一人で外食していたことにマウント取られたことにマウントとった時点で負け

そういえば、ツイッターでふと、
このようなことつぶやいている人がいましたね。


「女性が一人で外食していたら、『あの人、一人で外食していて寂しそう』
『ああはなりたくないね』とか言われた。
こういう固定観念に囚われている人たち、逆にかわいそうだよね」


みたいなの。


まあ前半は良いんですよ。
前半は。


ただ、後半のマウント取りがとても惨めです。


いえね、もちろん、一人で外食することは全然ヘンじゃないですよ。


昔はどうだったかは知りませんけど、今は特別なことでもないし、
私は良いと思います。


というか私だってたまにしますし。
友達と一緒の方が楽しいから、あまりやりませんけどね。


でも、この話の論点はそこじゃなくて、ツイートした人が、
陰口に対して、マウントを取り返しちゃったことです。


この人が、一人で外食していることに対して、
なんの後ろめたさも、恥ずかしさも感じていませんよ、
というのなら良いんですけどね。


わざわざ、「一人で外食していることが寂しいとか、
こいつらの生き方、寂しいな～～」とか、
なんだか必死になって言ってしまうということで、
かえってツイートした人がとりわけそのことを意識しすぎている、
という表明になってしまうのです。


いわゆる、図星です。


こういうのをネットでは、ノーダメアピールといいます。


まあリアルでもいますよね、「全然効いてないしｗ」
みたいなこと言っちゃう人。


アリに噛まれても、そもそも象は気づきもしません。
本当に気にしていないのなら、歯牙にもかけないってことですよ。


当人にそのつもりがないにしても、
おひとりさまさびしいでちゅね～、と言われて、
ああん！？なんだこいつ！！なんてキレたら、
他者からは図星なんだな、と思われること必至でしょう。


他人の視線に囚われている間は、おひとりさまとして失格ですね。