうがいいかと。


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2 件のコメント:

  1. 不思議なブロガーもいますけどね。
    よよよ氏とかより全然PV低くてセミリタイア村なんかもOUTポイント大したことないのに5万円以上稼いでるとかいるし

    返信削除
    返信
    1. 自己申告制だし、本当かどうか怪しいですね~

      削除

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